SET (処理オプションの設定)
- 目的
- File Manager による各種処理の制御オプションを設定します。
- 使用上の注意
- この機能を使用して、現在有効な処理オプションをリストします。SET 機能を使用して、1 つ以上のオプションを変更したり、オプションをインストール・デフォルトにリセットすることもできます。SET 機能をバッチ・ジョブの中で使用すると、変更内容は、現行バッチ・ジョブだけに影響します。それ以外の場合、変更内容は、ユーザー・プロファイルに保管され、その後の File Manager セッションで有効です。
すべてのユーザーとバッチ・ジョブに適用されるインストール・デフォルトを変更する場合は、File Manager Customization Guide を参照してください。
- オプション
- なし。
- RESET
- すべてのオプションをインストール時のデフォルト値に戻します (「File Manager Customization Guide」に説明があります)。
- ABENDCC
- ゼロ以外の戻りコード (カスタマイズされた戻りコードも含む) になる File Manager 処理が、バッチで完了する方法を指定します。
- system
- デフォルトです。このオプションは、ご使用のサイトでのカスタマイズ・オプションの一部として設定できます。SET 機能で ABENDCC パラメーターを指定しないと、インストール設定が使用されます。インストール設定でのデフォルトは NONE になっていますが、整数で設定されている場合、その整数は File Manager バッチ処理のデフォルト設定になります。
- NONE
- ジョブ・ステップは、ゼロ以外の戻りコードで完了します。
- num
- 1 から 32767 の整数で指定する必要があります (0 は NONE として扱われます)。
このパラメーターを使用して、オリジナルまたはカスタマイズされたゼロ以外の戻りコードを異常終了に変換します。戻りコードが num より大きいか等しい場合、File Manager は U999、理由コード = 888 (16 進: 378) で異常終了します。File Manager ステップの異常終了によって、以降のステップまたはジョブ (あるいは、その両方) の実行が阻止されます。num 値は、File Manager 機能によって発行された、カスタマイズされた戻りコードに合わせて適切に指定することができます。
注: さらに、ゼロ以外の整数を指定することで、File Manager が異常終了 (システム異常終了) をインターセプトするのを阻止できます。
- ASCII
- ASCII と EBCDIC 間のテープ・データの変換について、要件を指定します。このパラメーターのデフォルト設定は、インストール時に FMN0POPT マクロの ASCII パラメーターの値によって決定されます。通常、これは BOTH に設定されます。
- BOTH
- テープ入力を ASCII 形式から EBCDIC 形式に変換し、テープ出力を EBCDIC 形式から ASCII 形式に変換します。
- IN
- ASCII 形式のテープ入力を EBCDIC 形式に変換します。
- NO
- データを変換しません。
- OUT
- ASCII 形式のテープ入力を EBCDIC 形式に変換します。
この処理オプションは、以下を除くすべてのテープ入出力機能に適用されます。テープの初期化、テープ・ブラウズ、テープ・ラベル表示、およびテープ更新。テープ・ラベル表示の場合には、必要に応じて ASCII 変換が自動的に実行されます。テープの初期化とテープ・ブラウズの場合には、機能の呼び出し時に ASCII 入力または出力を指定できます。その他の (テープ以外の) 機能の場合、FMN では ASCII 変換をサポートしません。
- BDY
- データが SNGL 形式で表示または印刷される場合、このオプションは、現在のレコード境界を超えて開始されるフィールドを抑止するかどうかを指定します。
- NO
- レコードの境界を超えて開始されるフィールドは抑止されません。
- YES
- レコードの境界を超えて開始されるフィールドは抑止されます。
- CCSID
- File Manager をバッチで実行するときにデフォルト CCSID として使用される CCSID を指定します。指定された CCSID は、有効な CCSID であり、また、バッチ・ジョブを実行する z/OS システムで認識される CCSID でなければなりません。
- CYLHD
- ディスク機能でディスク・データ・セットの位置を指定する方法を定義します。
- ABSOLUTE
- File Manager は、シリンダー・ヘッドおよびトラック番号の値を、実際の物理アドレスと解釈します。
- RELATIVE
- File Manager は、シリンダー・ヘッドおよびトラック番号の値を、データ・セットの開始に対する相対アドレスとして解釈します。
- DATAHDR
- データが CHAR 印刷形式で印刷される場合、レコードの番号と長さを文字形式の印刷出力に含めるかどうか指定します。
DATAHDR 設定は DSP および FCH の処理にのみ影響します。
- NO
- レコード見出し情報は、文字形式の出力には含まれません。印刷出力で、ヘッダー情報なしでデータを左寄せにする場合は、DATAHDR=NO を指定します。
- YES
- レコード見出し情報は、文字形式の出力に含まれます。
- DBCSPRT
- このオプションは使用されなくなりました。この構文は、互換性維持のためにだけ保持されています。
- DSINFO
DSP、DSM、DSC、FCH の各コマンドのバッチ・レポートに入力ソースおよび出力ソースの追加のデータ・セット情報を生成するかどうかを指定します。
- NO
- 追加のデータ・セット情報は生成されません。
- YES
- DSORG、RECFM、LRECL、BLKSIZE、VSAM の各属性のデータ・セット情報を生成します。具体的には、入力および出力データ・セットの平均レコード長、最大レコード長、キー・オフセット、キー長、再使用などです (該当する場合)。
- DUMP
- 16 進の印刷出力の形式を指定します (例えば、「Print format (印刷形式)」を「HEX」に設定したときにテープ印刷を使用する場合)。各形式の例については、表示形式の選択を参照してください。
- ACROSS
- 16 進数字が、4 つのフルワードの 2 つのグループとして表示されるので、32 桁の 16 進数字になります。16 進数表示の右側に EBCDIC 文字表示が続きます。
- UPDOWN
- 各 EBCDIC 文字の 16 進数表記を示す 2 桁の数字が、その文字のすぐ下に垂直に表示されます。
- EOD
- テープ入力の場合の、データ終了の区切り文字。
- delimiter
- 1 から 8 文字の区切り文字。文字データの場合、ストリングにブランク、コンマ、あるいは英小文字があれば、引用符で囲みます。16 進データの場合は、X を入力し、続けてストリングを引用符で囲んでください (例えば、X'04')。
一部のテープ機能では、処理するファイル数を NFILES キーワードに指定します。NFILES=EOD が指定されていると、ファイルは EOD 区切り文字で始まっている最初のレコードまで処理されます。ただし、テープ入力の場合はデフォルトの EOD 区切り文字はありません。したがって、NFILES=EOD を指定したい場合は、最初に SET 機能を使用して EOD 区切り文字を指定しなければなりません。そうでない場合は、File Manager はエラーを出します。
- HEADERPG
- 見出しページ (File Manager が示されるタイトル・ページ) が、印刷出力に含まれるかどうかを指定します。PRINTOUT オプションが TERMINAL に設定されていると、HEADERPG が YES に設定されていても、見出しページは印刷出力には含まれません。
- NO
- 見出しページは、印刷出力に含まれません。注: HEADERPG=NO の設定をバッチ処理全体の期間で有効にするには、それを最初の File Manager 制御ステートメントとして指定する必要があります。HEADERPG=NO の設定は、それがアクティブである限り、メッセージ「FMN0062I current SET function values (0062I 現行の SET 機能の値)」の出力も抑制します。
- YES
- 見出しページが、印刷出力に含まれます。
- IOX
- ユーザー I/O 出口の名前を指定します。このオプションは、File Manager 用のサイトのカスタマイズで、サイト全体でのユーザー I/O 出口が許可され、かつ以下のいずれかが該当する場合にのみ有効です。
- 前の SET 機能が USEIOX を YES に設定している場合
- 現行の SET 機能が USEIOX を YES に設定する場合
- sysexit
- デフォルトです。USEIOX=YES を指定し、ユーザー I/O 出口名を指定しない場合、File Manager は、現行ジョブ・ステップで前の SET 機能により指定された出口の名前、またはインストール時のカスタマイズ・オプションで指定された出口の名前を使用します。USEIOX=YES を指定し、インストール・デフォルトが提供されていない場合は、IOX=ioxname を指定する必要があります。注: オンライン・パネルでバッチ処理を選択した場合、生成される JCL ステートメントは「Set System Processing Options (システム処理オプションの設定)」パネルで提供されているデフォルト名を使用します。
- ioxname
- STEPLIB 連結で File Manager に提供されたデータ・セットの PDS(E) メンバーの名前。
- JCL
- FCH または DSC を JCL=YES で実行する際に JCL データを処理する方法を定義します。
- COMPAT
- File Manager は、物理 JCL レコードを処理できるようにその形式を単一の論理 JCL ステートメントに再設定し、それから新しい物理 JCL レコード・セットを構築します。
- RECORD
- 物理 JCL レコードは、アポストロフィで囲まれたパラメーター・フィールドが含まれている場合を除き、File Manager によってそのまま処理されます。このパラメーターが複数のレコードをまたいで続く場合は、処理の前にそれらのレコードがまとめてフローされてパラメーターが結合されます。
- LANGUAGE
- File Manager メッセージ・テキストとパネル・テキストの言語を指定します。指定できる値は、インストールした翻訳済みメッセージ・テキストによって異なります。
翻訳済みのメッセージとパネルのインストール、および LANGUAGE 処理オプションに指定できるキーワード値の説明については、File Manager Customization Guide を参照してください。
- OPSCRAM
- このオプションでは、「To (宛先)」テンプレートで定義されているランダム・スクランブルまたは反復可能スクランブルを実行するために使用する方法を指定します。注: 最適化オプションごとに、異なる反復可能スクランブル・アルゴリズムを使用します。反復可能な結果は、同じ最適化オプションを使用した場合にのみ取得できます。
- OFF
- 最適化は実行されません。
- ON
- このオプションは、さまざまなフィールドに「Repeat (繰り返し)」または「Random (ランダム)」オプションが指定されている大量のデータをスクランブルする際のパフォーマンスを向上させるために設計されています。
- MAX
- このオプションは、パフォーマンスを最大に改善するように設計されています。注: フィールドに「Repeat (繰り返し)」または「Random (ランダム)」が指定され、値リストが指定されていない場合は、フィールド内で重複する英数字が同じスクランブル文字になります。
例:$$FILEM SET OPSCRAM=ON $$FILEM DSC , $$FILEM DSNIN=FMNAPAR.PH31085.DATA, $$FILEM MEMBER=RFTEST, $$FILEM TCIN=FMNAPAR.PH31085.TEMPLATE(RFTEST), $$FILEM DISP=OLD, $$FILEM TCOUT=FMNAPAR.PH31085.TEMPLATE(RFTEST), $$FILEM MEMOUT=RFTEST, $$FILEM DSNOUT=FMNAPAR.PH31085.DATAO.REPEAT.FIELD
- PAD
- レコードをコピーする際の、レコードの埋め込みまたは切り捨てについて指定します。
- OFF
- レコードには、出力レコード・フォーマットで必要とされている場合を除き、ブランクまたは指定文字が埋め込まれることはありません。出力レコードが固定長形式の場合は、出力レコードの長さを一致させるために必要なだけヌル ('00'x) が埋め込まれます。可変長形式または不定形式の出力の場合出力は埋め込まれません。
出力レコードは、最大レコード長を超えるか (固定長または可変長の場合)、または最大ブロック長を超えた場合 (不定形式の場合)、常に切り捨てられます。ただし、最大の長さに合わせるための末尾ブランクはレコードから除去されません。
- ON
- レコードは、出力レコード・フォーマットに応じて修正されます。固定長形式出力の場合は、適合しない入力レコードは切り捨てられるか、またはブランクが埋め込まれます。可変長形式または不定形式の出力の場合、末尾ブランクは入力レコードから除去されます。(適切な結果を得るには、1 つの実行で非ブロック化および埋め込みを実行しないでください。)
- c
- レコードの埋め込みに使用される値。単一文字または 16 進値が可能です。例えば、
X
を入力し、続けて引用符で囲まれた 2 つの 16 進数字 (X'00') を指定できます。加えて、可変長形式および不定形式の出力では、末尾の連続した指定文字が入力レコードから除去されます。本質的に、このオプションは指定した文字 c が ブランクの代わりに埋め込みまたは切り捨てに使用されることを 除き、PAD=ON と同じ効果を持っています。
- PAGESIZE
- 印刷出力の各ページに印刷される行数を指定します。1 から 999 までの値が指定できます。デフォルトは 60です。
- PAGESKIP
- 各機能からの印刷出力を改ページで始めるかどうかを指定します。
- NO
- 各機能からの印刷出力を改ページで始めません。
- YES
- 各機能からの印刷出力を改ページで始めます。
- PRINTDSN
- PRINTOUT=PRINTDSN (後述を参照) が指定されていると、File Manager は印刷出力をこの一時データ・セットに送ります。FMN のインストール済み環境で変更を行っていない限り、デフォルトは userid.File Manager.LIST です。
このデータ・セットをブラウズするには、いずれかの File Manager コマンド行に PB と入力します。次に、データ・セットの内容を PRTCLASS クラスに転送するために、PRINT と入力してください。詳しくは、File Manager から印刷を参照してください。
- PRINTLEN
- 印刷出力の行長を指定します。
- 80
- 印刷出力の行長は 80 文字で、端末に適しています。
- 132
- 印刷出力の行長は 132 文字で、プリンターに適しています。
注: PRINTLEN は以下の場合に適用されません。- データが TABL 形式で印刷される。または
- 比較出力リスト用に幅の広い形式を指定する。
- PRINTOUT
- バッチ実行以外の印刷出力の送信先を指定します。
- SYSPRINT
- 現行の SYSPRINT 割り振りに、印刷出力を送信します。
- TERMINAL
- 印刷出力を TSO 端末に送信します。
- PRINTDSN
- 出力は、「Data set name (データ・セット名)」フィールド (PRINTDSN) によって指定された印刷データ・セットの中に累積されます。このデータ・セットは、PB コマンドを使用してブラウズしたり、ブラウズ中に PRINT コマンドを使用して「Output class (出力クラス)」フィールドで指定されているクラスの JES スプール・キューに送信して印刷したりできます。
- REXX
- 出力を REXX ステム変数に送信します。各行は、FILEM.nnn という変数に対応します。FILEM.0 には行数が含まれます。
「Print Browse (印刷ブラウズ)」(オプション 3.9) で PRINT 基本コマンドを使用している場合、または File Manager パネルでバッチ実行を指定している場合は、印刷出力は常に JES クラスに送信されます。
- PRTCLASS
- 一時印刷データ・セットのブラウズ中に PRINT コマンドが発行されたときに使用される JES スプール・キューのクラスを指定します。
- PRTDISP
- 印刷データ・セットの後処理を指定します。
- OLD
- 各印刷操作の前に印刷データ・セットがクリアされ、印刷出力はデータ・セットの先頭から書き込まれます。
- MOD
- デフォルト設定。印刷出力は、既存の印刷データ・セットに付加されます。
- PRTTRANS
- File Manager が印刷不能文字を変換する方法を指定します。
- OFF
- 変換は実行されません。特殊印刷チェーンをサポートするには、PRTTRANS=OFF を使用します。これで印刷をより速く行うことができます。
- ON
- 印刷不能文字は、変換テーブルを使用してブランクに変換されます。
印刷変換テーブルの変更については、File Manager Customization Guide を参照してください。
- RECLIMIT
- データを CHAR または LHEX 印刷形式で印刷するときに、各レコード (または OAM オブジェクト) の印刷出力を制限します。
- (n,m)
- 印刷出力を n 桁目 (バイト目) から m 桁目 (バイト目) のデータに制限します。m にアスタリスク (*) を指定すると、レコードの終わりまでの意味になります。
- (1,*)
- レコード (またはブロック) の全体が印刷されます。
- TAPELBL
- 作成するラベルのタイプを指定します。
- AL
- ANSI Version 3 ラベルが作成されます。(「Version 3」は、ANSI X3.27–1978、ISO 1001–1979、および FIPS 79 標準を意味します。)
- AL4
- ANSI Version 4 ラベルが作成されます。(「Version 4」は、ANSI X3.27–1987 レベル 4 および ISO 1001–1986(E) 標準を意味します。)
- SL
- EBCDIC ラベルが作成されます。
ANSI テープ・ラベルについて詳しくは、z/OS DFSMS: Using Magnetic Tapes を参照してください。
このパラメーターは、「Initialize Tape (テープの初期化)」(オプション 4.12) にのみ影響を与えます。
- TEMPHLQ
- File Manager セッション中に作成された一時データ・セットに対する、インストール固有の高位修飾子を指定します。(必要に応じてマルチレベルを含む) 全長 24 文字以下の有効な修飾子を指定できます。修飾子の任意の部分に &USER. を指定すると、ユーザーのユーザー ID に置換されます。記号を含んだマルチレベル修飾子は、JCL プロシージャーでのシンボリック・パラメーターを持つデータ・セット名での仕様と同じ規則に従います。したがって、記号の後に単一のピリオドを使用すると、記号と後続のテキストが結合されます (例 1 を参照してください)。マルチレベル修飾子では、各部分を分離する単一のピリオドを二重にする必要があります (例 2 を参照してください)。
- 例 1
- ユーザー ID が XXXX である場合に、&USER.1.TEMP と指定すると、結果の高位修飾子は、XXX1.TEMP になります。
- 例 2
- ユーザー ID が ZZZZ である場合に、FMN.&USER..ABCD と指定すると、結果の高位修飾子は、FMN.ZZZZ.ABCD になります。
注:- 可能な TEMPHLQ パラメーターの長さは 24 文字までです。一方、一時データ・セットはさまざまな長さを持つことができます。また、データ・セット名のシステム部分は 20 文字より長い場合があります。この場合、TEMPHLQ のマイナー・レベルは、最終的なデータ・セット名が 44 文字以下になるまで無視されます。
- &USER.string を連結した結果、高位修飾子の部分が 8 文字より長くなる可能性があります。この場合、ストリングは、修飾子の最終部分が 8 文字の長さになるまで短くされます。
- TRACECLS
- 一時トレース・データ・セットのブラウズ中に PRINT コマンドが発行されたときに使用される JES スプール・キューのクラスを指定します。
- TSOPREFIX
- このパラメーターを使用して、ユーザーの TSO 接頭部を指定できます。このパラメーターが提供されている理由は、バッチ・モードで実行される機能ではユーザーの TSO 接頭部を取得できないにもかかわらず、TSO 接頭部が必要とされることがあるためです。File Manager Installation Options モジュール内の TEMPHLQ パラメーターまたは AUDITHLQ パラメーター、または SET 機能の TEMPHLQ パラメーターで &PREFIX 記号が指定されている場合、バッチ機能でこのパラメーターが必要になることがあります。&PREFIX 記号はユーザーの TSO 接頭部を表すため、File Manager の機能が前述のいずれかのパラメーターでこのシンボルを検出した場合、各機能はこれをユーザーの TSO 接頭部で置き換える必要があります。このパラメーターが指定されている場合のみ、バッチ機能はこの処理を実行できます。
- USEIOX
- ユーザー I/O 出口を呼び出すかどうかを指定します。注:また、「Setting your System Processing Options (システム処理オプションの設定)」(オプション 0.2)も参照してください。
- File Manager 用のサイトのカスタマイズでユーザー I/O 出口が許可されていない場合は、このオプションを使用してその設定を指定変更することはできません。
- SET 機能で設定するユーザー I/O 出口の値は、後続の機能が独自のオプションを使用して I/O 出口処理を要求しない限り効果がありません。例えば、USEIOXIN を DSC (データ・セット・コピー) 入力ユーザー I/O 出口で使用します。
- NO
- ユーザー I/O 出口を呼び出しません。
- YES
- ユーザー I/O 出口を呼び出します。このオプションは、File Manager 用のサイトのカスタマイズで、サイト全体でのユーザー I/O 出口が許可されている場合にのみ効果があります。