「DBD Library List (DBD ライブラリー・リスト)」パネル

「DBD Library List (DBD ライブラリー・リスト)」パネルは、「Template (テンプレート)」ダイアログ (オプション 4.1) および「Template Update Utility (テンプレートの更新ユーティリティー)」ダイアログ (オプション 4.4) で表示されます。

「DBD Library List (DBD ライブラリー・リスト)」パネルでは、関数が使用するデータベース定義 (DBD) を含む DBD ライブラリーの名前を指定します。

「Template (テンプレート)」ダイアログ

このパネルは、「Template Entry (テンプレート項目の入力)」パネルで、「Template (テンプレート)」ダイアログに以下を指定すると表示されます。

  • 存在しないテンプレート・メンバー。
  • IMS 管理 ACB を使用しないサブシステム。

このパネルはさらに、IMS カタログの名前ではなく DBD ライブラリー・リストが、指定したテンプレートに保管されていて、以下のいずれかが当てはまる場合にも表示されます。

  • リスト内の DBD ライブラリーの 1 つがカタログされていない。
  • 関数が使用する DBD の 1 つが DBD ライブラリー内に見つからない。
  • DBDLIST コマンドを「Template Specification (テンプレート指定)」パネルで発行する。

関数は、指定されたライブラリーから、テンプレートを使用するデータベースの DBD を検索し、検出された DBD からデータベースのセグメント・タイプのリストを取得します。新規テンプレートの場合、このリストは、テンプレートのセグメント・リストを作成するために使用されます。既存のテンプレートの場合、テンプレートのセグメント・リストがこのリストと同じでなければ、関数はテンプレートのセグメント・リストを更新して内容を同じにします。

指定した DBD ライブラリー・リストは、テンプレートに保管され、後続の更新で使用されます。

DBDLIST コマンドを発行した場合、このパネルには、テンプレートに現在保管されている DBD ライブラリー・リストが表示されます。

「Template Update Utility (テンプレートの更新ユーティリティー)」ダイアログ

このパネルは、「Template Update Utility (テンプレートの更新ユーティリティー)」ダイアログで「Specify DBDLIB list (DBDLIB リストの指定)」オプションを選択し、「Skip database segment list update (データベース・セグメントのリスト更新のスキップ)」オプションを選択しなかった場合に表示されます。これらのオプションはどちらも「Template Update Utility (テンプレートの更新ユーティリティー)」パネルにあります。

このユーティリティーは、次の条件の一方または両方が真である場合に、指定された DBD ライブラリー内の DBD を使用します。

  • 「Specify IMS catalog (IMS カタログの指定)」オプションが選択されていない。
  • テンプレートのセグメント・リストが前回更新されたときに使用された DBD は、IMS カタログからではなく、DBD ライブラリーからのものである。

上記が当てはまる場合、ユーティリティーは指定されたライブラリーから、テンプレートを使用するデータベースの DBD を検索し、検出された DBD からデータベースのセグメント・タイプのリストを取得します。テンプレートのセグメント・リストがこのリストと同じでなければ、ユーティリティーはテンプレートのセグメント・リストを更新して内容を同じにします。

テンプレートの更新が成功すると、ユーティリティーは指定された DBD ライブラリー・リストをそのテンプレートに保存します。

注:
  1. 「Skip database segment list update (データベース・セグメントのリスト更新のスキップ)」オプションが選択されておらず、「Specify IMS catalog (IMS カタログの指定)」オプションと「Specify DBDLIB list (DBDLIB リストの指定)」オプションは選択されており、テンプレートのセグメント・リストが前回更新されたときに使用されていた DBD が IMS カタログからのものである場合、ユーティリティーは「IMS Catalog Specification (IMS カタログ指定)」パネルで指定された IMS カタログの DBD を使用します。
  2. 「Skip database segment list update (データベース・セグメントのリスト更新のスキップ)」、「Specify IMS catalog (IMS カタログの指定)」、および「Specify DBDLIB list (DBDLIB リストの指定)」のオプションがすべて選択されていない場合、ユーティリティーは、テンプレートに保管されている DBD ライブラリー・リストまたはテンプレートに保管されている IMS カタログのいずれかの DBD を使用します。

パネルとフィールドの定義

図 1. 「DBD Library List (DBD ライブラリー・リスト)」パネル
 Process   Options   Help
────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────
 FM/IMS                         DBD Library List                           
                                                                           
 DBD Library:                                                              
                                                                           
 Data set name 1 'FMN.REGTEST.IMS.DBDLIB'                                  
               2                                                           
               3                                                           
               4                                                           
               5                                                           
               6                                                           
                                                                           
                                                                           
                                                                           
                                                                           
                                                                           
                                                                           
                                                                           
 Command ===>  
  F1=Help      F2=Split     F3=Exit      F7=Backward  F8=Forward   F9=Swap 
 F10=Actions  F12=Cancel

FM/IMS は、「DBD Library List (DBD ライブラリー・リスト)」パネル上に、以下のフィールドを表示します。

Data set names (データ・セット名)
FM/IMS で使用するデータベース定義 (DBD) を含む、1 文字から 6 文字のロード・ライブラリーの名前。

親パネル