「Editor Options (2 of 8) (編集オプション (8 の 2))」パネル

「Editor Options (2 of 7) (編集オプション (7 の 2))」パネルを使用して、デフォルトの編集オプションを設定します。

注: これらのオプションへの変更の持続期間については、「Editor Options (1 of 8) (編集オプション (8 の 1))」パネルの説明 (「Editor Options (1 of 8) (編集オプション (8 の 1))」パネル) を参照してください。

パネルとフィールドの定義

  Process   Options   Utilities   Help
 ──────────────────────────────────────────────────────────────────────────────
 FM/Db2 (DFG2)              Editor Options (2 of 8)             Global Settings

 Optimization Options:                 Large Table Options:
    Enter "/" to select option            Scrollable cursor type
       Use row count value                1  1. Insensitive
                                             2. Sensitive static
    Optimize for  . . . 0       Rows

 Data Sampling:                        Clustered Sampling:
    Sampling type                         Initial skip count  0        
    1  1. None                            Include count . . . 1        
       2. Clustered sampling              Skip count  . . . . 0        
       3. Random sampling
                                       Random Sampling:
    Sampling limit  . . 0                 Sampling frequency  0.01       
                                          Sampling seed . . . 0         



 Command ===>                                                                  
  F1=Help      F2=Split     F3=Exit      F7=Backward  F8=Forward   F9=Swap
 F10=PrvPage  F11=NxtPage  F12=Cancel
Use row count value (行カウント値の使用)
このオプションは、Db2® の最適化に影響を与えます。

FM/Db2Db2®データにアクセスする SQL ステートメントを作成するときに、結果表の行の数が、Db2® による結果表の作成方式に影響を与えることがあります。場合によっては、Db2® はより効率的な別のアクセス方式を使用します。そうしないと結果表が非常に大きくなるが、結果表で必要な行がごくわずかであることがわかっている場合です。このオプションによって、FM/Db2Db2® にアクセスするときに使用する SQL ステートメントに追加の文節を追加できます。OPTIMIZE FOR nnn ROWS 文節については、該当するバージョンの Db2® の「SQL リファレンス」マニュアルを参照してください。デフォルトが選択されています。

0 ~ 999999 の数値 (両端の値を含む) を入力します。このオプションと「Use row count value (行カウント値の使用)」オプションの組み合わせは、次のようになります。

「Use row count value (行カウント値の使用)」オプションが選択されている
エディター機能入力パネルの「Row count (行カウント)」に指定されている値が使用されます。ただし、ALL (および 0、*) が指定されている場合は除きます。後の事例では、「Optimize for (最適化)」の値が考慮されます。値がゼロの場合、OPTIMIZE FOR 文節は作成されません。その他の値の場合、OPTIMIZE FOR nnn ROWS 文節が追加されます。nnn は「Optimize for (... に最適化)」オプションに入力された値です.Optimize for (最適化)」オプションのデフォルトは 0 です。
「Use row count value (行カウント値の使用)」オプションが選択されていない
Optimize for (最適化)」の値が考慮されます。値がゼロの場合、OPTIMIZE FOR 文節は作成されません。その他の値の場合、OPTIMIZE FOR nnn ROWS 文節が追加されます。nnn は「Optimize for (... に最適化)」オプションに入力された値です
Scrollable cursor type (スクロール可能カーソル・タイプ)
FM/Db2 が大きな Db2® オブジェクトを処理するときに使用するアクセス方式を制御します。

FM/Db2 エディターは、2 つのモードで動作できます。十分なメモリーが使用可能な場合、FM/Db2 は結果表のすべての行をエディターにロードします。大きな結果表を持つ Db2® オブジェクトの場合、FM/Db2 は、最初に少数の行だけをメモリーにロードし、エディター・セッションの間、少数の行だけをメモリーに保持します。これは、Db2® スクロール可能カーソルによって実現されています。指定されたカーソルのタイプは、特に編集モードで、エディターの動作に影響を与えることがあります。デフォルトは 1 (Insensitive) です。

1.インセンシティブ
インセンシティブ・カーソルは、結果表のポイント・イン・タイム・スナップショットのように動作します。結果表の行数は固定で、他のプロセスがその表に挿入、更新、または削除の操作を行っても、変更されません。ブラウズまたは表示モードでは、FM/Db2 は常にインセンシティブ・カーソルを使用します。
2.センシティブ静的
センシティブ静的カーソルの場合も結果表の行数は固定ですが、カーソルで行われた削除および更新操作は、カーソルが次に行を処理するときに反映されます。さらに、元になる表への更新および削除操作によって、カーソルが処理するときに行が表示されなくなることがあります。

センシティブ静的カーソルは、編集モードでのみ使用されます。

Sampling type (サンプリング・タイプ)
データ・サンプリングを使用するかどうかを制御します。
データ・サンプリングを使用すると、Db2® オブジェクトの行のサブセットをエディターにロードできます。デフォルトは 1 (None) です。このオプションの可能な値は、次のとおりです。
1.None (なし)
オブジェクトのすべての行が組み込みに適格です。これはデフォルトです。
2.Clustered sampling (クラスター化サンプリング)
指定された数の行がエディターにロードされます。
3.Random sampling (ランダム・サンプリング)
オブジェクトの各行が、エディターへの組み込みの対象として検討されます。乱数発生ルーチンと頻度により、行が実際にロードされるかどうかが決まります。

データ・サンプリングが選択されている場合、次のオプションについて検討する必要もあります。

Sampling limit (サンプリング制限)
クラスター化サンプリングとランダム・サンプリングの両方。
Initial skip count (初期スキップ・カウント)
クラスター化サンプリング。
Include count (組み込みカウント)
クラスター化サンプリング。
Skip count (スキップ・カウント)
クラスター化サンプリング。
Sampling frequency (サンプリング頻度)
ランダム・サンプリング。
Sampling seed (サンプリング・シード)
ランダム・サンプリング。
Clustered Sampling (クラスター化サンプリング)
クラスター化データ・サンプリングでは、データは連続した行のグループに分割されます。各グループの行数は、次の値の合計です。
  • Initial skip count (初期スキップ・カウント)
  • Include count (組み込みカウント)
  • (最終) skip count (スキップ・カウント)

各グループ内で、「Initial skip count (初期スキップ・カウント)」で指定された数の行が無視されます。「Include count (組み込みカウント)」の数の行がサンプリングされます (エディター・セッションに追加されます)。最後に、「Skip count (スキップ・カウント)」で指定された数の行が無視されます。その後で、次の行グループでサンプリングが再開されます。

これらのオプションは、クラスター化データ・サンプリングにのみ適用されます。クラスター化データ・サンプリングを使用していない場合、指定された値はすべて無視されます。

Initial skip count (初期スキップ・カウント)
各クラスター化サンプル・グループで最初にスキップされる行の数を制御します。ゼロまたは正整数を使用できます。デフォルトは 0 です。
Include count (組み込みカウント)
各クラスター化サンプル・グループでサンプリングされる行の数を制御します。正の整数にする必要があります。デフォルトは 1 です。
Skip count (スキップ・カウント)
各クラスター化サンプル・グループの最後でスキップされる行の数を制御します。ゼロまたは正整数を使用できます。デフォルトは 0 です。
Random Sampling (ランダム・サンプリング)
ランダム・データ・サンプリングは、乱数発生ルーチンとサンプリング頻度を使用して、行をサンプルに組み込むかどうかを決定します。これらのオプションは、ランダム・データ・サンプリングにのみ適用されます。ランダム・データ・サンプリングを使用していない場合、指定された値はすべて無視されます。
Sampling limit (サンプリング制限)
データ・サンプルにおける最大行数を設定する値。値 0 は、データ・サンプルにおける行数に制限がないことを示します。デフォルトは 0 です。
Sampling frequency (サンプリング頻度)
ランダム・データ・サンプリングのサンプリング頻度を制御します。デフォルトは 0.01 です。

0.000000001 から 0.999999999 の値 (両端を含む) を入力します。行の約 10% をサンプリングするには、0.1 の頻度を入力します。行の約 1% をサンプリングするには、0.01 の頻度を入力します。

Sampling seed (サンプリング・シード)
ランダム・データ・サンプリングに使用する乱数発生ルーチンを開始するために使用する値です。デフォルトは 0 です。

0 から 2147483647 の整数 (両端を含む) を入力します。ゼロの値は、FM/Db2 がシステム・クロックを使用して乱数発生ルーチンを開始することを示します。データ・サンプルの再現性が必要ない場合は、ゼロの値を指定してください。ゼロ以外の値を使用して乱数発生ルーチンを開始すると、表とその他の入力条件が同じ限り、データ・サンプルは反復可能になります。

親パネル

「Editor Options (1 of 8) (編集オプション (8 の 1))」パネルは、以下の パネルから表示できます。「Editor Options (2 of 8)」パネルに進むには、NxtPage function key (F11) を押します。

「Editor Options (2 of 8) (編集オプション (8 の 2))」パネルを表示できるのは、「Editor Options (1 of 8) (編集オプション 8 の 1))」パネルで「Optimization, large table and data sampling options (最適化、大きな表およびデータ・サンプリング・オプション)」オプションが選択されている場合のみです。

子パネル

このパネルの表示方法 使用または実行する機能
「Editor Options (1 of 8) (編集オプション (8 の 1))」パネル PrvPage function key (F10) を押す
「Editor Options (3 of 8) (編集オプション (8 の 3))」パネル NxtPage function key (F11) を押す

関連タスク