「Related ID expression (関連 ID 式)」パネル

「Related ID expression (関連 ID 式)」パネルは、セグメント化テンプレート内のレイアウトに対する関連 ID 式を指定する場合に使用します。

パネルとフィールドの定義

1. 「Related ID expression (関連 ID 式)」パネル
  Process   Options   Help
 ──────────────────────────────────────────────────────────────────────────────
 File Manager    Related Id expression for DETAIL-0101              Line 1 of 7

 -------- Criteria - Enter 0 to specify related ID expression by field --------
 0 Rid: #5='01'                                                               +
 Offset      0           Enter "/" to OR with related ID
 Cmd Seq SHE Ref  Field Name                          Picture  Type Start Length
                  ****  Top of data  ****
               1  1 HEADER-01                                   AN      1     20
               2   2 ALLGROUP                                   AN      1     20
               3    3 TYPE-FIELD                                AN      1      8
               4     4 TYPECONST                      X(6)      AN      1      6
               5     4 TYPEREC                        X(2)      AN      7      2
               6    3 HEADERTEXT                                AN      9     12
               7     4 HEAD01-TEXT                    X(12)     AN      9     12
                  ****  End of data  ****




 Command ===>                                                       Scroll CSR 
  F1=Help      F2=Split     F3=Exit      F4=Expand    F5=RFind     F6=RunTemp
  F7=Up        F8=Down      F9=Swap     F10=Left     F11=Right    F12=Cancel
0 Rid
関連 ID 式を指定する場合に使用します。
オフセット
オフセット・フィールド - オフセット値の入力に使用されます。オフセット値は、-32760 から +32760 までの負または正の整数です。この値は、レベル 01 フィールドのレコード長、およびレコード・タイプ内のすべてのフィールドの開始位置に追加され、レイアウトは処理中のレコードに対して左または右に移動されます。オフセット値として 0 を指定すると、以前に指定されたオフセット値が削除されます。
Enter "/" to OR with related ID (関連 ID と論理和演算するには「/」と入力)
ID 基準と関連 ID 基準の両方が指定されている場合、デフォルトでは、それらの基準の論理積演算が実行されます。ID 基準と指定された関連 ID 基準との論理和演算を実行するには、このオプションを選択します。
Cmd (コマンド)
接頭部コマンド域 - テンプレート・エディター接頭部コマンドを入力するために使用されます。
Seq
シーケンス・フィールド - File Manager のエディター・セッションに表示し、File Manager「Print utility (印刷ユーティリティー)」を介してデータを印刷するフィールドを配列するために使用されます。デフォルトの表示/印刷の順序は、「フィールド参照順序で選択したフィールド」です。
SHE
選択/保持/作成フィールド - 表示状況を示します。
S
フィールドは処理のために選択されています。
H
フィールドは編集画面で保持するように選択されています。
E
フィールドは、データ作成、フィールド見出し、またはスクランブル・オプションなどの情報を追加するために、以前編集されたことがあります。
Ref
フィールド参照 - フィールド名に対して File Manager が割り当てたフィールド参照番号を示します。フィールド参照番号はレコード中のすべてのフィールドに割り当てられ、ID 基準式および選択基準式のフィールドを識別するために使用されます。
キー
キー・セグメント・シーケンス。データ・セット比較のための複数セグメント・キー・フィールドの定義に使用されるキー・セグメント・シーケンス番号を表示します。キー欄の表示は、KEYFLDS コマンドを使用してオンまたはオフに切り替えることができます。
Field Name (フィールド名)
レベル番号とフィールドのフィールド名を、参照に従い再定義、配列サイズなどの他の属性とともに表示します。フィールドが配列の場合は、次元がフィールド名の後に大括弧で囲んで示されます。フィールドが処理のために選択されている場合は、そのフィールド名が強調表示されます。
ピクチャー
COBOL および PL/I の PICTURE 文節を表示します。2 進およびパック フィールドの長さおよびスケール (ゼロ以外の場合) を表示します。また、ビット・フィールドのビット長も示します。
タイプ
フィールドのデータ・タイプを入力または編集できる編集可能フィールドです。これは、次のいずれかでなければなりません。
AN
英数字
AX
long 型の 16 進で表示される英数字。
BI
バイナリー
BT
ビット・ストリング
DB
DBCS ストリング
DT
データ/タイプ
FE
浮動小数点数 (外部)
FP
浮動小数点数 (内部)
G
グラフィック・ストリング
PD
パック 10 進数
VB
可変長ビット
VC
可変長文字
VD
可変長 DBCS
VG
可変長グラフィック
Z2
ヌル終了可変長 (VARYINGZ) DBCS ストリング
ZA
編集済み非サポート・ゾーン 10 進数
ZC
可変長文字ヌル終了
ZD
ゾーン 10 進数
ZE
編集済みゾーン 10 進数
ZG
可変長グラフィック・ヌル終了
開始
フィールドの開始桁を示します。変数配置フィールドでは、開始位置はレコードの最大長に基づいています。
長さ
フィールドの長さを示します。レベル 01 フィールドでは、レコードが可変長の場合は、示される長さは最大レコード長です。

使用可能コマンド

「Cmd」フィールドに入力できる接頭部コマンドは次のとおりです。

E
このフィールドの「Field Attributes (フィールド属性)」パネルを表示します。「Field Attributes (フィールド属性)」パネルを 使用すると、次のことができます。
  • 数値フィールドの場合、フィールドを画面に表示するときに先行ゼロを抑制するのか、あるいは SNGL または TABL 表示または印刷形式を使用して印刷するのか。
  • テスト・データの生成に役立てるためにテンプレートを使用する場合に、フィールドに対して File Manager が使用するデータ・パターン。
H
単一のフィールドを保留状況に設定します。フィールドが既に保留状況である場合、保留状況を解除します。

TABL 表示形式で、保持フィールドは常に、画面の左端のフィールドとして (テンプレートの編集時にフィールドを保持した順序で) 表示されます。保持フィールドは、左から右への表示に関する限り、他のフィールドより優先されます。

SNGL 表示形式では、保持フィールドは常に画面上の最上位フィールドとして表示されます (テンプレートの編集時に保持された順序で表示されます)。保持フィールドは、上から下への表示に関する限り、他のフィールドより優先されます。

Hn
n 個のフィールドを保留状況に設定します。フィールドが既に保留状況になっている場合、その保留状況が解除されます。
HH
保留状況に設定するフィールドのブロックを選択します。フィールドが既に保留状況になっている場合、その保留状況が解除されます。フィールド・ブロックの開始と終了の位置をマークするには、HH 接頭部コマンドを使用します。
S
単一のフィールドを処理用として選択するか、そのフィールドが既に選択されている場合は、この選択を解除します。S 接頭部コマンドを使用して、複数のフィールドを処理用に選択すると、それらのフィールドはテンプレートに表示される順序で表示されます。
Sn
n 個のフィールドを処理用として選択するか、または それらのフィールドがすでに選択されている場合は、 この選択を解除します。
S*
現在のフィールドからリストの終わりまでのすべてのフィールドを処理用として選択するか、またはそれらのフィールドが既に選択されている場合は、この選択を解除します。数個のフィールドだけを除外したい場合、S* を使用して、新しいテンプレートのすべてのフィールドを明示的に選択し、続いて S を使用して、除外したいフィールドの選択を解除します。
SS
フィールドのブロックを処理用として選択するか、それらのフィールドが既に選択されている場合は、この選択を解除します。フィールド・ブロックの開始と終了の位置をマークするには、SS 接頭部コマンドを使用します。
X
表示タイプを AN (文字) と AX (long 型 16 進数) の間で切り替えます。このコマンドは、非英数字フィールドには影響しません。
Xn
現行フィールドから n 個のすべてのフィールドに対して、X コマンドを実行します。
X*
現行フィールドからリスト末尾までのすべてのフィールドに対して、X コマンドを実行します。
XX
フィールドのブロックに対して、X コマンドを実行します。フィールド・ブロックの開始と終了の位置をマークするには、XX 接頭部コマンドを使用します。

このパネルでは、次の基本コマンドを使用できます。

親パネル

子パネル

関連作業および例