「Display VTOC (VTOC の表示)」パネル

「Display VTOC (VTOC の表示)」パネルは、VTOC の操作ユーティリティーの入力パネルです。このパネルでは、データ・セット名またはデータ・セット名パターン、および操作するディスク・ボリュームを指定できます。

パネルとフィールドの定義

1. VTOC の操作パネル
  Process   Options   Help
────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────
 File Manager                     Display VTOC

    blank Display data set list     P  Print data set list
        V Display VTOC list         PV Print VTOC list
                                    PC Print VTOC and data set list
 Enter one or both of the parameters below:
    Data set name  . . 'SYATES.UNITTEST.RFM0189.ESDS4.AIX1'          
    Volume serial  . . D$US03   Volume status ALL         Unit *   
    Device type  . . . *        SMS SG *                             
 Processing Options:
    Enter "/" to select option
       Batch execution
    /  YY/MM/DD date format (default: YYYY.DDD)
    /  Limited information for VTOC list
       Processing limit  0         




 Command ===> V_________________________________________________________________
  F1=Help      F2=Split     F3=Exit      F4=CRetriev  F7=Backward  F8=Forward
  F9=Swap     F10=Actions  F12=Cancel
データ・セット名
完全修飾データ・セット名またはパターン。データ・セット名は、必須パラメーターではありません。データ・セット名が入力されていない場合、File Manager はデフォルトで、** の総称データ・セット名を使用します (これは最終的に、選択されたデータ・セットを現行ユーザー ID で始まる名前を持つファイルに限定する、「userid.**」という名前にすることになります)。
ボリューム通し番号
完全修飾または総称ボリューム通し番号。

汎用ボリュームで、単一文字を表すパーセント (%) 記号と、1 つの修飾子内の任意数の文字列を表すアスタリスク (*) を使用します。2 つのアスタリスク (**) は任意の数の修飾子内の任意の数の文字を表します。

Volume status (ボリューム状況)
完全修飾ボリューム状況ストリング (省略可能)。以下のいずれかの値を指定できます。
  • PRIVATE (PRIV/RSDNT も含む)
  • RESIDENT
  • PUBLIC
  • STORAGE
  • ALL (デフォルト)
Unit
完全修飾または総称の装置アドレス (装置)。総称名には、単一文字を表すパーセント記号 (%) と、1 つの修飾子内の 1 つ以上の任意数の文字列を表すアスタリスク (*) を使用します。
装置タイプ
完全修飾または総称の装置タイプ (DEVTYPE)。総称名には、単一文字を表すパーセント記号 (%) と、1 つの修飾子内の 1 つ以上の任意数の文字列を表すアスタリスク (*) を使用します。例えば、3390 装置のボリュームのみをリストするには、3390 を指定します。
SMS SG (SMS ストレージ・グループ)
完全修飾または総称の SMS ストレージ・グループ名。総称名には、単一文字を表すパーセント記号 (%) と、1 つの修飾子内の 1 つ以上の任意数の文字列を表すアスタリスク (*) を使用します。

SMS 環境で、予約名 NONSMS を指定すると、非 SMS 制御ボリュームが選択されます。

Batch execution (バッチ実行)
バッチで機能を実行するための JCL を生成して、編集のためにその JCL を表示します。Set Batch Job Card Information (option 0.4) を使用して、File Manager が JCL の生成に使用するデフォルトの JOB カードを調整します。「Set Batch Job Card Information (バッチ・ジョブ・カード情報の設定)」(オプション 0.4)を参照してください。
YY/MM/DD date format (YY/MM/DD 日付形式) (デフォルト: YYYY.DDD)
デフォルト形式の YYYY.DDD の代わりに YY/MM/DD 日付形式を使用します。
Limited information for VTOC list (VTOC リストの限定情報)
このオプションが選択されると、VTOC リストの表示を選択した場合に (コマンド行で「V」)、File Manager は処理されるボリュームのデータ・セット統計を収集せず、「Disk Volume Details (ディスク・ボリュームの詳細)」パネルのデータ・セット統計には「N/A」と表示されます。パフォーマンスを高める場合は、このオプションを選択します。
Processing limit (処理限度)
このオプションを選択すると、VTOC 処理に選択されるデータ・セットの数が指定した数に制限されます。デフォルト 0 を指定すると、選択されるデータ・セット数を制限なしにできます。

親パネル

子パネル

関連作業および例