「Record Identification Criteria (レコード ID 基準)」パネル
「Record Identification Criteria (レコード識別基準)」パネルでは、「フィールド別」の方式 (テンプレートを使用したレコードの選択を参照) を使用して、コピーブック・テンプレートにレコード識別基準を設定します。
パネルとフィールドの定義
Process Options Help
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File Manager Record Identification Criteria Line 1 of 7
Cmd Con ( Field Name Op Value )
<-> - <---+----1----+----2----+----3----> <-> <---+----1----+----2----+-- -
*** **** Top of data ****
REC-TYPE01
AND REC-TYPE
AND NAME
AND EMPLOYEE-NO
AND AGE
AND SALARY
AND FILLER
*** **** End of data ****
Command ===> Scroll PAGE
F1=Help F2=Split F3=Exit F4=CRetriev F5=RFind F6=RunTemp
F7=Up F8=Down F9=Swap F10=Left F11=Right F12=Cancel
- Cmd (コマンド)
- 接頭部コマンド域 - テンプレート・エディター接頭部コマンドを入力するために使用されます。
- Con
- 結合子 - AND/OR 結合子を指定するために使用されます。これらと関係があるのは、レコード選択式を含む行だけです。デフォルト値は AND です。この結合子は、以下の値で上書きすることができます。
- 入力値
- 結果の値
- AND
- および
- &
- および
- OR
- または
- |
- または
注: 省略形が受け入れられます。例えば、「AND
」を「O
」で上書きすると、「OR
」に変わります。 - (
- 左括弧 - 括弧は、式を含む行にのみ使用する必要があります。これは、レコード選択基準をグループ化するために使用されます。左括弧の数は右括弧の数と一致していなければなりません。
- Field Name (フィールド名)
- オリジナルのコピーブックに定義されたフィールド名を表示する編集不可のフィールド。
STR 基本コマンドを使用して、表示の「Field Name (フィールド名)」域における構造 (レベル情報) の表示を切り替えます。現在の設定が今後のセッションのために記憶されます。
注: 画面幅を 115 以上に設定して実行している場合は、「Start (開始)」、「Length (長さ)」、および「Type (タイプ)」フィールドに加えて「Field Name (フィールド名)」フィールドも表示できます。ただし、これより短い幅では、「Field Name (フィールド名)」と、「Start (開始)」、「Length (長さ)」、および「Type (タイプ)」との間で画面を切り替える必要があります。デフォルト表示は「Field Name (フィールド名)」です。表示を切り替えるには、カーソルが「Value (値)」フィールドにないことを確認し、「Left (左方)」機能キー (F10) または「Right (右方)」機能キー (F11) を押してください。 - 開始
- オリジナルのコピーブックに定義された、フィールドの開始位置を表示する編集不可のフィールド。
- 長さ
- オリジナルのコピーブックに定義された、フィールドの長さを表示する編集不可のフィールド。
- タイプ
- オリジナルのコピーブックに定義された、フィールドのデータ・タイプを表示する編集不可のフィールド。
- Op
- 演算子 - レコード識別式を作成するために使用します。有効な演算子は次のとおりです。
- =、EQ
- 項が等しい (数値的または埋め込み時) 場合に真
- ¥=、¬=、/=、NE
- 項が等しくない (= の反対) 場合に真
- >、GT
- 次より大
- <、LT
- 次より小
- ><、<>
- より大きいかより小さい (等しくないと同等)
- >=、GE
- 次以上
- \<、¬<
- 未満でない
- <=、LE
- 次以下
- \>、¬>
- 以下
- ==
- 項が厳密に等しい (同一) 場合に真
- \==、¬==、/==
- 項が厳密に「等しくない」場合に真 (== の反対)
- >>
- 厳密により大きい
- <<
- 厳密により小さい
- >>=
- 厳密により大きいか等しい
- \<<、¬<<
- 厳密により小さくない
- <<=
- 厳密により小さいか等しい
- ACO
- 指定されたすべての値を含む。マッチングでは大/小文字が区別されます。否定形は XCO。
- ACU
- 指定されたすべての値を含む。マッチングでは大/小文字が区別されません。否定形は XCU。
- CO
- 指定された値の 1 つを含む。否定形は ¬CO。
- CU
- 指定された値の 1 つを含む。マッチングでは大/小文字が区別されません。否定形は ¬NC。
- NC
- 数値を含む - 数値が値の 1 つである。否定形は ¬NC。
- NN
- (¬NU と同じ)。フィールドが、フィールド・タイプに対応する有効な数値を含まない。肯定形は NU。
- NR
- 範囲にない - フィールド < 値 1、またはフィールド > 値 2。肯定形は RG。
- NU
- フィールドが、フィールド・タイプに対応する有効な数値を含む。
- フィールド・タイプ
- 有効な数値であるかどうかのテストの内容
- BI、FE、FP、PD、および ZD
- フィールド定義との検査を実行します。
- Other
- フィールドに含まれている表示値または文字値が有効な数値であれば、数値であると認識します。外部または 10 進の浮動小数点で有効なすべての数値が有効な数値であると解釈されます。例:
-1234.55 +3.4621E+10
- RG
- 範囲 - 値 1 >= フィールド <= 値 2。否定形は NR。
- XCO
- どの値も含まない。マッチングでは大/小文字が区別されます。肯定形は ACO。
- XCU
- 指定されたどの値も含まない。マッチングでは大/小文字が区別されます。肯定形は ACU。
- ¬CO
- 指定された値の 1 つを含まない。肯定形は CO。
- ¬CU
- 指定されたいずれかの値を含まない。マッチングでは大/小文字が区別されません。肯定形は CU。
- ¬NC
- 指定された (1 つ以上の) 数値を含まない。肯定形は NC。
- ¬NU
- (NN と同じ)。フィールドが、フィールド・タイプに対応する有効な数値を含まない。肯定形は NU。
- VER
- このフィールドが、「Value (値)」列で指定されている文字だけで構成されていることを検証する。
- 値
- このフィールドを使用して、比較で使用する文字または数値定数を式に指定します。演算子が複数の値 (例えば、RG、CO) をサポートする場合は、値を区切るために区切り文字としてコンマを使用します。値を指定するときには、次の規則が適用されます。
- 16 進数ストリング
- 16 進数ストリングは 'hhhhhh'x の形式でなければなりません。引用符で囲まれた値の文字数は偶数であり、含む文字が有効な 16 進文字である必要があります。(0123456789ABCDEF)。
- バイナリー・ストリング
- バイナリー・ストリングは 'nnnnnn'b の形式でなければなりません。引用符で囲まれた値は 0 と 1 の組み合わせである必要があります。
- 数値オペランド
- 数値フィールド・タイプに指定する値は、有効な数値でなければなりません。引用符付きの値は受け入れられません。
- 文字ストリング
- 非数値タイプでは、引用符を指定しない場合、値が自動的に引用符で囲まれます。RG および NR 以外の演算で複数の値を指定した場合は、コンマで区切られたすべての値に引用符を付ける必要があります。
- 日付ストリング
- 日付ストリングは d’xxxxxxxx’ の形式でなければなりません。このストリングは、フィールドに定義された出力フォーマットで指定する必要があります。日付値の例としては、次のようなものがあります。
ここで、出力フォーマットは以下のとおりです。d'Jan 01, 2014'
Mmm DD, YYYY
- 時刻ストリング
- 時刻ストリングは t’xxxxxxxx’ の形式でなければなりません。このストリングは、フィールドに定義された出力フォーマットで指定する必要があります。時刻値の例としては、次のようなものがあります。
ここで、出力フォーマットは以下のとおりです。t'15:30:00.000'
HH:MI:SS.999
注:- 日付ストリングと時刻ストリングは、contains 演算子と併用できません。
- 2 つの値を必要とする範囲演算子で使用する場合は、2 番目の値を引用符で囲む必要があります。例:
d'Jan 01, 2014','Dec 01, 2014'
- 現在の日付または時刻の値を出力フォーマットで検索するには、
d'='
またはt'='
を使用します。
- )
- 右括弧 - 括弧は、式を含む行にのみ使用する必要があります。これは、レコード ID 基準をグループ化するために使用します。左括弧の数は右括弧の数と一致していなければなりません。
- 次元フィールドの添字
- 次元フィールドの場合、オプションで、値領域に添字を入力できます。添字は実際の値の前になければならず、括弧で囲む必要があります。以下のいずれかを入力できます。
- (ANY)
- 添字を入力しない場合、これがデフォルトであり、次元フィールドの少なくとも 1 つが、関連条件が真であるための基準を満たしていなければならないことを示します。
- (ALL)
- すべての次元フィールドが、関連条件が真であるための基準を満たしていなければならないことを示します。
- (nn)
- この形式は、関連条件を満たしていなければならない配列の単一エレメントを参照する場合に使用します。参照されるフィールドに有効な添字を入力する必要があります。