Locale

1. Syntax

1! NOLOCALE
1  LOCALE ( locale-name?  , FADATE )
1 NOLOCALE

Locale オプションは、国/地域別環境に対応した表示に使用されるロケールを指定します。影響を受けるのは、日時フォーマット、ソートされた情報の照合シーケンス、およびピリオドとして表示される非印字文字の判別などです。

locale-name として指定されるロケール名は、z/OS® C/C++ で setlocale() ランタイム関数に対して指定されるロケール名のいずれかにすることができます。ロケール名のリストについては、z/OS® C/C++ プログラミング・ガイドの『付録 D. z/OS® C/C++ で提供されるロケール』を参照してください。

オプションの FADATE サブオプションが指定された場合、使用されるロケールにかかわらず、表示されるすべての日付は Fault Analyzer の標準フォーマット YYYY/MM/DD で、すべての時間値は Fault Analyzer の標準の 24 時間フォーマット HH:MM:SS です。

NoLocale オプションの指定は、Locale(C,FADATE) の指定と同じです。

注: locale-name の Fault Analyzer 指定は、IPVCNF00 parmlib メンバーの IBM Application Delivery Foundation for z/OS Common Components Locale オプション指定をオーバーライドします。IPVCNF00 parmlib メンバーについて詳しくは、IBM Application Delivery Foundation for z/OS Common Components: Customization Guide and User Guideを参照してください。