「Editor Options (エディター・オプション)」パネル
エディター・オプションは、表示、編集、または印刷時にデータを表示または印刷する形式を設定するために使用する、さまざまなオプションを制御します。
次のパネルにナビゲートするには、F11 (NxtPage) または F10 (PrvPage) を押します。
簡潔化のため全 3 パネルの内容をまとめて 「Editor Options (エディター・オプション)」パネル に示します。
パネルとフィールドの定義
Process Options Help
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File Manager Editor Options (all 3 panels combined)
Related command if applicable, shown in ()
Initial Display
1 1. Previous
2. Table
3. Single
4. Character
5. Hex
6. LHex
Miscellaneous: Enter "/" to select option
/ Recognize and interpret ISPF packed data
CAPS initially ON - translate changed data to uppercase (CAPS)
Maximum virtual storage allowed for Edit and View 0
Related command if applicable, shown in ()
Grouping and Hiding options: Enter "/" to select option
Expose (do not group) records of types: (SHOW)
/ Not selected / Suppressed / Length error
See shadow lines (deselect to hide) for groups of: (SHADOW)
/ Not selected / Suppressed / Excluded
Multi-line display format options: (TABL/CHAR/HEX/LHEX)
/ Display prefix area (PREFIX on/off)
Display prefix area on the right (PREFIX RIGHT)
A Prefix area width (A,6,7,8,9) (PREFIX _)
Display record length (RECL on/off)
Display record length on the right (RECL RIGHT)
A Record length width (A,3,4,5,6) (RECL _)
Display RBA and Length when browsing VSAM (RBALEN on/off)
Related command if applicable, shown in ()
Formatted display options:
/ Field reference number (REF) / Field type and length values (TYPE)
Picture clause (PIC) Start location (SLOC)
Structure (STR) Left justify numeric fields (JUST)
/ Redefined fields (RDF) / CCSID (CCSID)
Command ===>
F1=Help F2=Split F3=Exit F7=Backward F8=Forward F9=Swap
F10=PrvPage F11=NxtPage F12=Cancel
- Initial Display (初期表示)
- 1.前
- エディター・セッションの開始時に、「View (表示)」または「Edit (編集)」パネルの表示形式フィールド (「Format (形式)」) には、直前のエディター・セッションで指定された値が事前に入力されています。これがデフォルトです。
- 2.表
- エディター・セッションの開始時に、「View (表示)」または「Edit (編集)」パネルが TABL 表示形式で表示されます。
テンプレートで形式設定されていないデータの場合、「View (表示)」または「Edit (編集)」パネルは CHAR 表示形式で表示されます。
- 3.単一
- エディター・セッションの開始時に、「View (表示)」または「Edit (編集)」パネルが SNGL 表示形式で表示されます。
テンプレートで形式設定されていないデータの場合、「View (表示)」または「Edit (編集)」パネルは CHAR 表示形式で表示されます。
- 4.文字
- エディター・セッションの開始時に、「View (表示)」または「Edit (編集)」パネルが CHAR 表示形式で表示されます。
- 5.16 進
- エディター・セッションの開始時に、「View (表示)」または「Edit (編集)」パネルが HEX 表示形式で表示されます。
- 6.LHex
- エディター・セッションの開始時に、「View (表示)」または「Edit (編集)」パネルが LHEX 表示形式で表示されます。
- Recognize and interpret ISPF packed data (ISPF パック・データの認識および解釈)
- このオプションが選択されると、File Manager は編集 (または表示) されているデータ・セットまたはメンバーのデータをチェックして、ISPF PACK オプションを使用して書き込まれているかどうかを判別します。その場合、File Manager はデータをアンパックして、通常の方法で編集または表示できるようにします。データ・セットが大きすぎてメモリー内に収まらない場合、File Manager はデータ・セットをアンパック形式で編集または表示することはできませんが、代わりにデータ・セットをパック形式で提供します。このオプションの選択を解除すると、File Manager はデータをチェックせず、編集および表示は、レコード・データを「そのまま」の状態で操作します。注: このオプションにより、パック・データを PDS または PDSE データ・セットで処理することができます。File Manager は VSAM データ・セットでのパック・データの処理をサポートしていません。
- CAPS initially ON - translate changed data to uppercase (CAPS) (CAPS ON 初期設定 - 変更されたデータを大文字に変換 (CAPS))
- 入力フィールドに入力されたデータを大文字に変換します。
- Maximum virtual storage allowed for Edit and View (編集および表示で使用可能な最大仮想ストレージ)
- データの読み込み時にエディターで使用可能なストレージの最大キロバイト数。データの初期読み取りでこの値よりも多くのストレージが必要になる場合は、他の編集技法 (補助ファイルの使用やインプレース編集など) が代わりに使用されます。レコードを保持するために、少なくとも次の量のストレージがエディターで使用されます。
(Number of records * (112 + record length))
使用可能なストレージをすべて編集に使用できるようにするには、値を 0 に設定します。
カスタマイズ中に FMN0POPI で他の値に設定されない限り、デフォルトは 0 です。エディターは通常、512 KB ブロック単位でストレージを取得するため、この数がゼロより大きい場合、実際の使用量は最小の 512 に調整されるか、または次の 512 まで切り上げられます。
- Expose (do not group) records of types (公開する (グループ化しない) レコードのタイプ):
- Not selected (未選択)
- 非選択レコードを公開または表示します。このオプションを選択すると、SHOW NOT ON コマンドが入力された場合と同じ効果があります。SHOW コマンドを File Manager セッション時に入力すると、そのセッションでは、このオプションがリセットされます。
- Suppressed
- 抑制レコードを公開または表示します。このオプションを選択した場合の効果は、SHOW SUP ON コマンドを入力した場合と同じです。SHOW コマンドを File Manager セッション時に入力すると、そのセッションでは、このオプションがリセットされます。
- Length error (長さエラー)
- レコードがテンプレート内のレコード・タイプのレコード ID 基準と一致しているが、そのレコード長がそのレコード・タイプの有効範囲外である場合でも、そのタイプのレコードと一致します。
レコード ID 基準が定義されていなくて、レコード長がテンプレート内のどのレコード・タイプの有効範囲内にも入らない場合でも、テンプレートの最初のレコード・タイプのレコードと一致します。
「Edit (編集)」の場合は、
=LGTH
がレコード接頭部域に表示されます。このオプションを選択しないと、長さがテンプレート内のレコード・タイプと一致していないレコードは、たとえレコード・タイプのレコード ID 基準と一致していても選択されません。
このオプションには同等の基本コマンドはありません。
- See shadow lines (deselect to hide) for groups of (シャドー行を表示する (選択解除して非表示にする) グループ):
- Not selected (未選択)
- 非選択レコード用にシャドー行を表示します。SHADOW NOT ON 基本コマンドと同等。
非選択レコードの定義については、テンプレートを使用したレコード表示のフィルター処理を参照してください。
- Suppressed
- 抑制レコード用にシャドー行を表示します。SHADOW SUP ON 基本コマンドと同等。
抑制レコードの定義については、テンプレートを使用したレコード表示のフィルター処理を参照してください。
- 除外済み
- (編集のみ)除外レコード (X 接頭部コマンドまたは EXCLUDE 基本コマンドを使用して除外されたレコード) 用にシャドー行を表示します。SHADOW EX ON 基本コマンドと同等。
- Multi-line display format options (複数行表示形式のオプション): (TABL/CHAR/HEX/LHEX)
- Display prefix area (接頭部域を表示する)
- (編集のみ)接頭部域を表示します。PREFIX ON または PREFIX OFF 基本コマンドと同等。
- Display prefix area on the right (接頭部域を右に表示する)
- 接頭部域 (表示される場合、上の「Display prefix area (接頭部域を表示する)」を参照) を「Edit (編集)」パネルの右側に配置します。そうでない場合は、接頭部域を左側に配置します。PREFIX RIGHT 基本コマンドと同等。
- Prefix area width (A,6,7,8,9) (接頭部域の幅 (A,6,7,8,9))
- エディター・セッションで表示される接頭部域の長さを設定します。接頭部長には、6 から 9 のいずれかを設定するか、A を設定することができます。A の場合は、(該当する場合に) データ・セットのレコード番号を表示するために必要な長さに接頭部域が自動調整されます。A がデフォルト値です。PREFIX 基本コマンドを使用して、接頭部域の表示と位置を制御することもできます。
- Display record length (レコード長を表示)
- 複数行形式 (TABL、CHAR、HEX、LHEX) でのレコード長の表示をオンにします。「Display record length on the right (レコード長を右に表示)」オプションを選択していない場合は、パネルの左側にレコード長が表示されます。表示を有効にするには、いずれかの文字を入力します。無効にするには、文字を除去するか、ブランクを上書き入力します。RECLEN 基本コマンドを使用して、レコード長の表示を制御することも できます。
このオプションは、TABL および SNGL 形式のレコードを印刷するときにレコード長が印刷されるかどうかも制御します。
- Display record length on the right (レコード長を右に表示)
- File Manager の編集データ表示でのレコード長領域が、パネルの右側に表示されます。このオプションを選択せず、「Display record length (レコード長を表示)」オプションを選択した場合は、パネルの左側にレコード長領域が表示されます。このオプションは、「Display record length (レコード長を表示)」オプションが選択されているか、エディター・セッション中に RECLEN ON コマンドを発行した場合にのみ有効です。RECLEN 基本コマンドを使用して、レコード長領域の表示と位置を制御することもできます。
- Record length width (A,3,4,5,6) (レコード長の幅 (A,3,4,5,6))
- 複数行形式 (TABL、CHAR、HEX、LHEX) で、エディター・セッションに表示されるレコード長領域の幅を設定します。レコード長の幅には、3 から 6 のいずれかを設定するか、A を設定することができます。A の場合は、データ・セットのレコード長を表示するために必要な長さに、レコード長領域の幅が自動調整されます。A がデフォルト値です。RECLEN 基本コマンドを使用して、レコード長領域の表示と位置を制御することもできます。
- Display RBA and Length when browsing VSAM (VSAM ブラウズ時に RBA および LEN 表示)
- VSAM ファイルをブラウズする場合、複数行表示の左端に RBA およびレコード長が表示されます。
このオプションを選択解除すると、File Manager はこの情報を表示しないため、各パネルでより多くのレコード・データを表示できます。
- Formatted display options (定様式表示オプション):
- Field reference number (REF) (フィールド参照番号 (REF))
- セッション・デフォルトを変更して、SNGL 表示形式または印刷形式の場合はフィールド参照 (#2 など) を各フィールドの横に表示します。エディター・セッションでは、REFS コマンドを使用してこの表示を一時的にオンまたはオフに設定することもできます。
- Field type and length values (TYPE) (フィールド・タイプおよび長さの値 (TYPE))
- セッション・デフォルトを変更して、SNGL 表示形式または印刷形式の場合はフィールドのデータ・タイプと長さを各フィールドの横に表示します。エディター・セッションでは、TYPE コマンドを使用してこの表示を一時的にオンまたはオフに設定することもできます。
- Picture clause (PIC) (PICTURE 文節 (PIC))
- SNGL 表示モードまたは印刷モードの使用時に PICTURE 文節を表示するように、セッションのデフォルトを変更します。2 進およびパック 10 進数フィールドの長さおよびスケール (ゼロ以外の場合) と、ビット・フィールドの長さも示します。エディター・セッションでは、PIC コマンドを使用してこの表示を一時的にオンまたはオフに設定することもできます。
- Start location (SLOC) (開始位置 (SLOC))
- SNGL 表示モードまたは印刷モードの使用時に各フィールドの開始位置を表示するように、セッションのデフォルトを変更します。エディター・セッションでは、SLOC コマンドを使用してこの表示を一時的にオンまたはオフに設定することもできます。
- Structure (STR) (構造 (STR))
- SNGL 表示モードまたは印刷モードの使用時にテンプレートの完全な構造を表示するように、セッションのデフォルトを変更します。エディター・セッションでは、STR コマンドを使用してこの表示を一時的にオンまたはオフに設定することもできます。
- Left justify numeric fields (JUST) (数値フィールドの左寄せ (JUST))
- SNGL 表示モードまたは印刷モードの使用時に数値フィールドを左寄せで表示するように、セッションのデフォルトを変更します。エディター・セッションでは、JUST コマンドを使用してこの表示を一時的にオンまたはオフに設定することもできます。
- Redefined fields (RDF) (再定義フィールド (RDF))
- SNGL 表示モードまたは印刷モードの場合は再定義された情報をフィールド名の一部として表示し、SNGL または TABL 表示モード、あるいは印刷モードの場合は再定義フィールドを表示または印刷するように、セッションのデフォルトを変更します。エディター・セッションでは、RDF コマンドを使用してこの表示を一時的にオンまたはオフに設定することもできます。
- CCSID (CCSID)
- SNGL 表示モードまたは印刷モードの使用時に、適用可能であれば、各フィールドに割り当てられた CCSID を表示するようにセッションのデフォルトを変更します。エディター・セッションでは、CCSID コマンドを使用してこの表示を一時的にオンまたはオフに設定することもできます。
親パネル
子パネル
- なし。
同等機能
- なし。