「Set COBOL Processing Options (COBOL 処理オプションの設定)」パネル

「Set COBOL Processing Options (COBOL 処理オプションの設定)」パネルを使用して、FM/Db2 テンプレートを生成するために FM/Db2 が COBOL コピーブックをコンパイルする方法をカスタマイズします。

これらのオプションは ISPF プロファイルの中に保管され、ある FM/Db2 セッションから次のセッションまで存続します。

パネルとフィールドの定義

  Process   Options   Utilities   Help
 ────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────
 FM/Db2 (DFG2)            Set COBOL Processing Options

 Additional SYSLIB data sets:
 1.                                                
 2.                                                
 3.                                                
 4.                                                
 5.                                                
 6.                                                
 7.                                                
 8.                                                
 9.                                                
 10.                                               

 COBOL REPLACE Options:
    From string                       To string
 1.                                by                               
 2.                                by                               
 3.                                by                               
 4.                                by                               
 5.                                by                               

 COBOL Compiler Options:
    Enter "/" to select option
      DBCS                            Decimal-point is comma
      Arith(extend)                   Mixed case field names
  Additional options                                                                

    Maximum Return Code to be accepted from compiler  04  (0-99)
 Command ===>                                                                  
  F1=Help      F2=Split     F3=Exit      F7=Backward  F8=Forward   F9=Swap
 F12=Cancel
Additional SYSLIB data sets (追加 SYSLIB データ・セット)
上記の FM/Db2 機能のいずれかを使用しているときに、指定した COBOL コピーブックが COPY コンパイラー 指示ステートメントを使用して、そのコピーブックと同じ PDS に属していない他のメンバーを組み込む場合には、 そのような他の PDS をここで指定する必要があります。

これが、COPY コンパイラー指示ステートメントで組み込まれたメンバーを SYSLIB 連結で検索しなければならない理由です。File Manager/Db2 パネルでコピーブックを指定する場合には、SYSLIB 連結はコピーブックの PDS とこのパネルで指定できる最大 10 個の追加の PDS から構成されます。これらの PDS は順に (コピーブックの PDS、その後に追加 PDS 1 から 10 まで) 検索されます。

COBOL REPLACE options (COBOL 置換オプション)
REPLACE コンパイラー指示ステートメントの「From string (検索ストリング)」および「To string (置き換えストリング)」の疑似テキスト文字ストリング。

コピーブックをテンプレートにコンパイルする前に、COBOL コピーブックに他の文字と置き換えたい文字が入っている場合には、これらの置換オプションを使用します。

例えば、コピーブックにコンパイルする前に除去するコロン文字 (:) が入っている場合には、「==:==」を from (元) ストリングとして指定し、「=====」を対応する 宛先 ストリングとして指定します。

REPLACE の from (元) および To (宛先) のストリングの指定については、IBM COBOL Language Reference を参照してください。

COBOL Compiler Options (COBOL コンパイラー・オプション)
COBOL コピーブックをテンプレートにコンパイルする際に使用されるコンパイラー・オプション。
DBCS
File Manager に DBCS コンパイラー・オプションを使用するように指示します。
小数点はコンマ
COBOL コピーブックのコンパイル時に「Decimal-point is comma (小数点はコンマ)」の SPECIAL-NAMES パラグラフを使用します。
Arith(extend) (Arith(拡張))
COBOL コピーブックをコンパイルする際に Arith(拡張) COBOL コンパイル・オプションを使用します。
大/小文字混合のフィールド名
COBOL コピーブックでコーディングされているとおりに、フィールド名の元の大/小文字を保持します。
最大戻りコード
コピーブックのコンパイル時に、コンパイラーで受け入れられる最大の警告コードおよびエラー・コードを設定します。指定より高いコードがあると、ポップアップ・パネルが FM/Db2 によって表示され、 コンパイルを検討し、以降の処理について決定することができます。
その他のオプション
テンプレートの作成または更新のために COBOL コンパイルを実行する際に、CBL ステートメントによって追加された、追加の COBOL コンパイラー・オプション。これらのオプションは、コンパイル処理中に妥当性検査されます。コンパイル・エラーを回避するには、構文が正しいこと、および File Manager を呼び出す前にこれらのオプションで必要な追加データ・セットがすべて割り振られていることを確認します。

子パネル

なし。

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