「Allocate (割り振り)」パネル

「Allocate (割り振り)」パネルを使用して、新規データ・セットのデータ・セット編成タイプを選択します。存在しない出力データ・セットを (例えば、データ作成やコピー・プロセスの一部として) 指定すると、File Manager はこのパネルを表示します。

パネルとフィールドの定義

1. Allocation (索引の作成: 割り振り)」パネル
  Process   Options   Help
 ──────────────────────────────────────────────────────────────────────────────
 Allocate /u/testonly/xxx.txt

 New Data Set Organization:
    Select option         Instructions
      1. KSDS             The above data set does not exist.
      2. ESDS             To define or allocate a new data set select a data
      3. RRDS             set organization and press ENTER or press PF3/EXIT
      4. VRRDS            or PF12/CANCEL to return without allocation.
      5. LDS
      6. Non VSAM
      7. IAM KSDS         For a new data set, enter a data set name
      8. IAM ESDS         below to copy existing allocation attributes.
      9. HFS

 Existing Data Set:
    Like data set . . . . .                                               
    Volume serial . . . . .       


 Command ===>                                                                  
  F1=Help      F2=Split     F3=Exit      F4=CRetriev  F7=Backward  F8=Forward
  F9=Swap     F10=Actions  F12=Cancel                                           
Allocate (割り振り)
割り振り中の新規データ・セット名をリストします。
New Data Set Organization (新規データ・セット編成)
データ・セット編成タイプを選択するためのオプション。次のいずれかを選択します。
1.KSDS
キー順データ・セット。昇順の照合シーケンスでレコードが格納されている VSAM データ・セットのタイプで、キーと呼ばれるフィールドによって、または相対バイト・アドレスによって呼び出すことができます。
2.ESDS
入力順データ・セット。入力された順にレコードが格納されている VSAM データ・セットのタイプ。レコードは、データ・セットの終わりに追加され、アクセス可能です。
3.RRDS
相対レコード・データ・セット。相対レコード番号に従った順序でレコードが格納されている VSAM データ・セットのタイプで、この番号によってのみアクセス可能です。RRDS には、固定長と可変長の 2 つのタイプがあります。このパネルでは、RRDS という語は固定長タイプを指します。ただし、タイプを区別する必要がない状況では、RRDS が両方のタイプを指す場合もあります。
4.VRRDS
可変長の相対レコード・データ・セット。相対レコード番号に従った順序でレコードが格納されている VSAM データ・セットのタイプで、この番号によってのみアクセス可能です。RRDS には、固定長と可変長の 2 つのタイプがあります。File Manager では、VRRDS という語は可変長タイプを指します。
5.LDS
線形データ・セット。レコード境界のないデータが格納されている VSAM データ・セットのタイプ。線形データ・セットには、他の VSAM データ・セットのような制御情報は含まれておらず、カタログする必要があります。
6.Non-VSAM (非 VSAM)
既存のデータ・セットをモデルとして使用するか、SMS クラス名およびディスク・スペース要件を使用するか、あるいはシステム・デフォルトを使用して、順次データ・セットまたは区分データ・セットを指定できます。
7.IAM KSDS
索引アクセス方式 - キー・シーケンス。IBM 以外のデータ・セット・タイプ。
8.IAM ESDS
索引アクセス方式 - 入力順。IBM 以外のデータ・セット・タイプ。
9.HFS
階層ファイル・システム・ファイル。File Manager でシミュレートされた QSAM/BSAM データ・セットとして処理される非 z/OS ファイルです。
注: File Manager がこのオプションを表示するのは、先行パネルの Data set/path name (データ・セット/パス名) フィールドで HFS パス名 (/ で始まる名前) を指定している場合のみです。
Like data set (類似データ・セット)
モデルとして使用される既存の順次データ・セットまたは区分データ・セットの名前。

このフィールドにマスクを指定すると、File Manager は「Model Data Set Selection (モデル・データ・セット選択)」パネルを表示し、マスクと一致するデータ・セットのリストを示すため、そこからモデル・データ・セットを選択できます。

このデータ・セットの属性は、新規データ・セットのデフォルト値として 2 番目の割り振りパネルへコピーされます。

ボリューム通し番号
オプション「6.Non-VSAM (非 VSAM)」が選択された場合にモデルとして使用する既存の非カタログ順次データ・セットまたは区分データ・セットのボリューム通し番号。

Like data set (類似データ・セット)」フィールドでモデル・データ・セット (またはマスク) も指定している場合のみ、ボリューム通し番号を指定できます。

親パネル

子パネル

同等機能

  • なし。

関連作業および例

新規データ・セットの割り振り