「Template Specification (テンプレート指定)」パネル

「Template Specification (テンプレート指定)」パネルは、「Template Entry Panel (テンプレート項目の入力パネル)」でテンプレート・データ・セット名およびメンバーを入力した後に表示されます。

存在しないテンプレート・メンバーまたはライブラリー情報を含まない古いバージョンのテンプレートを指定した場合、「Template Specification (テンプレート指定)」パネルの前に、「DBD Library List (DBD ライブラリー・リスト)」パネルおよび「Copybook Library List (コピーブック・ライブラリー・リスト)」パネルが表示されます。
注: 古いテンプレートは、取り消しが実行されない場合、自動的に新しい形式に更新されます。テンプレートで定義されたセグメントが、DBD で定義されたセグメントと一致しない場合は、既存のテンプレートは自動的に更新されます。

「Template Specification (テンプレート指定)」パネルは、DBD 内のセグメント・タイプのリストと、それに対応するコピーブック (セグメント・レイアウトを定義) を表示します。

このパネルでは、以下を行うことができます。
  • 1 つ以上のコピーブックを指定して、任意のセグメントのレイアウトを記述する。
  • 与えられた任意のコピーブックに 01 を挿入するかどうかを指定する。
  • テンプレートを更新する。
  • 与えられたセグメントに合うようにテンプレートを編集する。

パネルとフィールドの定義

1. 「Template Specification (テンプレート指定)」パネル
 Process   Options   Help
───────────────────────────────────────────────────────────────────────────────
 FM/IMS                      Template Specification

 Template FMN.IMS.IVP.TEMPLATE(DJ1F)

                 Layout        Segment
 Cmd RI Segment  member    Lib description    01 Field name
 *** ****  Top of data  ****
      I SHIRE    SHIRE       1                 N                               
      I SHIRENP  SHIRENP     1                 N                               
      I LINKSUB  LINKSUB     1                 N                               
 *** ****  End of data  ****








 Command ===>                                                       Scroll CSR
  F1=Help      F2=Split     F3=Exit      F4=CRetriev  F6=Describe  F7=Backward
  F8=Forward   F9=Swap     F10=Actions  F12=Cancel

各セグメント・タイプごとに、コピーブックのメンバー名、およびオプションとして 説明を入力します。

テンプレート
作成中のテンプレートを保管する区分データ・セットの名前を表示します。
Cmd (コマンド)
接頭部コマンド・フィールド。セグメント・ヘッダーと行は、非ブランクのセグメント値を含んでいる行です。このような行は、削除することも移動することもできません。最初のセグメント・ヘッダー行 の前に行を挿入することはできません。使用できるコマンドは以下のとおりです。
E
テンプレートを (必要であれば) 作成し、編集します。
A
データをその後に移動またはコピーする行を識別します。
B
データをその前に移動またはコピーする行を識別します。
C
1 行をコピーします。
Cn
n 行をコピーします。
Cc
行のブロックをコピーします。ブロックの開始と終了にマークを付けます。
D
1 行を削除します。
Dn
n 行を削除します。
DD
行のブロックを削除します。ブロックの開始と終了にマークを付けます。
E
セグメント・レイアウトを編集します。
I
空の 1 行を挿入します。
In
空の n 行を挿入します。
M
1 行を移動します。
Mn
n 行を移動します。
MM
行のブロックを移動します。ブロックの開始と終了にマークを付けます。
O
1 行をオーバーレイします。
On
n 行をオーバーレイします。
OO
行ブロックをオーバーレイします。ブロックの開始と終了にマークを付けます。
R
行を 1 回繰り返します。
Rn
行を n 回繰り返します。
RR
行のブロックを繰り返します。ブロックの開始と終了にマークを付けます。
RRn
行のブロックを n 回繰り返します。ブロックの開始と終了にマークを付けます。
S
コピーブック・メンバーを編集します。(他のライブラリー製品が管理するコピーブックの場合は、 ビューに置き換えられます。)これによって、このセグメント・タイプのレイアウト・オカレンスを識別したり、 セグメント・タイプのレイアウトを表示する基準を指定することができます。

FM/IMS は、編集するセグメント・タイプに複数のレイアウトがある場合には「Segment Layout Selection (セグメント・レイアウト選択)」パネルを表示します。セグメント・タイプにレイアウトが 1 つしかない場合は、FM/IMS は「Segment Layout (セグメント・レイアウト)」 パネルを表示します。

U
このコピーブックが属するセグメント・レイアウトの更新と編集を行います。
V
コピーブック・メンバーをビューします。
X
「Redefines / Range Specifications (再定義/範囲の指定)」パネルを表示します。
R
対応するレイアウト・メンバーに対して、再定義または範囲パラメーターを指定した 場合は、この列には値Rが入ります。
I
この列には、以下の値が入っています。
空白
テンプレートが新たに作成される場合。
I
テンプレートが作成された場合、以下のいずれかの条件が真の場合、I の値のみがセグメント見出し行に表示されます。
  • そのセグメントに対して、レイアウトは 1 つのみ指定されている。
  • 特定のセグメントの各レイアウトに基準が指定されている。
セグメント
これは表示フィールドです。これは、DBD 内のセグメント・タイプの名前です。
Layout member (レイアウト・メンバー)
セグメント・タイプのレイアウト (1 つ以上) が入っているコピーブックのメンバー名。

前のパネルで指定した (最大 6 つの) 区分データ・セットの中の連結リストからメンバーを選択するためには、このフィールドにパターンを入力するか、あるいはフィールドをブランクのままにしてください。

ヒント: コピーブック・メンバーとセグメント・タイプが一致する名前を持っている場合には (クリップボードをサポートする端末エミュレーターを使用している場合は)、「Segment (セグメント)」フィールドで名前を選択し、それらをクリップボードにコピーしてから、それらを「Layout member (レイアウト・メンバー)」フィールドに貼り付けてください。
Segment description (セグメント記述)
FM/IMS がセグメント・タイプの名前を表示するほとんどのパネルでは、FM/IMS はこの記述も表示します。記述の入力は任意です。
Lib
コピーブックが選択されたライブラリー・リスト内でのライブラリーの 1 から始まるシーケンス番号。
01
COBOL レベル 01 挿入標識。以下の値が可能です。
Y
このコピーブックに 01 を挿入することを File Manager に指示します。COBOL コピーブックの場合、すでに 01 がコピーブックにある場合は、挿入された 01 は無視されます。
注: PL/I コピーブックでは、01 が必要ない場合、コンパイル・エラーを生じることがあります。
N
このコピーブックに 01 を挿入しないことを File Manager に指示します。これは、デフォルトです。
フィールド名
コピーブック用に生成される 01 ステートメントに含める名前の入ったオプションのフィールド。名前を指定しない場合は、File Manager は、FMNnnnn の形式で名前を生成します。ここで、FMN は定数であり、nnnn は 1 から始まる番号です。

親パネル

子パネル