「Export Utility ("To") (エクスポート・ユーティリティーの「宛先」)」パネル

「Export "To" (エクスポートの宛先)」パネルを使用して、エクスポートするデータが入っているデータ・セットの 名前、(オプションで) テンプレート・データ・セットの名前、および処理オプションを指定します。

パネルとフィールドの定義

  Process   Options   Utilities   Help
 ──────────────────────────────────────────────────────────────────────────────
             From DSN81010.EMP
 Command ===>  

 To Partitioned, Sequential or VSAM Data Set:
    Data set name . . .                                              
    Member  . . . . . .         
    Volume  . . . . . .       

 To Copybook or Template:
    Data set name . . .                                              
    Member  . . . . . .           

 Processing Options:
    Template/Copybook usage     Disposition           Enter "/", "A"lways
    3   1. Above                2  1. Old or Reuse    _  View options
        2. Previous                2. Mod             A  Edit template mapping
        3. Generate from table
        4. Generate/Replace                           Generated copybook
        5. None. (CSV output)                         1  1. No display
       6x. Gen/Rep copybook (x=AOP)                      2. View
                                                         3. Edit
 Command ===>                                                                 
  F1=Help      F2=Split     F3=Exit      F7=Backward  F8=Forward   F9=Swap
 F12=Cancel
Data set name (データ・セット名) (To Partitioned, Sequential or VSAM Data Set (宛先区分、順次、または VSAM データ・セット))
出力データ・セットの名前。
Member (メンバー) (To Partitioned, Sequential or VSAM Data Set (宛先区分、順次、または VSAM データ・セット))
出力メンバー名 (該当する場合)。
ボリューム
データ・セットがカタログされていない場合、ボリューム通し番号。
Data set name (データ・セット名) (To Copybook or Template (宛先コピーブックまたはテンプレート))
データ・セットを記述するコピーブックまたはテンプレートが入っている順次データ・セット または区分データ・セットの名前。完全修飾データ・セット名またはパターンのどちらでもかまいません。名前には、メンバー名または名前パターンを括弧で囲んで組み込むことができます。メンバーをここで指定する場合は、関連した「Member (メンバー)」フィールドは空でなければなりません。
Member (メンバー) (To Copybook or Template (宛先コピーブックまたはテンプレート))
「Data set name (データ・セット名)」フィールドに、括弧で囲んだメンバー名または名前パターンを組み込まずに区分データ・セット (PDS) の名前を指定した場合は、このフィールドを使用してメンバー名またはメンバー名パターンを指定できます。
Template usage (テンプレートの使用法)
「Export Utility To (エクスポート・ユーティリティーの「宛先」)」パネルには、テンプレート処理について次の 5 つのオプションがあります。
1.上
パネルの「To Copybook or Template (宛先コピーブックまたはテンプレート)」セクションにコピーブックまたはテンプレートの名前を入力する必要があります。メンバー名またはパターンを指定しないと、FM/Db2 はメンバー選択リストを表示します。コピーブックまたはテンプレートが入っているメンバーを指定すると、表に対応して自動生成されたテンプレートの代わりにこのテンプレートを使用して処理が続行されます (「Template usage (テンプレート使用法)」のオプション 3 を参照)。
2.前
この表の最後の (直前に使用した) テンプレートを使用します。
3.Generate from input (入力からの生成)
入力テンプレートに基づいてテンプレートを生成しますが、そこには、入力テンプレートで選択された列のみが組み込まれます。パネルの「To Copybook or Template (宛先コピーブックまたはテンプレート)」にデータ・セット名を指定した場合には、それは無視されます。生成されたテンプレートは保管されません。
4.Generate and save (生成して保管)
入力テンプレートに基づいてテンプレートを生成しますが、そこには、入力テンプレートで選択された列のみが組み込まれます。このオプションは、テンプレート・データ・セットの名前 (およびオプションのメンバー名) をパネルの「To Copybook or Template (宛先コピーブックまたはテンプレート)」セクションに入力するために必要です。メンバー名またはパターンを指定しないと、FM/Db2 はメンバー選択リストを表示します。生成されたテンプレートは保管されます。
5.なし。(CSV output)
FM/Db2 は出力テンプレートを使用しません。このオプションは、エクスポート・データ形式が CSV に設定されている場合にのみ有効です。
Gen/Rep copybook (x=AOP)
エクスポートされたデータを記述したコピーブックを生成して保存します。このオプションは、コピーブック・データ・セットの名前 (およびオプションのメンバー名) をパネルの「To Copybook or Template (宛先コピーブックまたはテンプレート)」セクションに入力するために必要です。メンバー名またはパターンを指定しないと、FM/Db2 はメンバー選択リストを表示します。生成されたコピーブックは保存されて、同じ名前のすべてのメンバーが置き換えられます。
  • 高水準アセンブラー・コピーブックを生成して保存するには、6A を指定します。
  • COBOL コピーブックを生成して保存するには、 6O を指定します。
  • PL/I コピーブックを生成して保存するには、 6P を指定します。
後処理
エクスポートされたデータが入っているデータ・セットの後処理。
1.Old or Reuse (旧または再使用)
エクスポート・データが存在し、エクスポートされたデータが既存のデータを置き換える場合、「1」を指定します。
2.Mod (変更)
以下のいずれかの条件では、「2」を指定してください。
  • エクスポート・データは存在しないため、作成する必要がある。
  • エクスポート・データ・セットが存在し、エクスポートされたデータは既存のデータに追加される。
以下のオプションは、「⁄」または「A」を入力することで選択できます。
Edit options (オプションの編集)
「Export Options (エクスポート・オプション)」パネルの 2 番目の画面を表示するにはこのオプションを選択します。デフォルトでは、このオプションは選択されていません。
Edit template mapping (テンプレート・マッピングの編集)
データをエクスポートする前に、データのエクスポート先の区分データ・セット、順次データ・セット、または VSAM データ・セットのテンプレートを編集するのに使用します。デフォルトでは、このオプションは選択されていません。
注: テンプレート・マッピングは CSV 出力には適用されません。「Template usage (テンプレートの使用法)」のオプション「5.なし。(CSV output) (なし。(CSV 出力))」を参照してください。

親パネル

子パネル

このパネルの表示方法 使用または実行する機能
「Template Mapping (テンプレート・マッピング)」パネル 「Edit template mapping (テンプレート・マッピングの編集)」を選択します。

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