「Set Print Processing Options (印刷処理オプションの設定)」パネル

「Set Print Processing Options (印刷処理オプションの設定)」パネルを使用して、現行 FM/Db2 セッションの処理を制御します。

これらのオプションは ISPF プロファイルの中に保管され、ある FM/Db2 セッションから次のセッションまで存続します。

パネルとフィールドの定義

 Process   Options   Help
────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────
 FM/Db2 (DFE2)            Set Print Processing Options

 Print Options:
    Output destination      Record length      Enter "/" to select option
    1  1. SYSPRINT          2  1. 80              Page skip
       2. Terminal             2. 132          /  Wide print
       3. Data set                             /  Translate non-printable chars
       4. REXX                                    Uppercase message text

    Data set DISP
    2  1. OLD
       2. MOD

    Data set name  . . FMNUSER.FMN.LIST                                      
    Output class . . . A
    Lines per page . . 50  
    Record limits  . . (1,*)               (n,m) n=begin column, m=end column


Command ===> __________________________________________________________________
 F1=Help      F2=Split     F3=Exit      F4=CRetriev  F6=Reset     F7=Backward
 F8=Forward   F9=Swap     F10=Actions  F12=Cancel
Output destination (出力宛先)
バッチ実行以外の印刷出力の送信先を指定します。
SYSPRINT
現行の SYSPRINT 割り振りに、印刷出力を送信します。
Terminal (端末)
印刷出力を TSO 端末に送信します。
データ・セット
出力は、「Data set name (データ・セット名)」フィールドに指定される印刷データ・セットに累積されます。このデータ・セットは、PB コマンドを使用してブラウズできます。あるいは、PRINT コマンドを使用して、「Output class (出力クラス)」フィールドにクラスを指定して、ブラウズ中に印刷のために JES スプール・キューに送信することもできます。
REXX
出力を REXX ステム変数に送信します。各行は、FILEM.nnn という変数に対応します。FILEM.0 には行数が含まれます。

「Print Browse (印刷ブラウズ)」(オプション 3.9) で PRINT 基本コマンドを使用している場合、または File Manager/Db2 パネルでバッチ実行を指定している場合は、印刷出力は常に SYSOUT クラスに送信されます。

Record length (レコード長)
印刷出力の行長を指定します。
80
印刷出力の行長は 80 文字で、端末に適しています。
132
印刷出力の行長は 132 文字で、プリンターに適しています。
注: 「Record length (レコード長)」は、以下の場合には適用されません。
  • データが TABL 形式で印刷される。または
  • 比較出力リスト用に幅の広い形式を指定する。
上記のいずれかの場合にデータを印刷すると、行の長さは、印刷されるフィールドの数とサイズから決定されます。この長さがデータ・セットに指定されたレコード長より大きい場合は、印刷行は切り捨てられます。印刷行の最大長は 32760 文字です。
Data set DISP (データ・セット DISP)
印刷データ・セットの後処理を指定します。
OLD
各印刷操作の前に印刷データ・セットがクリアされ、印刷出力はデータ・セットの先頭から書き込まれます。
MOD
デフォルト設定。印刷出力は、既存の印刷データ・セットに付加されます。
Page skip (ページ・スキップ)
これを選択すると、各機能の印刷出力は改ページにより開始されます。
Wide print (ワイド印刷)
選択されると、割り振る (新規の) 印刷出力データ・セット (オンライン) または SYSPRINT 割り振り (バッチ内) では、FM/Db2 は、最大のレコード長/ブロック・サイズである 32756/32760、およびレコード・フォーマットとして VBA を使用します。

選択されない場合、割り振る (新規の) 印刷出力データ・セット (オンライン) または SYSPRINT 割り振り (バッチ内) では、FM/Db2 は、レコード長/ブロック・サイズである 133/137 およびレコード・フォーマットとして VBA を使用します。

注: この設定は、実行時に出力データ・セットが新しく割り振られる場合にのみ適用されます。事前割り振り印刷出力データ・セットではこの設定は無視されます。
Translate non-printable chars (印刷不能文字の変換)
FM/Db2 が、印刷不能文字を変換する方法を指定します。

これを選択すると、変換テーブルが使用されて印刷不能文字がブランクに変換されます。

これを選択しない場合、変換は実行されません。特殊印刷チェーンをサポートするには、PRTTRANS=OFF を使用します。これによって、印刷が高速になります。

印刷変換テーブルの変更については、File Manager Customization Guide を参照してください。

Uppercase message text (大文字のメッセージ・テキスト)
すべてのメッセージ・テキストが大文字に変換されます。
データ・セット名
「Output destination (出力宛先)」「3」(データ・セット) を指定した場合、印刷ブラウズ (PB) 機能を実行しているときに PRINT コマンドを入力すると、FM/Db2 は印刷出力をこの一時データ・セットに送信します。

FMN のインストール済み環境で変更を行っていない限り、デフォルトは userid.FM/Db2.LIST です。

Output class (出力クラス)
一時印刷データ・セットをブラウズしているときに PRINT コマンドを発行する場合に使用される JES スプール・キューのクラス。
Lines per page (ページ当たり行数)
印刷出力の各ページに印刷される行数を指定します。1 から 999 までの値が指定できます。デフォルトは 60 です。
Record limits (レコード制限)
データを CHAR または LHEX 印刷形式で印刷するときに、各レコード (または OAM オブジェクト) の印刷出力を制限します。
(1,*)
レコード (またはブロック) の全体が印刷されます。
(n,m)
印刷出力を n 桁目 (バイト目) から m 桁目 (バイト目) のデータに制限します。m にアスタリスク (*) を指定すると、レコードの終わりまでの意味になります。

親パネル

子パネル

なし。

関連するタスク