「Set COBOL Processing Options (COBOL 処理オプションの設定)」パネル
「Set COBOL Processing Options (COBOL 処理オプションの設定)」パネルは、「Set Language and Compiler Specifications (言語およびコンパイラー仕様の設定)」メニューでオプション 2 を選択すると表示されます。
このパネルでは、以下を指定できます。
- FM/IMS が COBOL コピーブックからテンプレートを構築するときに使用する、選択済み COBOL コンパイラー・オプション。
- COBOL コピーブック内で置き換える 5 つまでの疑似テキスト文字ストリング。
- 置き換える文字ストリングの置換疑似テキスト文字ストリング。
- FM/IMS がテンプレートの構築時に COBOL コンパイラーから受け入れる最大戻りコード。
パネル上のすべてのオプションをインストールのデフォルトにリセットするには、RESET コマンドを入力します。
変更内容を保存してパネルを終了するには、EXIT コマンド (F3) を入力します。
変更内容を保存せずにパネルを終了するには、CANCEL コマンド (F12) を入力します。
パネルとフィールドの定義
Process Options Help ──────────────────────────────────────────────────────────────────────────────── FM/IMS Set COBOL Processing Options COBOL Replacing Options: From string To string 1. by 2. by 3. by 4. by 5. by COBOL Compiler Options: Enter "/" to select option DBCS Decimal-point is comma Arith(extend) Mixed case field names Additional options ___________________________________________________________ Maximum Return Code to be accepted from compiler 04 (0-99) Command ===> F1=Help F2=Split F3=Exit F4=CRetriev F7=Backward F8=Forward F9=Swap F10=Actions F12=Cancel
- COBOL Replacing Options (COBOL 置換オプション)
- COPY コンパイラー指示ステートメントの REPLACING 句の
元
および宛先
疑似テキスト文字ストリング。COBOL コピーブックをテンプレートにコンパイルする前に、COBOL コピーブックに除去する文字または他の文字と置き換えたい文字が含まれている場合には、この置換オプションを使用します。
例えば、コンパイルの前に変更するテキストがコピーブックに入っている場合は、
==INREC==をFrom (検索)
ストリングとして指定し、==AUDIT-RECORD==を対応するTo (置換)
ストリングとして指定します。COPY REPLACING の
From (検索)
ストリングおよびTo (置換)
ストリングの指定について詳しくは、IBM COBOL Language Reference を参照してください。 - COBOL Compiler Options (COBOL コンパイラー・オプション)
- COBOL コピーブックをテンプレートにコンパイルするときに使用されるコンパイラー・オプション。
- DBCS
- 選択されている場合、DBCS コンパイラー・オプションを使用します。そうでない場合は、NODBCS を使用します。
- 小数点はコンマ
- COBOL コピーブックのコンパイル時に「Decimal-point is comma (小数点はコンマ)」の SPECIAL-NAMES パラグラフを使用します。
- Arith(extend) (Arith(拡張))
- COBOL コピーブックをコンパイルする際に Arith(拡張) COBOL コンパイル・オプションを使用します。
- 大/小文字混合のフィールド名
- COBOL コピーブックでコーディングされているとおりに、フィールド名の元の大/小文字を保持します。
- 追加オプション
- テンプレートの作成または更新のために COBOL コンパイルを実行する際に、CBL ステートメントによって追加された、追加の COBOL コンパイラー・オプション。これらのオプションは、コンパイル処理中に妥当性検査されます。コンパイル・エラーを回避するには、構文が正しいこと、および File Manager を呼び出す前にこれらのオプションで必要な追加データ・セットがすべて割り振られていることを確認します。
- 最大戻りコード
- コピーブックのコンパイル時に、コンパイラーで受け入れられる最大の警告コードおよびエラー・コードを設定します。指定より高いコードがあると、ポップアップ・パネルが File Manager によって表示され、 コンパイルを検討し、以降の処理について決定することができます。
これらのコンパイラー・オプションの効果について詳しくは、IBM COBOL Programming Guide for OS/390 & VM を参照してください。
親パネル
子パネル
- なし。