「Extract : To Data Set Specification (抽出 : 受け入れ先データ・セット指定)」パネル
「Extract : To Data Set Specification panel (抽出 : 受け入れ先データ・セット指定)」パネルは、「Extract (抽出)」ダイアログで表示されます。これを使用して、抽出したデータを保管するデータ・セットの名前を指定します。
パネルとフィールドの定義
Process Options Help ──────────────────────────────────────────────────────────────────────────────── FM/IMS Extract : To Data Set Specification Extract to: Data set name . . . 'FMNUSER.EXTRACT.DJ1E' Disposition . . . . NEW (NEW or OLD) Volume serial . . . (If not cataloged) Device type . . . . 3390 (Generic unit or device address) Allocation parameters (if disposition is NEW): Management class . (Blank for default management class) Storage class . . . (Blank for default storage class) Data class . . . . (Blank for default data class) Space units . . . . CYL (BLK, TRK, CYL, KB or MB) Primary quantity . 5 (in above units) Secondary quantity 1 (in above units) Command ===> F1=Help F2=Split F3=Exit F4=CRetriev F7=Backward F8=Forward F9=Swap F10=Actions F12=Cancel
- Extract to: (抽出先:)
- この領域は、抽出データが保管されるデータ・セットを識別します。これは、新規または既存のデータ・セットにすることができます。
- データ・セット名
- 抽出データが保管されるデータ・セットの名前。
- 後処理
- NEW
- 新規抽出先データ・セットを割り振る場合。
- OLD
- 後処理が OLD である既存の抽出先データ・セットを割り振る場合。
- ボリューム通し番号
- 抽出先データ・セットに応じて以下のようになります。
- 存在するが、カタログが作成されていない場合には、それが存在するボリューム通し番号を入力します。
- 作成され (後処理が NEW)、それを特定のボリュームに入れたい場合には、そのボリュームを指定します。
- 装置タイプ
- データ・セットが入れられる汎用装置。
抽出先データ・セットの後処理が NEW である場合には、以下の割り振りパラメーターを指定します。
- Allocation parameters (if disposition is NEW): (割り振りパラメーター (後処理が NEW の場合) :)
- Management class (管理クラス)
- データ・セットの割り振りでデータ管理関連情報 (マイグレーション、バックアップ、保存基準) を取得するために使用される管理クラス。
非 SMS データ・セットを割り振りたい場合で、オプション 0.9 の
Output Data Set Allocation (出力データ・セット割り振り)
に 管理クラスを指定していないときは、このフィールドをブランクのままにしておきます。 - Storage class (ストレージ・クラス)
- データ・セットの割り振りでストレージ関連情報を入手するために使用されるストレージ・クラス。
非 SMS データ・セットを割り振りたい場合で、オプション 0.9 の
Output Data Set Allocation (出力データ・セット割り振り)
に 管理クラスを指定していないときは、このフィールドをブランクのままにしておきます。 - Data class (データ・クラス)
- データ・セットの割り振りでデータ関連情報 (SPACE または LRECL など) を入手するために使用されるデータ・クラス。
非 SMS データ・セットを割り振りたい場合で、オプション 0.9 の
Output Data Set Allocation (出力データ・セット割り振り)
に 管理クラスを指定していないときは、このフィールドをブランクのままにしておきます。 - Space units (スペース単位)
- 基本数量および 2 次数量が表される単位。
- BLK
- ブロック
- TRK
- トラック数
- CYL
- シリンダー数
- KB
- キロバイト
- MB
- メガバイト数
- Primary Quantity (1 次数量)
- 既に指定した Space units (スペース単位) での 1 次割り振り数量。
- Secondary Quantity (2 次数量)
- 既に指定した Space units (スペース単位) での 2 次割り振り数量。
注: SMS クラスまたはスペース・パラメーターの値をパネルに指定しなかった場合、 デフォルトの SMS クラスが使用されます。デフォルトの SMS クラスがセットアップされていない場合、 抽出 JCL を実行依頼すると JCL エラーを受け取ります。