ERT (テープの消去)
- 目的
- 現在位置からテープの終わりまで、テープを消去します。
- 使用上の注意
- この機能は、テープの現在位置に 2 つのテープ・マークを書き込み、テープの残りの部分を消去し、テープを巻き戻します。
ERT は、IBM® 3400 シリーズのようなデータ・セキュリティー消去の入出力コマンド・コードをサポートしているテープ装置にのみ、使用できます。
- オプション
- なし。
- 関連機能
- REW
- ロード開始点までテープを巻き戻します。
- RUN
- テープを巻き戻し、アンロードします。
- WTM
- 1 つ以上のテープ・マークを書き込みます。
- ddname
- DD または TSO ALLOC ステートメントを参照します。
- LABEL=BLP
- ラベル迂回処理の使用を指定します。このパラメーターは、テープを使用する最初の File Manager 機能で指定する必要があります。BLP の処理要件については、「Customizing the Security Environment」の『File Manager for z/OS Customization Guide』を参照してください。
- mm
- に示された 2 バイトのテープ・モード。