「History Selection (履歴選択)」パネル

「History Selection (履歴選択)」パネル (または「Generation Member List (世代メンバー・リスト)」パネル) には、選択されたメンバーの世代のリストが、メンバー世代のサポート用に定義されている PDSE で表示されます。

このパネルは、「Member Selection (メンバー選択)」パネルの接頭部域で History コマンドを入力すると表示されます。

パネルとフィールドの定義

1. 「Generation Member List (世代メンバー・リスト)」パネル
  Process   Options   Help
 ──────────────────────────────────────────────────────────────────────────────
  File Manager             Generation Member List            Row 00001 of 00004

  Compare option  1    1. ISPF  2. SuperC  3. File Manager

 DSNAME FMN.PH11137.PDSEV2F
        Name     Prompt   Rel Gen Size Created    Changed             ID       _
        *        *                     *          *                   *         
 ______ MEM1                0   0    2 2019/02/15 2019/02/15 09:43:05 HGRAMPA   
 ______ MEM1               -1   3    3 2019/02/15 2019/02/15 09:24:38 HGRAMPA   
 ______ MEM1               -2   2    2 2019/02/15 2019/02/15 09:22:09 HGRAMPA   
 ______ MEM1               -3   1    1 2019/02/15 2019/02/15 09:21:13 HGRAMPA   
 ****  End of data  ****                                                        




 Command ===>                                                       Scroll PAGE
  F1=Help      F2=Split     F3=Exit      F4=CRetriev  F5=RFind     F7=Backward
  F8=Forward   F9=Swap     F10=Left     F11=Right    F12=Cancel
オプション比較

Compare 接頭部コマンド (CC、CN、CP、CS) に使用する比較ユーティリティーを指定します。

  1. ISPF VIEW サービスを使用した、ISPF 編集比較。これはデフォルト・オプションです。
  2. SuperC 比較。
  3. File Manager Compare 関数 (DSM)。
注釈:
  1. オプション 3 の File Manager は、プログラム・オブジェクトなどの不定形式レコードを比較するためのデフォルト・オプションです。
  2. オプション 1 の「ISPF」およびオプション 2 の「SuperC」の場合、比較を実行するために、メンバー世代が一時データ・セットにコピーされます。
メンバー・リストに対して表示されるフィールドは、表示するデータ・セットのタイプに応じて異なります。
  • 定様式レコードの PDSE
  • 不定形式レコード (プログラム・オブジェクトなど) の PDSE

表示される (どちらかのタイプの) 共通フィールドは次のとおりです。

(接頭部域)
メンバー・リスト内の各行の前に、接頭部域にコマンドを入力することができます。サポートされるコマンドの詳細については、接頭部コマンド を参照してください。
名前
メンバーの名前。
世代情報が表示される場所:
  • 現在のメンバー (世代 0) は、白で強調表示されます。
  • メンバーの世代は青。
  • 孤児となったメンバーの世代(世代0せずに)は赤で表示されます。
別名情報が表示される場所:
  • 1 次メンバーは、白で強調表示されます。
  • エイリアスは青です。
プロンプト
リストされたメンバーについて行われた最後のアクションを表示する動的区域。
Rel
これは、メンバーの世代の相対世代番号です。相対世代は 0 か負数です。現在のメンバーは常に相対世代が 0 となり、最新の世代を作成すると相対世代が -1、-2 というようになります。世代の最大数は、PDSE バージョン 2 データ・セットの作成時に MAXGENS パラメーターによって定義されます。
Gen
これは、メンバーの世代の絶対世代番号です。絶対世代は 0 か正数です。現在のメンバーは、常に絶対的な世代=0である。絶対的な世代番号は、第一世代が1で、新しい世代になるごとに1ずつ増えていきます。
定様式レコードのデータ・セットの場合、メンバーの情報に ISPF 統計が含まれていれば、以下のフィールドが表示され、含まれていなければ、フィールドは空白のままです。
サイズ
メンバーの現在のステートメント数。
作成
メンバーが作成された日付 (YYYY/MM/DD 形式)。
変更
メンバーが最後に変更された日時 (YYYY/MM/DD HH:mm:SS 形式)。
ID
メンバーを最後に作成または変更したユーザーのユーザー ID。
INIT
メンバーの初期レコード数。
MOD
メンバーの現在のレコード数。
VV.MM
メンバーのバージョンおよびモディフィケーション・レベル。
注: 現在のメンバーを変更すると、現在のメンバーに関する ISPF 統計は更新されます (保存されている場合) が、世代メンバーに関する ISPF 統計は影響を受けません。
不定形式レコードのデータ・セットの場合、以下のフィールドが表示されます。
サイズ
ロード・モジュール・サイズの 16 進値。
AC
許可コード。
AM
AMODE バインダー値。
RM
RMODE バインダー値。
属性
バインダーにより決定された属性値。
RF
モジュールは最新表示可能です。
RN
モジュールは再入力可能です。
RU
モジュールは再利用可能です。
OV
モジュールはオーバーレイ構造になっています。
NX
モジュールは実行可能ではありません。
OL
モジュールはロード可能です。
SC
モジュールは分散フォーマットではありません。
TS
モジュールにはテスト属性があります。
TTR
テキストの最初のブロックの TTR。

PDSE の場合、TTR フィールドはメンバーを追跡し記録する位置をシミュレートするトークンであり、メンバー・ロケーター・トークン (MLT) とも呼ばれます。

EPA
メンバー名またはエイリアスに関連付けられているエントリー・ポイント・アドレス。
SSI
SSI 情報ワード。

親パネル

子パネル

  • なし。

関連作業および例