ダンプ登録処理での Exclude/Include オプションの使用

Exclude/Include オプションは、ダンプ登録処理にも適用できますが、ダンプを発生させた状態についてあまり多くのことは分からないため、非常に有用というわけではありません。この情報の不足は、ダンプがダンプ・サービス・アドレス・スペースによって書き込まれたため (詳細についてはダンプ登録処理を参照)、Fault Analyzer が (ダンプを発行したアドレス・スペースではなく) このアドレス・スペースで起動されたことが原因です。

したがって、基本的には ENV データ域 (詳細は分析制御ユーザー出口 (MVS SVC ダンプ登録)を参照) に基づいて、代わりにダンプ登録分析制御ユーザー出口 (ENV - 共通出口環境情報を参照) を使用することにより、ダンプ登録処理の包含と除外を制御することをお勧めします。

ENV データ域では、ダンプ登録処理の場合には JOB_TYPE フィールドを「D」に設定します。