「Copy Utility ("To") (コピー・ユーティリティーの「宛先」)」パネル

「Copy Utility ("To") (コピー・ユーティリティーの「宛先」)」パネルを使用して、コピー操作 の宛先である Db2® オブジェクトの名前を入力します。また、このパネルを使用して、列マッピングおよび初期設定の情報を提供するためのテンプレートの名前も指定します。

パネルとフィールドの定義

  Process   Options   Utilities   Help
 ──────────────────────────────────────────────────────────────────────────────
 Copy from DSN8810.EMP

 To Db2 Object:
    Location  . . . . .                         Database . .          (optional)
    Owner . . . . . . . FMNUSER           +     Table space           (optional)
    Name  . . . . . . . EEMP                                                +



 To Template:
    Data set name . . .                                               
    Member  . . . . . .         

 Processing Options:
    Template usage                     Enter "/", "A"lways to select option
    3  1. Above                           Edit copy options
       2. Previous                        Edit template mapping
       3. Generate from table             Batch execution
       4. Generate/Replace
 Command ===>                                                                  
  F1=Help      F2=Split     F3=Exit      F4=Expand    F7=Backward  F8=Forward
  F9=Swap     F10=Left     F11=Right    F12=Cancel
Location (位置)
Db2® オブジェクトのロケーション名。総称名を指定して、リストから選択することができます。このフィールドに値を入力すると、同義語のオブジェクト名は認識されず、選択リストに含まれません。
Database (データベース)
Db2® オブジェクトのデータベース名。このフィールドを使用してオプションでデータベースを指定して、処理するオブジェクトをさらに定義することができます。このフィールドに値を入力すると、以下のようになります。
  • Owner (所有者)」および「Name (名前)」の 選択リストに表示される値は、ここで指定されたデータベース内に定義された値に限定されます。
  • 同義語の名前は認識されず、選択リストに含まれません。
Owner (所有者)
オブジェクトの所有者の名前。総称名を指定して、リストから選択することができます。オブジェクトの「Name (名前)」フィールドに同義語を指定するには、このフィールドをブランクのままにしておくか、 現行の SQLID を含む総称名を指定するか、または現行の SQLID を指定します。「Table space (表スペース)」、「Database (データベース)」、「Location (ロケーション)」フィールドのいずれかが非ブランクの場合、同義語は認識されず、表選択リストに含まれません。

Translate Db2® object names (Db2 オブジェクト名を変換)」オプションが選択されている場合、小文字は大文字に変換されます。このオプションが選択されていない場合、小文字は大文字に変換されません。 このような状態では、sysibm などの小文字の所有者名が、Db2® カタログ内の SYSIBM と 一致しないことになります。

Table space (表スペース)
Db2® オブジェクトの表スペース名。処理するオブジェクトをさらに定義するには、このフィールドを使用して、オプションで表スペースを指定します。このフィールドに値を入力すると、以下のようになります。
  • Owner (所有者)」および「Name (名前)」の 選択リストに表示される値は、ここで指定された表スペース内に定義された値に限定されます。
  • 同義語の名前は認識されず、選択リストにも含まれません。
Name (名前)
処理するオブジェクトの名前。総称名を指定して、リストから選択することができます。このフィールドに同義語を指定するには、同義語の名前を入力する か、「Owner (所有者)」フィールドをブランクにするか、現行の SQLID を含む総称名にするか、または現行の SQLID にします。「Table space (表スペース)」、「Database (データベース)」、「Location (ロケーション)」フィールドのいずれかが非ブランクの場合、同義語は認識されず、表選択リストに含まれません。

Translate Db2® object names (Db2 オブジェクト名を変換)」オプションが選択されている場合、小文字は大文字に変換されます。このオプションが選択されていない場合、小文字は大文字に変換されません。 このような状態では、sysibm などの小文字の所有者名が、Db2® カタログ内の SYSIBM と 一致しないことになります。

Data set name (データ・セット名)
テンプレートが入っているか、入る予定のデータ・セットの名前。完全修飾データ・セット名またはパターンのどちらでもかまいません。名前には、メンバー名または名前パターンを括弧で囲んで組み込むことができます。メンバーをここで指定する場合は、関連した「Member (メンバー)」フィールドは空でなければなりません。
Member (メンバー)
「Data set name (データ・セット名)」フィールドに、括弧で囲んだメンバー名または名前パターンを組み込まずに区分データ・セット (PDS) の名前を指定した場合は、このフィールドを使用してメンバー名またはメンバー名パターンを指定できます。
Template usage (テンプレートの使用法)
「Copy Utility (コピー・ユーティリティー)」パネルには、テンプレートを処理するための次の 4 つのオプションがあります。
1.Above (上)
パネルの「Template (テンプレート)」セクションにテンプレート・データ・セットの名前 (およびオプションのメンバー名) を入力する必要があります。メンバー名またはパターンを指定しないと、FM/Db2 はメンバー選択リストを表示します。テンプレートが入っているメンバーを指定すると、表に対応して自動生成されたテンプレートの代わりにこのテンプレートを使用して処理が続行されます (詳細については、「Template Usage (テンプレート使用法)」のオプション 3 を参照してください)。
2.Previous (前)
この表の最後の (直前に使用した) テンプレートを使用します。
3.Generate from table (表からの生成)
指定された表に対し Db2® カタログの情報に基づいてテンプレートを生成します。これはデフォルト設定です。パネルの「Template (テンプレート)」セクションでメンバー名を指定している場合には、これは無視されます。FM/Db2 は、必要なテンプレートをメモリー内に生成します。
4.Generate/Replace (生成/置き換え)
指定された表に対して Db2® カタログの情報に基づいてテンプレートを生成し、この情報をパネルの「To Template (宛先テンプレート)」セクションで指定されたメンバーに保管します。メンバーがすでに存在している場合には、そのメンバーが置き換えられます。前のカスタマイズがすべて失われます。
以下のオプションは、「⁄」または「A」を入力することで選択できます。
Edit copy options (コピー・オプションの編集)
「Copy Options (コピー・オプション)」パネルを表示します。デフォルトでは、このオプションは選択されていません。
Edit template mapping (テンプレート・マッピングの編集)
データをコピーする前に、コピー先の表のテンプレートを編集するのに使用します。デフォルトでは、このオプションは選択されていません。
Batch execution (バッチ実行)
FM/Db2 コピー機能をバッチ・ジョブとして実行するための JCL を生成します。JCL が生成された後、その JCL を編集して、ジョブを手動で実行依頼することができます。デフォルトでは、このオプションは選択されていません - コピー・ジョブはフォアグラウンドで動作します。

親パネル

子パネル

このパネルの表示方法 使用または実行する機能
「Copy Options (コピー・オプション)」パネル Edit copy options (コピー・オプションの編集)」を選択します。
「Template Mapping (テンプレート・マッピング)」パネル 「Edit template mapping (テンプレート・マッピングの編集)」を選択します。

関連タスク