「Field Selection/Edit (フィールド選択/編集)」パネル
「Field Selection/Edit (フィールド選択/編集)」パネルを使用して、「Import (インポート)」ユーティリティー機能 (オプション 3.6) を使用するときに選択したいレコードを指定します。
パネルとフィールドの定義
Process Options Help
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File Manager Field Selection/Edit Line 1 of 27
----------- Criteria - Enter 1 or 2 to specify expression by field -----------
1 Id : +
2 Sel: #9 = 'B00' +
Offset 0
Cmd Seq SHE Ref Field Name Picture Type Start Length
**** Top of data ****
1 1 $$01 AN 1 144
S 2 2 EMPNO AN 1 6
3 2 len BI 7 2
S 4 2 FIRSTNME VC 9 12
S 5 2 MIDINIT AN 21 1
6 2 len BI 22 2
S 7 2 LASTNAME VC 24 15
8 2 null BI 39 2
S 9 2 WORKDEPT AN 41 3
10 2 null BI 44 2
S 11 2 PHONENO AN 46 4
Command ===> Scroll
F1=Help F2=Split F3=Exit F4=Expand F5=RFind F6=RunTemp
F7=Up F8=Down F9=Swap F10=Left F11=Right F12=Cancel
- 1 Id、 2 Sel
- レコードの識別および選択基準をフィールド別に指定するには、 オプション 1 および 2 を使用します。
ある式が前にフィールド別に更新されていない場合には、Left function key (F10) およびRight function key (F11) を使用して 左および右にスクロール可能な、 および Expand function key (F4) を使用して拡張可能な、隣接行にその式を入力することができます。フィールドの終わりにある
+
および-
標識は、 スクロールできる方向 (それぞれ、右および左) を示します。式が前にフィールド別に入力されている場合、この行は保護されています。フリー・フォーム REXX 式に変更して戻すには、
by field (フィールド別)
オプションを選択し (コマンド行で1
または2
を入力して)、 式を削除します。このパネルに戻ると、行は入力可能になります (ただし、式を指定しなければならない、動的テンプレートの場合を除きます)。注: レコード選択基準の詳細については、File Manager User’s Guide and Reference を参照してください。 - Cmd (コマンド)
- 接頭部コマンド域。テンプレート・エディターの接頭部コマンドを入力するために使用されます。
- Seq
- シーケンス・フィールド。File Manager/Db2 エディター・セッションで表示されるフィールドの順序を決めるため、および印刷ユーティリティーを使用してデータを印刷する順序を決めるために使用されます。
- SHE
- 「Select/Hold/Edit (選択/保持/編集)」フィールド。フィールドの状況を示します。
- S
- フィールドは処理のために選択されています。
- H
- フィールドは編集画面で保持するように選択されています。
- E
- フィールドは、データ作成、フィールド見出し、またはスクランブル・オプションなどの情報を追加するために、以前編集されたことがあります。
- Ref
- Field reference (フィールド参照)によってフィールド名に割り当てられたフィールド参照番号を示します。フィールド参照番号はレコード中のすべてのフィールドに割り当てられ、ID 基準式および選択基準式のフィールドを識別するために使用されます。
- Field Name (フィールド名)
- フィールドのレベル番号およびフィールド名を示します。フィールドが配列の場合は、次元がフィールド名の後に大括弧で囲んで示されます。フィールドが処理のために選択されている場合は、そのフィールド名が強調表示されます。
- Picture (ピクチャー)
- COBOL の場合は、ピクチャー文節を示します。HLASM の場合は、DC または DS オペランドを示します。PL/I の場合は、バイナリーおよびパック 10 進数フィールドの長さおよびスケール (ゼロ以外の場合) を示します。また、ビット・フィールドのビット長も示します。
- Type (タイプ)
- フィールドのデータ・タイプを示します。
- AN
- 英数字 (英字、およびグループ項目を含む)
- BI
- 2 進数
- BT
- ビット
- DB
- DBCS
- FE
- 浮動小数点数 (外部)
- FP
- 浮動小数点数 (内部)
- G
- グラフィック
- PD
- パック 10 進数 (内部 10 進数)
- VC
- 可変文字
- VD
- 可変 DBCS
- VG
- 可変グラフィック
- ZC
- ヌル終了文字
- ZD
- ゾーン 10 進数 (外部 10 進数)
- ZE
- 編集済みゾーン 10 進数
- ZG
- ヌル終了グラフィック
- Z2
- ヌル終了 DBCS
- Start (開始)
- フィールドの開始列を示します。変数配置フィールドでは、開始位置はレコードの最大長に基づいています。
- Length (長さ)
- フィールドの長さを示します。レベル 01 フィールドでは、レコードが可変長の場合は、示される長さは最大レコード長です。
- レコード ID 基準
- FM/Db2 がこのレコード・タイプを識別するために使用する基準を指定するために使用します。FM/Db2 は最初にレコード長を使用してレコード・タイプを識別します。
固定長レコード (データ・セット属性ではなく、テンプレートのレコード定義によって定義されます) では、レコード読み取りの長さは、テンプレートの対応するレコード定義の長さと厳密に一致していなければなりません。
可変長レコードでは、レコード読み取りの長さは、テンプレートの対応するレコード定義の最小長より長く、最大長より短くなければなりません。
FM/Db2 がレコード長をテンプレートのレコード定義と突き合わせできない場合 は、処理するレコードは選択されません。レコードの長さがテンプレートの複数のレコード定義と一致していて、それ以上の レコード識別基準が指定されていない場合には、FM/Db2 はテンプレート 内の最初に一致したレコード・タイプを使用します。したがって、ファイルのそれぞれ異なるレコード・タイプのレコード長が固有でない場合は、このフィールドを使用して、なんらかの固有の ID 基準を指定してください。
- レコード選択基準
- FM/Db2 が処理するレコードの選択に使用する基準を 指定するのに使用します。このフィールドを使用して、処理したい特定のレコード・タイプのレコードを制限できます。レコード選択基準を指定しない場合は、このレコード・タイプのすべてのレコードが処理のために選択されます (そのレコード・タイプ自身が処理のために選択されている場合)。
親パネル
子パネル
なし。