PWB (PDSE ワークベンチ)
- 目的
- PDS および PDSE データ・セットのメンバー・リストを表示します。PDSE が世代をサポートしている場合、オプションでメンバーの世代を表示できます。メンバーの世代を含め、メンバーに対してコマンドを実行できます。
- 使用上の注意
- パラメーターを指定しないで ISPF コマンド行から呼び出した場合や、File Manager の「ユーティリティー」メニューから呼び出した場合は、「PDSE Workbench Entry Panel (PDSE ワークベンチ入力パネル)」が表示されます。パラメーターを指定した場合は、「PDSE Workbench Entry Panel (PDSE ワークベンチ入力パネル)」がバイパスされ、「PDSE Workbench Member List (PDSE ワークベンチ・メンバー・リスト)」パネルが表示されます。
PDSE ワークベンチ機能は、バッチではサポートされていません。
- オプション
- なし。
- INPUT=ddname
- PDSE ワークベンチに表示する入力データ・セットの DD ステートメントまたは TSO ALLOC ステートメントに対する参照を定義します。デフォルトは、DDIN です。割り当てた ddname は、単一の PDS または PDSE である必要があります。連結データ・セットはサポートされていません。
- DSNIN=dsname
- カタログされた入力 PDS または PDSE の名前を定義します。名前には、括弧の中にメンバー名またはメンバー名パターンを組み込むことができます。ここでメンバー名を指定した場合は、MEMBER パラメーターを指定する必要がありません。
- MEMBER=member1
- メンバー・リストに表示する PDS または PDSE の 1 つ以上のメンバーを表す単一のメンバーまたはパターンの名前。パターンは、* (アスタリスク) または % (パーセント記号) をプレースホルダーとして使用するメンバー名の一部です。
- * 記号は、文字ストリングを表します。
- % 記号は、単一の文字のみを表します。
- LIMIT=genlimit|Nolimit
- メンバーごとにメンバー・リストに表示される世代の最大数を指定します。範囲: 0 ~ 2000000000。
LIMIT=0 と指定した場合、メンバーの別名情報は表示されますが、メンバーの世代は表示されません。LIMIT=Nolimit は、メンバー名またはメンバー名パターンに一致するすべてのメンバー世代を表示します。現在のメンバー (世代 0) は、常に表示されます。
genlimit メンバーの世代をサポートしていないデータ・セットでは無視されます。
- HIDE=Yes|No
-
- Yes
- 入力フィールドを非表示にした状態で PDSE ワークベンチを表示して、メンバー・リストのサイズを最大限に確保します。
- No
- すべての入力フィールドが含まれている PDSE ワークベンチを表示します。
HIDE を指定しないと、前回の設定が使用されます。初めて使用するユーザーのデフォルトは HIDE=NO です。PDSE ワークベンチが表示されたら、HIDE 基本コマンドを使用して、入力フィールドの表示を切り替えてください。