「Redefines / Range Specifications (再定義/範囲の指定)」パネル
「Copybook Selection (コピーブック選択)」パネルの接頭部コマンド・フィールド (Cmd) でコピーブックに対して X 行コマンドを入力すると、<Test> は「Redefines / Range Specifications (再定義/範囲の指定)」パネルを表示します。
パネルとフィールドの定義
Process Options Help ─┌───────────── COPY01 Redefines / Range Specifications ─────────────┐ ────── F │ │ │ Redefines to New Layout: │ C │ Level . . . . . . . │ * │ Field name . . . . │ X │ Set offset . . . . (Enter "/" to select) │ * │ COBOL level change (Enter "/" to select) │ │ │ │ Source Range: │ │ From statement . . │ │ To statement . . │ │ │ │ From string . . . . │ │ To string . . . . │ │ Command ===> │ │ F1=Help F2=Split F3=Exit F7=Backward F8=Forward │ │ F9=Swap F12=Cancel │ └───────────────────────────────────────────────────────────────────┘ Command ===> Scroll CSR F1=Help F2=Split F3=Exit F4=CRetriev F6=LibList F7=Up F8=Down F9=Swap F12=Cancel
- Redefines to New Layout (新規レイアウトの再定義)
- 以下のフィールドを使用して、レベル -1 構造内に多数のレコード定義を含むソースに対して、File Manager が複数のレコード・レイアウトを生成するように指示します。
- レベル
- 新規のレコード・レイアウトの生成に必要な REDEFINES または UNION- レベルの文節を識別するのに使用するソース・レベル値。この値は、COBOL の REDEFINES または PL/I の UNION を使用して複数のレイアウトを定義した構造体が ある場合に使用します。File Manager は、所定のレベルのそれぞれの REDEFINES 文節ごとに、別々のレコード・レイアウトを作成します。File Manager は、最初に一致した REDEFINES を検出すると、その後および後続の REDEFINES 文節に対して、同じレベルと同じ開始位置用に、新しいレイアウトを作成します。見出しおよび後書きデータ項目は、それぞれのレコード・レイアウトに含まれています。
- フィールド名
- File Manager に新規レイアウトの作成を指示するために使用する REDEFINES または UNION ステートメントの識別に用いる REDEFINES 文節のターゲット・フィールド名、または UNION 文節を持つフィールド名を指定します。これは、新規レイアウトの生成に必要な REDEFINES および UNION ステートメントを識別するための別の方法です。「Level (レベル)」および「Field Name (フィールド名)」の両方に値を指定すると、File Manager は新規レイアウトの生成時に両方を検査します。
- Set offset (オフセットの設定)
- (「/」を入力して) 選択された場合は、File Manager は、開始位置が REDEFINES または UNION フィールドの開始位置になるように、それぞれのレイアウトでオフセット値を調整します。このオプションは、レコード・レイアウトが構造内にヘッダー・データ項目を含んでいない場合に使用します。このオプションは、前のフィールドと一緒にのみ指定することができます。
- COBOL レベル変更
- (「/」を入力して) 選択された場合、レベルの「Level (レベル)」値 (上記で指定) が処理される方法が変更されます。データ項目に REDEFINES 文節があるかどうかにかかわらず、指定されたレベル値があればすべてコンパイル・ステップの前に 01 に変更されます。
これは、COBOL のみのオプションであり、意図されたプログラマブル形式から構造が変更されてしまうため、注意して使用する必要があります。
- Source Range (ソース範囲)
- 以下のフィールドを指定して、テンプレートの中にコンパイルされるコピーブックのサブセットを抽出するように File Manager に指示します。
- From statement (開始ステートメント)
- 開始ソース行の番号。これによって、抽出の開始ステートメントを File Manager に指示します。指定がない場合、デフォルトの開始位置はステートメント 1 です。
- To statement (終了ステートメント)
- 終了ソース行の番号。これによって、抽出の終了ステートメントを File Manager に指示します。指定がない場合、デフォルトの終了位置は最後のソース・ステートメントです。
- 検索ストリング
- File Manager は、各ソース・ステートメントから指定されたストリングを検索し、それと一致したストリングを持つ最初のステートメントから抽出プロセスを開始します。「From statement (開始ステートメント)」を指定した場合は、「From statement (開始ステートメント)」値に一致する最初のステートメント、または「From string (検索ストリング)」値を含む最初のステートメントのいずれかによって、抽出が開始されます。
- To string (置き換えストリング)
- File Manager は、各ソース・ステートメントから指定されたストリングを検索し、それと一致したストリングを持つ最初のステートメントで抽出プロセスを終了します。「To statement (終了ステートメント)」を指定した場合は、「To statement (終了ステートメント)」値に一致する最初のステートメント、または「To string (置き換えストリング)」値を含む最初のステートメントのいずれかによって、抽出は終了します。