SCS (カタログ・サービス)

目的
カタログ項目リストを印刷します。
使用上の注意
この機能を使用して、カタログ項目を印刷します。
オプション
完全修飾ファイル ID または汎用ファイル ID を使用して、出力を制限します。表示したいオブジェクトのタイプを指定することもできます。項目名、作成日、有効期限、あるいはフリー・スペースの合計によって、リストをソートすることができます。
関連機能
DVT
VTOC 項目を印刷します。
1. Syntax

1 SCS
1! DSNAME=**
1 DSNAME=dsnmask
2? CATALOG=catalog
1! ENTRIES=ALL
1 ENTRIES=entries
1! SORTBY=NAME
1 SORTBY=sortby
1! INCLUDE= NO
1 INCLUDE=YES
1! DATEFORM=YYDD
1 DATEFORM=YYMMDD
1! LIMIT=0
1 LIMIT=limit
CATALOG
カタログ名。デフォルトでは、システム・カタログの検索順序を使用します。
dsnmask
総称データ・セット名。データ・セット名の中で、パーセント記号 (%) で 1 文字分を表し、アスタリスク (*) で 1 つの修飾子内の任意の数の文字 (または文字なし) を表し、2 つのアスタリスク (**) で任意の数の修飾子内の任意の数の文字 (または文字なし) を表すことができます。デフォルトは ** です。

単一記入項目を印刷するには、完全修飾項目名を指定します。

ENTRIES
リストしたい項目。
ALL
すべてのカタログ項目 (デフォルト)
ALLVSAM
すべての VSAM カタログ項目
ALIAS
別名項目
AIX®
代替索引項目
CLUSTER
クラスター項目
DATA
VSAM データ項目
GDG
世代別データ・グループ項目
INDEX
VSAM 索引項目
NONVSAM
非 VSAM 項目
OAM
OAM コレクション項目
PATH
VSAM パス項目
PGSPC
ページ・スペース項目
UCAT
ユーザー・カタログ項目
SORTBY
次のいずれか:
ALLOC
割り振られているスペースでソートします。
DATE
作成日でソートします。
DSORG
編成でソートします。
FREESP
フリー・スペースでソートします。
LRECL
論理レコード長でソートします。
NAME
データ・セット名でソートします (デフォルト)。
RECFM
レコード・フォーマットでソートします。
INCLUDE
次のいずれか:
NO
データ・セット・リストを、「DSNAME」フィールドに入力された修飾子を持つデータ・セットのみに限定します。追加の修飾子を持つデータ・セットは含まれません。
YES
追加の修飾子を持つデータ・セットを含む、「DSNAME」フィールドの修飾子と一致するすべてのデータ・セットのデータ・セット・リストを生成します。
DATEFORM
次のいずれか:
YYDDD
「Data Set List (データ・セット・リスト)」パネルにリストされたすべての日付を YYYY.DDD で示します。
YYMMDD
「Data Set List (データ・セット・リスト)」パネルにリストされたすべての日付を YY/MM/DD で示します。
limit
VTOC またはカタログ処理に選択されるデータ・セットの最大数。
//SCS JOB (acct),'name'  Catalog Services
//*
//FMBAT    PROC
//FMBAT    EXEC PGM=FILEMGR
//STEPLIB  DD DSN=FMN.SFMNMOD1,DISP=SHR
//SYSPRINT DD SYSOUT=*
//SYSABEND DD SYSOUT=*
//SYSUDUMP DD SYSOUT=*
//         PEND
//*
//DELETE   EXEC PGM=IEFBR14
//FILE     DD DSN=FMNUSER.SCS.LISTING,
//            DISP=(MOD,DELETE),
//            SPACE=(TRK,(30,10)),UNIT=SYSDA,
//            RECFM=FBA,LRECL=133
//*
//SCS00    EXEC FMBAT,REGION=6M
//SYSPRINT DD DSN=FMNUSER.SCS.LISTING,
//            DISP=(,CATLG),
//            SPACE=(TRK,(30,10)),UNIT=SYSDA,
//            RECFM=FBA,LRECL=133
//SYSIN DD *
$$FILEM SCS
$$FILEM EOJ
/*