RESETプライマリコマンド
RESET コマンドは、使用される場所によって異なる機能を持ちます。
Syntax
- 「View or Edit (表示または編集)」での RESET
-
「View (表示)」パネルまたは「Edit (編集)」パネルでは、RESET コマンドは、表示されたデータを「クリーンアップ」します。RESET を使用して、FIND コマンドによって見つけられたストリングの強調表示をオフにします。テンプレートを使用しているときは、SHOW および SHADOW の設定状態を、「Editor Options (エディター・オプション)」パネルで設定されたデフォルトに戻します。
図 1. Syntax - コマンド
- 保留中のすべての接頭部コマンドをリセットします。
- EXCLUDED
- すべての除外レコードを「除外解除」(再表示) します。
- FIND
- FIND コマンドによって検出されたストリングまたは数値から強調表示を除去します。
- LABEL
- ラベル付きの行からすべてのラベルを除去します。
- SPECIAL
- BOUNDS 行など、すべての特殊行を画面から除去します。
パラメーターを指定しないで RESET コマンドを入力すると、次のとおりです。
- レコード・ラベルを除くすべてをリセットします (「RESET COMMAND EXCLUDED FIND SPECIAL」を入力することと同等)、および
- 選択されておらず、抑制されているレコードをグループ化するか、グループ化を解除し、現行のエディター・オプションに応じてシャドー行を非表示にするか、表示します。
- 「Member Selection (メンバー選択)」パネルでの RESET コマンド
-
メンバー選択パネルで、RESET コマンドは、まだ処理されていない接頭部域、および「Prompt (プロンプト)」フィールドに入力された値をリセットします。メンバー名またはメンバー・パターンを指定して、コマンドの有効範囲を一致するメンバー名に制限することができます。
図 2. Syntax - member selection panels - *
- リスト内のすべてのメンバーを選択解除するよう指定します。
- member_name
- 名前付きメンバーを選択解除するように指定します。名前の一致するすべてのメンバーが選択解除されるように、メンバー名のパターンでも構いません。
- 「Set DBCS Options (DBCS オプションの設定)」での RESET
-
「Set DBCS Options (DBCS オプションの設定)」パネルでは、RESET 基本コマンドは、形式定義をそれらのデフォルト値 (1,*,EB) にリセットします。
図 3. Syntax (for Set DBCS Options) - 選択リストでの RESET
-
選択リストでは、RESET 基本コマンドは、選択リストに影響するすべての調整内容を除去します。
図 4. Syntax (for selection lists) - オプション・パネルでの RESET
- オプション・パネルでは、RESET コマンドによって、パネルに表示されたオプションが、File Manager オプション・モジュールで定義されているデフォルト・オプションにリセットされます。
図 5. Syntax (for options panels)
使用箇所
- 「Set Print Processing Options (印刷処理オプションの設定)」パネル (オプション 0.1)
- 「Set System Processing Options (システム処理オプションの設定)」パネル (オプション 0.2)
- 「Set Tape Processing Options (テープ処理オプションの設定)」パネル (オプション 0.3)
- 「Editor Options (エディター・オプション)」パネル
- 「VSAM Edit Sharing Options (VSAM 編集共用オプション)」パネル
- 「Set Temporary Data Set Allocation Options (一時データ・セット割り振りオプション設定)」パネル
- 「Set Output Data Set Allocation Options (出力データ・セット割り振りオプション設定)」パネル
- 「Set Trace options (トレース・オプションの設定)」パネル
- 「Set COBOL Processing Options (COBOL 処理オプションの設定)」パネル (オプション 0.5.2)
- 「Set HLASM Processing Options (HLASM 処理オプションの設定)」パネル (オプション 0.5.3)
- 「Set PL/I Processing Options (PL/I 処理オプションの設定)」パネル (オプション 0.5.4)