「Edit/Execute SQL (Data Set) (SQL の編集/実行 (データ・セット))」パネル
「Edit/Execute SQL (Data Set) (SQL の編集/実行 (データ・セット))」パネルを使用して、データ・セットに含まれている SQL ステートメントを編集および実行します。
パネルとフィールドの定義
Process Options Utilities Help
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FM/Db2 (DFE2) Edit/Execute SQL (Data Set)
Input Data Set:
Data set name . . .
Member . . . . . .
Volume . . . . . .
SELECT statement options:
Row count . . . . . 100 Number of rows to browse
Processing Options:
Execution options Enter "/" to select option
First column / Edit data set
Last column / Execute SQL from data set
Comment chars Re-edit data set after execution
Create audit trail (*)
Command ===>
F1=Help F2=Split F3=Exit F7=Backward F8=Forward F9=Swap
F12=Cancel
- データ・セット名
- 編集する SQL ステートメントが入っているデータ・セットまたは PDS メンバーの名前。完全修飾データ・セット名またはパターンのどちらでもかまいません。名前には、メンバー名または名前パターンを括弧で囲んで組み込むことができます。メンバーをここで指定する場合は、関連した「Member (メンバー)」フィールドは空でなければなりません。
- Member (メンバー)
- 「Data set name (データ・セット名)」フィールドに、括弧で囲んだメンバー名または名前パターンを組み込まずに区分データ・セット (PDS) の名前を指定した場合は、このフィールドを使用してメンバー名またはメンバー名パターンを指定できます。
- ボリューム通し番号
- データ・セットが入っているボリュームの通し番号 (該当する場合)。
- Row count (行カウント)
- 処理されている SQL ステートメントが SELECT ステートメントの場合に、FM/Db2 エディターにロードされる行を制限します。SELECT ステートメントですべての行をロードするには、このフィールドに「*」または「ALL」を指定します。
- First column (最初の列)
- 最初のデータ列。SQL ステートメントの生成時に、FM/Db2 はこの列番号より左方のデータはすべて無視します。値を指定しない場合には、ステートメントは 1 列目で始まると見なされます。
- Last column (最後の列)
- 最後のデータ列。SQL ステートメントの生成時に、FM/Db2 はこの列番号より右方のデータはすべて無視します。値を指定しない場合には、ステートメントはデータ・セット・レコードの終わりまで継続すると見なされます。
- Comment chars (コメント文字)
- このオプションは、データ・セット内のコメント行であるレコードを示す 1 または 2 文字 (例えば、
--
) を指定するために使用します。指定された文字 がデータ・セット・レコード内の最初の非ブランク文字である (しかも、ステートメントのその部分 が引用符で囲まれたストリングの中にない) 場合には、FM/Db2 はそのレコードを無視します。 - Edit data set (データ・セットの編集)
- FM/Db2 は、指定されたメンバーまたはデータ・セットについて ISPF 編集セッションを開始します。
このオプションを使用して、実行可能な状態で保持できる SQL ステートメントのライブラリーを使用することができます。
編集セッションを終了するには、Exit function key (F3) を使用します。行ったすべての変更が保管されます。
- Execute SQL from data set (データ・セットから SQL を実行)
- FM/Db2 は、データ・セットまたはメンバーを読み取り、それが抽出できる SQL ステートメントを実行して、適用できれば結果を戻します。
FM/Db2 が結果表またはエラー・パネルを表示した後に、データ・セットまたはメンバー内の次の SQL ステートメントを実行するには、Exit function key (F3) を使用します。
ステートメントを実行しないか、あるいはエラーまたは結果パネルが表示された後の任意の時点に 「Edit and Execute SQL Statements from a Data Set (データ・セットからの SQL ステートメントの 編集および実行)」パネルに戻るには、Cancel function key (F12) を使用してください。
- Re-edit data set after execution (実行後にデータ・セットを再編集)
- FM/Db2 は、データ・セット内のステートメントの実行を完了した後に、編集セッションを 再起動します (「Edit and Execute SQL Statements from a Data Set panel (データ・セットから の SQL ステートメントの編集および実行)」パネルには戻りません)。
- Create audit trail (監査証跡の作成)
- 注: SAF 規則によって必要となる場合は、SAF で制御された監査のオプション名に「(*)」が 付加されます。FM/Db2 による Db2® へのアクセスを FM/Db2 監査ログに書き込むかどうかを制御します。このオプションは、SAF 規則で制御された監査が有効である場合にのみ表示されます。
FM/Db2 は、SMF、またはデータ・セットのいずれかに監査レコードを書き込むことができます。
FM/Db2 監査の制御に SAF 規則が使用される場合、監査レコードを書き込むかどうかは、処理対象の Db2® オブジェクト名と、現在のユーザー ID (TSO ログオン ID) に基づいて決定されます。そのため、ある Db2® オブジェクトの処理には監査が必要でも、別のオブジェクトの処理には必要でない場合があります。また、特定の Db2® オブジェクトの監査要件を変更できなくても、別の Db2® オブジェクトの監査要件は変更できたり、他の TSO ユーザー ID に対しては要件が異なったりする場合があります。
特定の Db2® オブジェクトの処理中に、監査設定を変更する権限を持っていない場合、FM/Db2 によって、間違った設定を入力しているのではないかというプロンプトが出されます。特定の Db2® オブジェクトに対する監査設定を設定する権限を持っている場合、FM/Db2 は、このフィールドにどのような値が指定されてもそれを受け入れます。
親パネル
子パネル
なし。