- 目的
- オブジェクト・アクセス方式 (OAM) オブジェクトを印刷します。
- 使用上の注意
- この機能を使用して、オブジェクトの内容を、文字形式または 2 つのダンプ形式のうちのいずれかで印刷します。
- オプション
- 印刷するバイトまたはレコードの範囲を選択できます。
以下のように、種々の SET 処理オプションを使用して、 印刷出力を制御することができます。
- SET PRINTOUT は、印刷出力の宛先を定義します。PRINTOUT=SYSOUT に設定した場合、PB (印刷ブラウズ) 機能を使用して、累積出力をブラウズすることができます。
- SET RECLIMIT は、印刷される各レコードのバイト数を制御します。
- 印刷出力の形式は、SET PAGESIZE、SET PRINTLEN および SET PRTTRANS の設定値によっても異なります。
- SET DUMP を使用して、ダンプ形式を指定します。
- 関連機能
- ODL
- OAM オブジェクトをリストします。
- OE
- OAM オブジェクトを消去します。
図 1. Syntax
- blksize
- OAM オブジェクトを論理レコードに非ブロック化するときに使用する論理レコード・サイズ。最大は 32 768 であり、デフォルトは 4 096 です。
- コレクション (collection)
- OAM オブジェクト・コレクションの名前。バッチ・モードを除くいずれのモードでも、ユーザーの TSO 接頭部 (通常は、ユーザー ID) が、引用符で入力されなかったすべての名前の高位修飾子として使用されます。
- format
- 出力形式。
- CHAR
- 文字形式 (デフォルト)。
- HEX
- 16 進形式。
- nbytes
- 印刷する最大バイト数、または ALL。この数を超過すると、印刷は停止します。このパラメーターによって、OAM オブジェクトが予想以上に大量に印刷されてしまうのを防止できます。最大数は 99 999 999 です。ALL を指定するか、このパラメーターを省略すると、オブジェクト全体が印刷されます。
- オブジェクト
- OAM オブジェクトの名前。バッチ・モードを除くいずれのモードでも、ユーザーの TSO 接頭部 (通常は、ユーザー ID) が、引用符で入力されなかったすべての名前の高位修飾子として使用されます。
- skip
- オブジェクトの最初からの、スキップすべきバイト数。最大は 99 999 999 であり、デフォルトは 0 です。
//JOB (acct),'name',Print OAM Object
//S1 EXEC PGM=FILEMGR
//SYSPRINT DD SYSOUT=*
//SYSIN DD *
$$FILEM OP COLLECTN='SYSU.OAM.CLLCT000',
$$FILEM OBJNAME='DTT.ITT.TBL21',
$$FILEM BYTES=1000
$$FILEM EOJ
/*