LoopProtection
このオプションは、Fault Analyzer ループ/待機保護機構を活動化または非活動化するために使用します。この機能がアクティブである場合 (デフォルト状態)、Fault Analyzer は、複数の内部チェックポイントのいずれかで最大予想経過時間を超えると、処理を終了します。この終了が発生した場合は、メッセージ IDI0092S が出されます。
ユーザー出口は、ENV.LOOPPROTECTION_OPT フィールドを N に設定することによって、ループ/待機保護機能を非活動化できます。このフィールドの詳細については、ENV - 共通出口環境情報を参照してください。
注: NoLoopProtection オプションが有効な場合でも、オプションが無効の場合にはメッセージ IDI0092S で終了する可能性のある分析に関しては、正常終了する保証はありません。この原因は、ジョブが依然として、通常のインストール済み環境で課せられる MVS™ 実行時間制限の対象になる可能性があること、または結局ジョブを取り消すことが必要になる無限ループまたは待ち状態にあることです。
このオプションは、リアルタイム分析にのみ適用できます。他のすべてのモードの実行では、これは無視されます。
このオプションは、リアルタイム分析で NoLoopProtection が有効である場合に、 有効なオプションを示す障害分析レポートのセクションにのみ含まれます。
注: リアルタイム分析中に max_pages が超過したが、Fault Analyzer が XDUMP に十分なページをスピルできた場合、MaxMinidumpPages を超える状況にはなりません。