「Export Options (1 of 3) (エクスポート・オプション (3 の 1))」パネル

「Export Options (1 of 3) (エクスポート・オプション (3 の 2))」パネルを使用して、FM/Db2 の作動方法に影響を与えるさまざまなオプションを設定します。これらのオプションは ISPF プロファイルの中に保管され、ある FM/Db2 セッションから次のセッションまで存続します。

パネルとフィールドの定義

1. 「Export Options (1 of 3) (エクスポート・オプション (3 の 1))」パネル
  Process   Options   Utilities   Help
 ────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────
 FM/Db2 (DFG2)             Export Options - (1 of 3)            Global Settings

 Data Format:
    1  1. FM/Db2 (SQLDA) format        Enter "/" to select option
       2. Db2 UNLOAD format            /  Native unicode processing
       3. DSNTIAUL format
       4. User defined
       5. Delimited variables (CSV)

 Execution options:
    Select option
    2  1. Online                       Enter "/" to select option
       2. Batch                   -->     Batch data set creation
       3. Batch, using Db2 UNLOAD -->     Edit Db2 UNLOAD options

 More Options:
    Enter "/" to select option
    /  Null indicators / CSV options   (For user-defined, CSV data formats)
       Data type format                (For user-defined data format)
 Command ===>                                                                  
  F1=Help      F2=Split     F3=Exit      F7=Backward  F8=Forward   F9=Swap
 F11=NxtPage  F12=Cancel
データ形式
エクスポート・ユーティリティーがデータをアンロードする形式は、以下の通りです。
  • FM/Db2 (SQLDA) 形式。Db2® 内部形式。これは、デフォルトです。
  • Db2® 外部 (またはアンロード) 形式。
  • Db2® DSNTIAUL アンロード形式。これは、Db2® DSNTIAUL サンプル・プログラムで使用される形式です。
  • ユーザー定義形式。
  • 区切り文字で区切られている (CSV) 形式。

    FM/Db2 は、列間をコンマで区切る CSV ファイルとして、出力ファイルにデータを書き込みます。

    各列のデータが、列番号順に出力レコードに表示され、各データ値は区切り文字によって次の値と区別されます。

    Db2® この方法でエクスポートされた データは、「Import (インポート)」(オプション 3.6) を使用してインポートすることはできません。このようなデータは、スプレッドシート・アプリケーション・プログラムで使用されるものです。

Native unicode processing (ネイティブ Unicode 処理)
表からデータ・セットにデータをエクスポートする場合、FM/Db2 が Unicode エンコード・データをどのように処理するかを決定します。通常、Unicode で Db2® に保管されるデータは、自動的に Db2® プランの CCSID (通常、CCSID 37) に変換されます。Unicode 文字に CCSID 37 に相当するコード・ポイントがない場合、この自動変換を行うと変換エラーが発生します。データが「ネイティブ Unicode」形式でエクスポートされる場合、Unicode から Db2® プランの CCSID へのデータの自動変換が抑止されます。これにより、データ変換エラーがないことが確実になりますが、z/OS® ユーティリティー (エディターなど) を使用してデータを直接表示できません。Unicode データをサポートする他のシステムにデータが転送される場合に、このオプションを使用してください。このオプションが使用可能でない場合、このオプションは無効です。すなわち、デフォルトの処理が使用されます。エクスポートされるデータが Unicode でエンコードされていない場合、このオプションは使用可能であっても、無効です。
Unicode データをネイティブに処理します。
(空白)
Unicode データをネイティブに処理しません。これはデフォルト設定です。
Execution "/" options (「/」による実行オプション)
オンライン
エクスポートは前面で実行されます。
Batch (バッチ)
エクスポート・ユーティリティーをバッチ・ジョブで実行するために必要な JCL を作成し、ジョブを実行依頼する前に JCL を検討できるように編集セッションに表示します。
Batch, using Db2® utility (バッチ、ユーティリティーの使用)
このオプションを選択すると、Db2® UNLOAD ユーティリティーを使用してエクスポートを実行します。

UNLOAD ジョブの JCL を生成し、ジョブを実行依頼する前に JCL を確認できるように編集セッションに表示します。

デフォルトは Batch です。

Batch data set creation (バッチ・データ・セット作成)
このオプションは、バッチ実行を選択した場合にのみ適用され、オンライン実行の場合には無視されます。このオプションは、エクスポート・データ・セットの作成をバッチ・ジョブの実行時まで据え置くために使用します。このオプションを選択しないと、バッチ・ジョブ JCL を作成する前にエクスポート・データ・セットが存在するかどうかが FM/Db2 によって判別されます。データ・セットが存在しない場合には、それを作成するように求められます。

デフォルトでは選択されていません。つまり、エクスポート・データ・セット作成はバッチ・ジョブ実行時まで据え置かれません。実行オプションを「Batch, using Db2® utility (バッチ、Db2 ユーティリティーの使用)」に設定すると、このオプションは自動的に選択され、変更できません。

Edit Db2® UNLOAD options (UNLOAD オプションの編集)
オプション「3 Batch, using Db2® UNLOAD (バッチ、Db2 UNLOAD の使用)」とともに使用されます。「UNLOAD Options (UNLOAD オプション)」パネルは、Exit function key (F3) を押した後で表示されます。デフォルトでは、このオプションは選択されていません。
詳細オプション
Null indicators / CSV options (ヌル標識 / CSV オプション)
選択した場合、NxtPage function key (F11)を押すと「Export Options (2 of 3)) (エクスポート・オプション (3 の 2))」パネルに進みます。

このオプションは、データ形式オプション「4.User defined (ユーザー定義)」または「5.Delimited variables (CSV) (区切り文字で区切られている変数 (CSV))」のいずれかのデータ形式オプションも選択した場合のみ選択可能です。

このオプションが表示されていれば、デフォルトでは選択されていません。

.
Data type format (データ・タイプ形式)
選択した場合、NxtPage function key (F11)を押すと「Export Options (3 of 3) (エクスポート・オプション (3 の 3))」パネルに進みます。

このオプションは、データ形式オプション「4.User defined (ユーザー定義)」も選択した場合のみ選択可能です。

このオプションが表示されていれば、デフォルトでは選択されていません。

親パネル

子パネル

このパネルの表示方法 使用または実行する機能
「Export Options (2 of 3) (エクスポート・オプション (3 の 1))」パネル Null indicators / CSV options (ヌル標識 / CSV オプション)」オプションを選択して (データ形式オプション 4 または 5 も選択すること)、NxtPage function key (F11) を押す

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