SELECTプライマリコマンド

SELECT 基本コマンドは、使用される場所に応じて、メンバーまたはフィールドを選択するために使用されます。このコマンドは、以下のパネルで入力することができます。

  • メンバー選択
  • フィールド選択/編集

Syntax

「Member Selection (メンバー選択)」パネルでの SELECT コマンド

SELECT 基本コマンドは、メンバー選択パネルにリストされているメンバーを選択するために使用されます。指定されたパターンまたはメンバー名と一致するメンバー名に対する S 接頭部コマンドに相当する処理を実行します。

SELECT を実行すると、以下のいずれかの結果となります。
  • 単一メンバーが選択されて、呼び出しルーチンに戻されます。(後続の選択は無視されます。)
  • 「Prompt (プロンプト)」フィールドで選択された値を切り替えます。
  • メンバー・リストを呼び出した機能により処理されるメンバーを選択します。

RESET コマンドを使用して、メンバーの選択をクリアできます。

メンバー選択パネルでの構文は次のとおりです。

1. Syntax - Member Selection panel

1 Select
2.1 *
2.1 member_name
2.1! HOLD
2.1 NOHOLD
*
リスト内のすべてのメンバーを選択するように指定します。
member_name
名前付きメンバーを選択するように指定します。メンバー名パターンを指定できます。そうすると、一致する名前を持つすべてのメンバーを選択できます。
HOLD
デフォルトです。1 つまたはすべてのメンバーを選択してから、処理を開始する前に休止するように指定します。HOLD モード時には、スクロールアップまたはスクロールダウンして、選択済みメンバーを表示し、メンバーを選択または選択解除してリストを絞り込むことができます。Enter キーを押すと、処理が開始します。休止モードでは LOCATE コマンドを使用しても、再度 Enter キーを押すまで処理は開始されません。
注: SELECT コマンドが選択を切り替える機能では、このパラメーターは無視され、その動作は常に NOHOLD です。
NOHOLD
処理が即時に実行されるように指定します。
注: SELECT コマンドが選択を切り替える機能では、このパラメーターは無視され、その動作は常に NOHOLD です。
例(X)
SELECT MBR
単一メンバーの MBR を選択します。
SELECT *
リスト内のすべてのメンバーを選択します。
SELECT a*
リスト内の文字 A で始まるすべてのメンバーを選択します。
SELECT *z
リスト内の文字 Z で終わるすべてのメンバーを選択します。

「フィールド選択/編集」での SELECT

「Field Selection/Edit (フィールド選択/編集)」パネルでは、このコマンドはリストされたすべてのフィールドを選択または選択解除します。

2. Syntax - Field Selection/Edit panel

1 
2.1 SELect
2.1 ALL
2.1! ON
2.1 OFF
ALL
すべてのフィールドを示します。
ON
すべてのフィールドを選択します。
OFF
すべてのフィールドを選択解除します。

使用箇所

関連作業および例