「Copy To (コピー宛先)」パネル
「Copy To (コピー宛先)」パネルを使用して、データの書き込み先のデータ・セットを指定します。
このパネルには複数のバージョンがあり、「Copy From (コピー元)」パネルでテンプレートを指定したかどうか、また出力を XML や CSV などの外部形式にエクスポートするかどうかに応じて、いずれかが表示されます。
パネルとフィールドの定義
Process Options Help ────────────────────────────────────────────────────────────────────────────── Copy from USERID.FMDATA(DATA1) To Partitioned, Sequential or VSAM Data Set, or HFS file: Data set name . . . . . FMDATA + Member . . . . . . . . DATA2 Volume serial . . . . . Processing Options: Disposition Execution "/" options ISPF Packing 1 1. Old or Reuse Replace members 1 1. Asis 2. Mod Binary mode, reclen 2. Pack Stats Option 3. Unpack 1 1. Off 4. None 2. Force 5. Skip Command ===> F1=Help F2=Split F3=Exit F4=Expand F7=Backward F8=Forward F9=Swap F10=Actions F12=Cancel
- コピー元
- データのコピー元のデータ・セット、HFS ファイル (ディレクトリー)、WebSphere® MQ キュー名、または CICS® リソースをリストします。
- To data set/file (宛先データ・セット/ファイル): Data set/path name (データ・セット/パス名)
- 完全修飾データ・セット名またはパターン、HFS ファイルまたはディレクトリー、WebSphere® MQ キュー名、または CICS® リソースを指定できます。
WebSphere® MQ キュー名の指定については、MQ マネージャーまたはキューの指定を参照してください。
CICS® リソースの指定については、CICS リソースの指定を参照してください。
データ・セット名に、小括弧で囲んだメンバー名または名前パターンを含めることができます。メンバーをここで指定する場合は、関連した「Member (メンバー)」フィールドは空でなければなりません。
HFS ファイルまたはディレクトリーを指定する場合、絶対パス名を入力する必要があります。表示される入力フィールドよりパス名が長い場合、「Expand」機能キー (F4) を押して、長い名前を入力できるポップアップ・ウィンドウを表示します。
- To Data Set (宛先データ・セット): メンバー
- 「Data set name (データ・セット名)」フィールドに、括弧で囲んだメンバー名または名前パターンを組み込まずに区分データ・セット (PDS) の名前を指定した場合は、このフィールドを使用してメンバー名またはメンバー名パターンを指定できます。
- ボリューム通し番号
- コピーされたデータ・セットを含めるボリュームの通し番号。カタログされていないデータ・セットには必須です。
- 後処理
- 宛先データ・セットの状況です。
- Old or Reuse (旧または再使用)
- コピーされたレコードを出力データ・セットへ書き込みます。レコードはデータ・セットの先頭から書き込まれ、既存のレコードが置き換えられます。
- Mod
- データ・セットが VSAM KSDS データ・セットである場合を除き、入力レコードをデータ・セットの最後に付加します。この場合、入力レコードのキー値を使用して、レコードがデータ・セット内に配置されます。区分データ・セットのメンバーの場合、MOD は無効です。
- メンバーを置き換え
- 出力区分データ・セット内の同名メンバーを置き換えます。
- バイナリー・モード
- HFS ファイルを処理する場合は、このオプションを選択して、バイナリー・モードを指定します。バイナリー・モードでは、レコード区切り文字なしで HFS ファイルのデータが処理されます。reclen には、データを固定レコードに非ブロック化するために使用する論理レコード長を指定します。0 ~ 32760 の範囲で値を入力します (デフォルト: 80)。
テキスト・モードを指定するには、このオプションをクリアします。テキストモードでは、データは、ファイルフォーマットに応じて、次のEBCDIC文字で区切られたレコードの集合体として処理されます:改行(X'15')、キャリッジリターン(X'25')、ラインフィード(X'0D')。
- 統計オプション
- 処理中の PDS メンバーの ISPF 統計 (存在する場合) を更新するかどうかを決定します。
- 空白
- ISPF 統計を更新します。
- 1 Off (オフ)
- ISPF 統計を更新しません。
- 2 Force (強制)
- 常に ISPF 統計を更新または作成します。
- Use I/O exit (I/O 出口を使用)
- 圧縮または暗号化されたデータ・セットにユーザー I/O 出口を指定できます。
このオプションには 2 つのフィールドがあります。このオプションを選択するには、「Use I/O exit (I/O 出口を使用)」の左側にあるフィールドに「/」を入力します。これを選択すると、このフィールド・ラベルの右側にあるフィールドで、使用する出口を指定できます。
注:- このフィールドが表示されるのは、File Manager がオプション USEIOX=ENABLE を指定してインストールされ、かつ「Exit enabled (出口使用可能)」フィールド (「Set System Processing Options (システム処理オプションの設定)」パネル内) が YES に設定されている場合のみです。これらのオプションのいずれかにデフォルトが指定された場合は、「Use I/O exit (I/O 出口を使用)」の右側のフィールドにそれが表示されます。
- I/O 出口は、使用中のデータ・セットを処理するためにのみ、使用できます。データ・セットの形式設定に使用しているコピーブックやテンプレートを処理するために使用することはできません。
- ISPF Packing (ISPF パッキング)
- 出力データ・セットが、順次ファイルまたは PDS または PDSE であり、I/O 出力ルーチンを使用せず、DISP は OLD に設定されている場合、ISPF PACK 形式であるデータの処理でコピー動作を制御するために、次のオプションの中のいずれかを使用することができます。
- 1.Asis
- 入力データ・セットがパック形式の場合、処理の前にアンパックされます。入力がパック形式のときだけ、出力はパック形式で書き込まれます。
- 2.Pack
- 入力データ・セットがパック形式の場合、処理の前にアンパックされます。出力は常にパック形式で書き込まれます。
- 3.Unpack (アンパック)
- 入力データ・セットがパック形式の場合、処理の前にアンパックされます。出力は常にアンパック形式で書き込まれます。
- 4.なし
- ISPF パック・データのチェックまたは処理は行われません。このオプションは、I/O 出口が使用されている場合には強制となります。
- 5.スキップ
- 入力データがパック形式の場合、処理またはコピーは行われません。
出力データ・セットのテンプレート・フィールド
「Copy from (コピー元)」パネルでテンプレートを指定すると、「Copy To (コピー宛先)」パネルにフィールドが追加され、出力データ・セット用のテンプレートを選択できるようになります。
Process Options Help ────────────────────────────────────────────────────────────────────────────── Copy from FMNUSER.EXPORT Top of data To Partitioned, Sequential or VSAM Data Set, or HFS file: Data set/path name . . 'FMNUSER.DATX' + Member name (or mask) . (Blank or pattern for member list) Volume serial . . . . . (If not cataloged) To Copybook/Template From: FMNUSER.DATA(TEMPA) Data set name . . . . . Member . . . . . . . . (Blank or pattern for member list) Processing Options: Copybook/template usage Disposition Enter "/" to select option 2 1. Above 1 1. Old or Reuse Replace members 2. None 2. Mod Edit template mapping 3. Create dynamic Stats Option Edit template source ISPF Packing 1 1. Off Binary mode, reclen 1 1. Asis 2. Force 2. Pack Optimize Scrambling 3. Unpack 1. Off 4. None 2. On 5. Skip 3. Max Command ===> F1=Help F2=Split F3=Exit F4=CRetriev F7=Backward F8=Forward F9=Swap F10=Actions F12=Cancel
- Copybook/Template From (コピー元コピーブックまたはテンプレート)
- 「Copy from (コピー元)」パネルで指定されたコピーブックまたはテンプレートがリストされます (適用可能な場合のみ)。
- To Copybook or Template (宛先コピーブックまたはテンプレート): データ・セット名
- 「From Copybook or Template (元コピーブックまたはテンプレート)」からフィールドをマッピングするときに使用されるテンプレートまたはコピーブックのデータ・セット名。このテンプレートは、コピーされたデータのレコード選択またはフィールド・フォーマットには影響しません。このフィールドは、「Copybook/template usage (コピーブック/テンプレートの使用法)」フィールドが次の場合に無視されます: 「2.なし。注: コピーブックの場合、これは CA-Panvalet ライブラリーの名前、または Library Management System Exit を使ってアクセスされるライブラリーの名前にすることができます。
- To Copybook or Template (宛先コピーブックまたはテンプレート): メンバー
- 「Data set name (データ・セット名)」フィールドに区分データ・セット (PDS)、CA-Panvalet、またはその他の外部ライブラリーの名前を指定した場合は、このフィールドを使用してメンバー名またはメンバー名パターンを指定します。このフィールドは、「Copybook/template usage (コピーブック/テンプレートの使用法)」フィールドが次の場合に無視されます: 「2.None (なし)」。
- Edit template mapping (テンプレート・マッピングの編集)
- 入力フィールドから出力フィールドへのマッピング、または新規フィールドのデータ作成パターンを変更するように指定します。
- Edit template source (テンプレート・ソースの編集)
- テンプレートの生成に使用されるコピーブックを編集するかどうかを指定します。
- スクランブルの最適化
- このオプションでは、「To (宛先)」テンプレートで定義されているランダム・スクランブルまたは反復可能スクランブルを実行するために使用する方法を指定します。注: 1、2、3 では異なる反復可能スクランブル・アルゴリズムを使用します。反復可能な結果は、同じ最適化オプションを使用した場合にのみ取得できます。
- 空白
- デフォルトは、インストール・オプション・モジュールの OPSCRAM キーワードの設定です。
- 1 Off (オフ)
- 最適化は実行されません。
- 2 On (オン)
- このオプションは、さまざまなフィールドに「Repeat (繰り返し)」または「Random (ランダム)」オプションが指定されている大量のデータをスクランブルする際のパフォーマンスを向上させるために設計されています。
- 3 Max (最大)
- このオプションは、パフォーマンスを最大に改善するように設計されています。注: フィールドに「Repeat (繰り返し)」または「Random (ランダム)」が指定され、値リストが指定されていない場合は、フィールド内で重複する英数字が同じスクランブル文字になります。
「Export (エクスポート)」/「Import (インポート)」オプションのフィールドは次のとおりです。XML
「Copy From (コピー元)」パネルで「Export (エクスポート)」/「Import (インポート)」オプションとして 「1.XML」 を選択した場合、「Copy To (コピー宛先)」パネルにはデータを XML に書き込む方法をカスタマイズするための追加のフィールドが含まれます。
Process Options Help ────────────────────────────────────────────────────────────────────────────── Copy from FMNUSER.FMDATA To Partitioned, Sequential or VSAM Data Set, or HFS file: Data set/path name . . 'FMN.FMDATA.XML' + Member name (or mask) . (Blank or pattern for member list) Volume serial . . . . . (If not cataloged) Processing Options: Disposition Execution "/" options Non-print. characters 1 1. Old or Reuse Replace members 2 1. Asis 2. Mod Binary mode, reclen 2. Hex ISPF Packing Include fillers 3. Replace with . 1 1. Asis Include redefines 4. Skip 2. Pack Convert to Unicode Special characters 3. Unpack Split output line 1 1. Escape 4. None 2. CData 5. Skip Stats Option 3. Hex Export/Import 1 1. Off 4. Replace with * 1 1. XML 2. Force Invalid data Indent step 1 1 1. Hex 2. Replace with * 3. Skip Command ===> F1=Help F2=Split F3=Exit F4=Expand F7=Backward F8=Forward F9=Swap F10=Actions F12=Cancel
- Export (エクスポート)/Import (インポート)
- 出力が XML 形式で書き込まれることを指定します。
- Execution "/" options (「/」による実行オプション)
- メンバーを置き換え
- 出力区分データ・セット内の同名メンバーを置き換えます。
- バイナリー・モード
- HFS ファイルを処理する場合は、このオプションを選択して、バイナリー・モードを指定します。バイナリー・モードでは、レコード区切り文字なしで HFS ファイルのデータが処理されます。reclen には、データを固定レコードに非ブロック化するために使用する論理レコード長を指定します。0 ~ 32760 の範囲で値を入力します (デフォルト: 80)。
テキスト・モードを指定するには、このオプションをクリアします。テキストモードでは、データは、ファイルフォーマットに応じて、次のEBCDIC文字で区切られたレコードの集合体として処理されます:改行(X'15')、キャリッジリターン(X'25')、ラインフィード(X'0D')。
- 充てん文字の組み込み
- 充てん文字は、入力テンプレート (COBOL コピーブックまたは PL/I の組み込み) に定義されている無名項目です。出力に充てん文字を含めるには、このオプションを選択します。
- Convert to Unicode (Unicode への変換)
- 出力を Unicode に変換するかどうかを示します。
- Split output line (出力行の分割)
- 入力レコード処理の結果得られる複数の出力行を、複数の出力レコード幅にわたって続けて表示するかどうかを示します。このように指定した場合、出力レコードは出力行と一致しません。これを指定しない場合、各出力行は単一の出力レコード内に (1 行として) 収まりますが、収まらない場合は File Manager が出力を切り捨てて、処理を終了し、エラーを報告します。
- Indent step (インデント・ステップ)
- XML タグの各ネスト・レベルをインデントする場合に使用するブランクの数を定義します (テンプレート、COBOL コピーブック、または PL/I の組み込みのネスト・レベルごとに、インデントが、指定したブランクの数だけ増えます)。有効範囲: 0 から 9 (デフォルト:1)。
- Non-print. characters (印刷不能文字)
- 出力時の印刷不能文字の表示方法を示します。
- 1.Asis
- 出力時に印刷不能文字は未変更 (現状のまま) で表示されます。
- 2.16 進
- 1 つ以上の印刷不能文字の値が 16 進表記で置き換えられます。
- 3.Replace with replacing-character (replacing-character による置換)
- 各印刷不能文字が replacing character によって置き換えられるか、あるいは印刷不能文字の各サブストリングが 16 進表記に変換されて <HEX> および </HEX> ネスト・タグで囲まれます。一連の許容文字は、特殊文字を除く印刷可能文字に制限されます。置換文字は以下のいずれかの形式で指定できます。
- char
- 各印刷不能文字は、「?」などの文字に置き換えられます。デフォルト文字: 「.」(ドット)。
- C'char
- 各印刷不能文字は、大/小文字の変換なしで文字に置き換えられます。
- X'cc'
- 各印刷不能文字は、16 進値で定義された文字に置き換えられます。
- HEX
- 置換文字の代わりに HEX を指定した場合、連続する特殊文字の各サブストリングは、16 進表記で置き換えられ、<HEX> および </HEX> タグが付けられ、さらにエレメントの内容にネストされます。すなわち、連続する特殊文字の各ストリングは次のように表されます。
この状態でエレメントの内容にネストされます。<HEX>hex-representation-of-nonprintable-char-string</HEX>
- 4.スキップ
- 値に印刷不能文字が含まれる場合、この値はスキップされます。
- Special characters (特殊文字)
- XML 出力での特殊文字の表示方法を示します。
- 1.エスケープ
- 特殊文字は、以下のエスケープ・ストリングに変換されます。
- 「>」の場合は「>」
- 「<」の場合は「<」
- 「'」の場合は「'」
- 「'」の場合は「"」
- 「&」の場合は「&」
- 2.CData
- 特殊文字を含むストリングは未変更のままになります。これは、CDATA セクションに入れられます。
- 3.16 進
- 1 つ以上の特殊文字の値が 16 進表記で置き換えられます。
- 4.Replace with replacing-character (replacing-character による置換)
- 各特殊文字が replacing character によって置き換えられるか、あるいは特殊文字の各サブストリングが 16 進表記に変換されて <HEX > および </HEX > ネスト・タグで囲まれます。置換文字が指定されているか、あるいはデフォルトになっている場合、各特殊文字はその置換文字に置き換えられます。一連の許容文字は、特殊文字を除く印刷可能文字に制限されます。置換文字は以下のいずれかの形式で指定できます。
- char
- 各特殊文字は、「?」などの文字に置き換えられます。デフォルト文字: 「_」(下線)。
- C'char'
- 各特殊文字は、大/小文字の変換なしで文字に置き換えられます。
- X'cc'
- 各特殊文字は、16 進値で定義された文字に置き換えられます。
- HEX
- 置換文字の代わりに HEX を指定した場合、連続する特殊文字の各サブストリングは、16 進表記で置き換えられ、<HEX> および </HEX> タグが付けられ、さらにエレメントの内容にネストされます。すなわち、連続する特殊文字の各ストリングは次のように表されます。
この状態でエレメントの内容にネストされます。<HEX>hex-representation-of-special-char-string</HEX>
- 無効データ
- 出力時の無効データの表示方法を示します。
- 1.16 進
- 無効値は 16 進表記で置き換えられます。
- 2.replacing character による置換
- 無効値は、その値の長さに応じた replacing characters ストリングに置き換えられます。一連の許容文字は、特殊文字を除く印刷可能文字に制限されます。以下を使用できます。
- char
- 値は、「?」などの文字ストリングに置き換えられます。デフォルト文字: 「*」(アスタリスク)。
- C'char'
- 値は、大/小文字の変換なしで文字ストリングに置き換えられます。
- X'cc'
- 値は、各文字が 16 進値で定義された文字ストリングに置き換えられます。
- 3.スキップ
- 無効値はスキップされます。
「Export (エクスポート)」/「Import (インポート)」オプションのフィールドは次のとおりです。CSV
「Copy From (コピー元)」パネルで「Export (エクスポート)」/「Import (インポート)」オプションとして 「2.CSV」 を選択した場合、「Copy To (コピー宛先)」パネルにはデータを CSV に書き込む方法をカスタマイズするための追加のフィールドが含まれます。Process Options Help ────────────────────────────────────────────────────────────────────────────── Copy from FMNUSER.FMDATA To Partitioned, Sequential or VSAM Data Set, or HFS file: Data set/path name . . 'FMN.FMDATA.CSV' + Member name (or mask) . (Blank or pattern for member list) Volume serial . . . . . (If not cataloged) Processing Options: Disposition CSV options Output Options 1 1. Old or Reuse Include fillers / Replace members 2. Mod Include redefines Binary mode, reclen 10 ISPF Packing Include headings Invalid data 4 1. Asis Include leading blanks 1 1. Hex 2. Pack Include trailing blanks 2. Replace with * 3. Unpack Leading zeros 3. Skip 4. None Quoted values Stats 5. Skip Single quotes 1 1. Off CSV delimiter 2. Force ASIS encapsulation Command ===> F1=Help F2=Split F3=Exit F4=Expand F7=Backward F8=Forward F9=Swap F10=Actions F12=Cancel
- CSV オプション
-
- 充てん文字の組み込み
- 充てん文字は、入力テンプレート (COBOL コピーブックまたは PL/I の組み込み) に定義されている無名項目です。出力に充てん文字を含めるには、このオプションを選択します。
- 再定義の組み込み
- 入力テンプレート (COBOL コピーブックまたは PL/I の組み込み) で指定されているデータ項目の再定義を出力に含めるか、または無視するかを示します。
- Include headings (見出しを組み込む)
- フィールド名を CSV 出力の最初の行に見出しとして組み込む場合は、このオプションを選択します。
- Include leading blanks (先行ブランクを組み込む)
- フィールド値の先行ブランクを保持する場合は、このオプションを選択します。
- Include trailing blanks (末尾ブランクを組み込む)
- フィールド値の末尾ブランクを保持する場合は、このオプションを選択します。
- 先行ゼロ
- すべての数値フィールドを、先行ゼロ付きでフォーマットする場合は、このオプションを選択します。
- Quoted values (値を引用符で囲む)
- 出力フィールド値を「Single quotes (一重引用符)」 オプションで示されているように引用符で囲む場合は、このオプションを選択します。このオプションが選択されていない場合、フィールド値に次のものが含まれると、自動カプセル化が実行されます。
- 区切り文字
- 先頭の文字に対する引用符
注: 自動カプセル化を抑制するには、ASIS encapsulation オプションを選択します。 - Single quotes (一重引用符)
- 引用符で囲む値に二重引用符ではなく一重引用符を使用する場合は、このオプションを選択します。
- CSV delimiter (CSV 区切り文字)
- このフィールドを使用して、出力ファイルでフィールドを区切る代替文字を指定します。デフォルトの文字はコンマです。
- ASIS encapsulation (ASIS カプセル化)
- 自動カプセル化を抑制するには、このオプションを選択します。自動カプセル化は、Quoted values オプションが選択されておらず、フィールド値に次のものが含まれている場合に発生します。
- 区切り文字
- 先頭の文字に対する引用符
- メンバーを置き換え
- 出力区分データ・セット内の同名メンバーを置き換えます。
- バイナリー・モード
- HFS ファイルを処理する場合は、このオプションを選択して、バイナリー・モードを指定します。バイナリー・モードでは、レコード区切り文字なしで HFS ファイルのデータが処理されます。reclen には、データを固定レコードに非ブロック化するために使用する論理レコード長を指定します。0 ~ 32760 の範囲で値を入力します (デフォルト: 80)。
テキスト・モードを指定するには、このオプションをクリアします。テキストモードでは、データは、ファイルフォーマットに応じて、次のEBCDIC文字で区切られたレコードの集合体として処理されます:改行(X'15')、キャリッジリターン(X'25')、ラインフィード(X'0D')。
- 無効データ
- 出力時の無効データの表示方法を示します。
- 1.16 進
- 無効値は 16 進表記で置き換えられます。
- 2.replacing character による置換
- 無効値は、その値の長さに応じた replacing characters ストリングに置き換えられます。一連の許容文字は、特殊文字を除く印刷可能文字に制限されます。以下を使用できます。
- char
- 値は、「?」などの文字ストリングに置き換えられます。デフォルト文字: 「*」(アスタリスク)。
- C'char'
- 値は、大/小文字の変換なしで文字ストリングに置き換えられます。
- X'cc'
- 値は、各文字が 16 進値で定義された文字ストリングに置き換えられます。
- 3.スキップ
- 無効値はスキップされます。
「Export (エクスポート)」/「Import (インポート)」オプションのフィールドは次のとおりです。CSV インポート
「Copy From (コピー元)」パネルで「Export (エクスポート)」/「Import (インポート)」オプションとして 「3.CSV Import (CSV インポート)」を選択した場合、「Copy To (コピー宛先)」パネルにはデータを CSV に書き込む方法をカスタマイズするための追加のフィールドが含まれます。
Process Options Help ────────────────────────────────────────────────────────────────────────────── Copy from FMNUSER.FMDATA To Partitioned, Sequential or VSAM Data Set, or HFS file: Data set/path name . . 'FMN.FMDATA.CSV' + Member name (or mask) . (Blank or pattern for member list) Volume serial . . . . . (If not cataloged) Processing Options: Disposition CSV options Output Options 1 1. Old or Reuse Headings / Replace members 2. Mod DBCS Binary mode, reclen 60 ISPF Packing Single quotes Stats 4 1. Asis , CSV delimiter 1 1. Off 2. Pack Fillers 2. Force 3. Unpack Redefines 4. None 5. Skip Command ===> F1=Help F2=Split F3=Exit F4=Expand F7=Backward F8=Forward F9=Swap F10=Actions F12=Cancel
- CSV オプション
-
- 見出し
- インポートする CSV データ・セットに見出しが含まれている場合は、このオプションを選択します。
- DBCS
- インポートする CSV データ・セットに 2 バイト・データ (シフトイン (x'0E') およびシフトアウト (x'0F') 文字で囲まれた DBCS 文字) が含まれている場合は、このオプションを選択します。
- Single quotes (一重引用符)
- インポートする CSV データ・セットで、二重引用符ではなく一重引用符のカプセル化が使用されている場合は、このオプションを選択します。
- CSV delimiter (CSV 区切り文字)
- このフィールドを使用して、コンマ「,」文字の代替区切り値を指定します。
- 充てん文字
- インポートする CSV データ・セットに充てん文字フィールドが含まれている場合は、このオプションを選択します。
- Refines (絞り込み)
- インポートする CSV データ・セットに再定義フィールドが含まれている場合は、このオプションを選択します。
親パネル
子パネル
- 「Copy from (コピー元)」パネル (「コピー宛先」データ・セットとテンプレートが指定された場合、完全修飾されている)
- 「Data Set Selection (データ・セット選択)」パネル (パターンが「Data set name (データ・セット名)」フィールドに入力されている)
- 「Member Selection (メンバー選択)」パネル(パターンまたはブランクが「Member (メンバー)」フィールドに入力されている)
- 「Record Type Selection (レコード・タイプ選択)」パネル (「Edit template (テンプレートの編集)」が選択され、指定されたテンプレートが、複数のレコード・タイプを持つコピーブックに基づいている)
- 「Field Selection/Edit (フィールド選択/編集)」パネル (「Edit template (テンプレートの編集)」が選択され、指定されたテンプレートが、1 つだけのレコード・タイプを持つコピーブックに基づいている)
- 「Dynamic Template (動的テンプレート)」パネル (「Create Dynamic (動的作成)」オプションが選択されるか、または「Edit Template (テンプレートの編集)」が選択され、指定されたテンプレートが動的に作成されている)
- 「Personal Data Set List (個人用データ・セット・リスト)」パネル (「Process (処理)」ドロップダウン・メニューから「Current® Data Set List (現行データ・セット・リスト)」オプションが選択されているか、REFL ファースト・パス・コマンドが入力されている)
- 「Personal Data Set Lists (個人用データ・セット・リスト)」パネル (「Process (処理)」ドロップダウン・メニューから「Personal Data Set Lists (個人用データ・セット・リスト)」オプションが選択されているか、REFD ファースト・パス・コマンドが入力されている)。