BSR (レコード単位の巻き戻し)
- 目的
- テープを、1 つ以上の物理レコード (ブロック) 分だけ逆方向に戻します。
- 使用上の注意
- 物理テープ・レコードは、データ・バイトのブロックまたはテープ・マークのいずれかです。テープ・マークは、特殊レコードとして処理されます。テープ・マークを通過するたびに、File Manager は情報メッセージを表示します。
テープの DD 名を指定します。
- オプション
- なし。
- 関連機能
- BSF
- テープを、ファイル 1 つ分または複数分だけ逆方向に戻します。
- FSR
- テープを、レコード 1 つ分または複数分だけ前に進めます。
- FSF
- テープを、ファイル 1 つ分または複数分だけ前に進めます。
- REW
- ロード開始点までテープを巻き戻します。
- RUN
- テープを巻き戻し、アンロードします。
- ddname
- DD または TSO ALLOC ステートメントを参照します。
- LABEL=BLP
- ラベル迂回処理の使用を指定します。このパラメーターは、テープを使用する最初の File Manager 機能で指定する必要があります。BLP の処理要件については、File Manager Customization GuideCustomizing the Security Environment を参照してください。
- nblks
- 巻き戻すテープ・ブロックの数。最大は 99 999 999 であり、デフォルトは 1 です。テープ・マークは 1 つのブロックとみなされます。