「Segment Layout (セグメント・レイアウト)」パネル
「Segment Layout (セグメント・レイアウト)」パネルでは、 「Template (テンプレート)」、「View (ビュー)」、または「Criteria (基準)」で 選択されたセグメント・レイアウトの詳細を編集します。
- 「Database Positioning (データベース位置決め)」パネル、「Segment Selection (セグメント選択)」パネル、または「Template Specification (テンプレート指定)」パネルで、編集のためにセグメント・タイプを選択し、そのセグメント・タイプのレイアウトが 1 つのみである。
- 「Segment Layout Selection (セグメント・レイアウト選択)」パネルで、編集のためにセグメント・レイアウトを選択した。
「Template : Segment Layout (テンプレート : セグメント・レイアウト)」パネルを使用して、以下のことができます。
- シーケンス番号を使用したフィールド順序の設定
- レイアウトを識別するための式の指定
- レイアウトのオフセット値の変更
- 01 レイアウトの表示および印刷
「View : Segment Layout (ビュー : セグメント・レイアウト)」パネル または「Criteria: Segment Layout (基準: セグメント・レイアウト)」パネルを使用して、以下のことができます。
- 表示のためのフィールドの選択
- フィールド形式属性および作成属性の編集
- レイアウトを識別するための式の指定
- レイアウトのオフセット値の変更
- 01 レイアウトの表示および印刷
パネルとフィールドの定義
Process Options Help ────────────────────────────────────────────────────────────────────────────── FM/IMS Criteria : Segment Layout Line 1 of 9 Criteria New Subset Template FMN.IMS.IVP.TEMPLATE(DJ1E) Segment SHIRE --------- Criteria - Enter 1 or 2 to view/specify expression by field -------- 1 Id : #4='0' + 2 Sel: + Offset 0 Cmd Seq SHC Ref Field Name Picture Type Start Length **** Top of data **** 1 1 SHIRE AN 1 53 2K 2 SHIRE-KEY AN 1 20 3K 3 SHIRE-NAME X(20) AN 1 20 4 2 SHIRE-TYPE X(1) AN 21 1 5 2 SHIRE-CODE1 9(3) ZD 22 3 6 2 SHIRE-CODE2 9(5) ZD 25 5 7 2 SHIRE-ROAD S9(15) PD 30 8 8 2 SHIRE-RIVER S9(15) PD 38 8 9 2 SHIRE-BRIDGE S9(15) PD 46 8 Command ===> Scroll CSR F1=Help F2=Split F3=Exit F4=Expand F5=RFind F7=Up F8=Down F9=Swap F10=Left F11=Right F12=Cancel
- Criteria/View (基準/ビュー)
- 編集する基準セットまたはビューが入っている データ・セットの名前。(「Template : Segment Layout (テンプレート : セグメント・レイアウト)」パネルには表示されません。)
- Subset (サブセット)
- 基準サブセットを識別するために FM/IMS が割り当てる数または文字 (「Criteria : Segment Layout (基準 : セグメント・レイアウト)」パネルのみ)。
次のいずれかの値が含まれます。
- R
- 関係基準サブセット
- 1~255
- フィールド基準サブセット。
- テンプレート
- 基礎となるテンプレートを保持する区分データ・セットの名前。
- セグメント
- 表示されるセグメントの名前。
- オフセット
- レイアウト内のすべてのフィールドに関する現行のオフセット値。
- 1 Id
- これを使用して、このレイアウトを識別するために File Manager によって使用される識別基準を指定します。(「Template : Segment Layout (テンプレート : セグメント・レイアウト)」パネルで編集することができます。セグメントに複数のレイアウトがあるとき、「View : Segment Layout (ビュー : セグメント・レイアウト)」パネル、または「Criteria : Segment Layout (基準 : セグメント・レイアウト)」パネルに読み取り専用として表示されます。セグメントにレイアウトが 1 つしかないときには表示されません。)
「Template : Segment Layout (テンプレート : セグメント・レイアウト)」パネルで 1 を入力して「Layout Identification Criteria (レイアウト識別基準)」パネルを表示し、フィールド別基準を指定するか、またはフリー・フォーム REXX 式を隣接するフィールドに入力します。「Right」機能キー (F11) または「Left」機能キー (F10) を使用して、フィールド内を右または左にスクロールできます。あるいは、「Expand」機能キー (F4) を使用してフィールドを拡張できます。
フィールド別基準とフリー・フォーム REXX 式による基準は、一緒に指定することができません。フィールド別基準を入力した場合、 隣接するフィールドに入力されたフリー・フォーム REXX 式はすべて、 新規の基準で置き換えられ、このフィールドは保護されます。この式は手動で編集できません。レイアウト識別のための フリー・フォーム REXX 式を作成する機能を復元するには、 「Layout Identification Criteria (レイアウト識別基準)」パネルに入力した基準をすべて クリアする必要があります。
- 2 Sel (または、「1 Id」が表示されていない場合は「1 Sel」)
- これを使用して、処理するセグメントを選択するために File Manager によって使用されるセグメント選択基準を指定します (「Template : Segment Layout (テンプレート : セグメント・レイアウト)」パネルでは使用できません。「View : Segment Layout (ビュー : セグメント・レイアウト)」パネルまたは「Criteria : Segment Layout (基準 : セグメント・レイアウト)」パネルでは編集可能です)。
このフィールドを使用して、処理する選択済みレイアウトのセグメントを制限できます。セグメント・タイプに複数のレイアウトがある場合には、 レイアウトのフィールド選択基準が論理和演算されて、 そのセグメント・タイプのフィールド選択基準が指定されます。データベースのセグメント・タイプについてのフィールド選択基準は、 論理積演算されて、表示のためのフィールド選択基準が指定されます。表示のためのフィールド選択基準は次のパネルの「Sel」フィールドの設定値とともに使用されて、 セグメント・オカレンスおよびフィールドが処理のために選択されます。セグメント選択基準を指定しない場合、 レイアウト自体を処理対象として選択していれば、 そのレイアウトのすべてのセグメントが処理対象として選択されます。
2 を入力して (または、「1 Id」が表示されていない場合は 1 を入力して)、「Field Selection Criteria (フィールド選択基準)」パネルを表示し、フィールド別基準を指定するか、またはフリー・フォーム REXX 式を隣接するフィールドに入力します。「Right」機能キー (F11) または「Left」機能キー (F10) を使用して、フィールド内を右または左にスクロールできます。あるいは、「Expand」機能キー (F4) を使用してフィールドを拡張できます。
フィールド別基準とフリー・フォーム式による基準は、一緒に指定することができません。フィールド別基準を入力した場合、 隣接するフィールドに入力されたフリー・フォーム REXX 式はすべて、 新規の基準で置き換えられ、このフィールドは保護されます。この式は手動で編集できません。フリー・フォーム REXX 式を作成する機能を復元するには、 「Field Selection Criteria (フィールド選択基準)」パネルに入力した基準をすべて クリアする必要があります。
- Cmd (コマンド)
- 接頭部コマンド域 - テンプレート・エディター接頭部コマンドを入力するために使用されます。(「Template : Segment Layout (テンプレート : セグメント・レイアウト)」パネルには表示されません。)
複数の「Cmd」フィールドに接頭部コマンドを入力してから、Enter キーを押してすべてのコマンドを一度の操作で実行できます。このパネルで使用可能な行コマンドは、以下のとおりです。
- DT (日付/時刻)
- 「Date/Time Attributes (日付/時刻属性)」パネルを表示します。「Date/Time Attributes (日付/時刻属性)」パネルを使用して、以下を定義または変更できます。
- 日時値を保管するために使用する内部フォーマット。
- 日時処理に使用する代替データ・タイプ。
- 日時値を表示するために使用する出力フォーマット。
- 新規レコードの作成時およびコピーされたレコードの変更時に使用する値。
- コピーしたレコードから日時値をスクランブルするためのオプション。
- E (編集)
- このフィールドの「Field Attributes (フィールド属性)」パネルを表示します。「Field Attributes (フィールド属性)」パネルを使用して、以下を指定することができます。
- 数値フィールドの場合、フィールドを画面に表示するときに先行ゼロを抑制するのか、あるいは SNGL または TABL 表示または印刷形式を使用して印刷するのか。
- 代替の見出し。
- TABL 形式表示での列の幅。
- データ作成属性。
- H (保留)
- 1 つのフィールドを保留状況に設定するか、またはフィールドがすでに保留状況にある場合は、保留を解除します。
TABL 表示形式での左方または右方へのスクロール時には、フィールドは常に画面の左側に表示されます。SNGL 表示形式での上または下へのスクロール時には、フィールドは常に画面の上部に表示されます。
- Hn
- n 個のフィールドを保留状況に設定します。フィールドが既に保留状況になっている場合、その保留状況が解除されます。
- HH
- 保留状況を設定するフィールドのブロックを選択します。フィールドが既に保留状況になっている場合、その保留状況が解除されます。フィールド・ブロックの開始と終了の位置をマークするには、HH 接頭部コマンドを使用します。
- S (選択)
- 処理対象のフィールドを 1 つ選択するか、またはフィールドがすでに処理対象として選択されている場合は選択解除します。S 接頭部コマンドを使用して複数のフィールドを処理対象に選択した場合、 フィールドはパネルに表示される順序で表示されます。
- Sn
- 処理対象のフィールドを n 個選択するか、またはフィールドがすでに処理対象として選択されている場合は選択解除します。
- S*
- 処理対象として現行フィールドからリスト末尾までのすべてのフィールドを選択するか、 またはすでに処理対象としてフィールドが選択されている場合は選択解除します。一部のフィールドだけを除外する場合は、S* を使用して明示的にすべてのフィールドを選択した後、S を使用して 除外するフィールドを選択解除します。
- SS
- フィールドのブロックを処理対象として選択するか、またはフィールドがすでに処理対象として選択されている場合は選択解除します。フィールド・ブロックの開始と終了の位置をマークするには、SS 接頭部コマンドを使用します。
- X
- 表示タイプを AN (文字) と AX (long 型 16 進数) の間で切り替えます。このコマンドは、非英数字フィールドには影響しません。
- Xn
- 現行フィールドから n 個のすべてのフィールドに対して、X コマンドを実行します。
- X*
- 現行フィールドからリスト末尾までのすべてのフィールドに対して、X コマンドを実行します。
- XX
- フィールドのブロックに対して、X コマンドを実行します。フィールド・ブロックの開始と終了の位置をマークするには、XX 接頭部コマンドを使用します。
- Seq
- テンプレートに表示されるフィールドの順序を設定します。
- SHC
- フィールドの状況を示します。
- S
- フィールドは処理のために選択されています。セグメント・オカレンスを 処理するために選択すると、フィールドが処理のために選択されます。
- H
- フィールドは編集画面またはブラウズ画面で保持するように選択されています。保留フィールドは、 画面左端に表モードでシーケンス番号順に表示されます。これらのフィールドの位置は左右にスクロールしても変化しません (非保留フィールドは位置が変わりますが、これらは同じ場所に留まります)。
- C
- データ作成属性がフィールドに定義されています。(データ作成パターンは、FM/IMS 機能では現在使用されていないことに注意してください。)
- Ref
- フィールド名に対して FM/IMS によって割り当てられたフィールド参照番号。セグメント・レイアウト内のすべてのフィールドに番号があります。この番号は、レイアウト識別基準およびフィールド選択基準の中で フィールドを参照するために使用します。参照番号の末尾に、以下のキー標識が付いていることがあります。
- K
- フィールドはキー (またはキーの一部) です。
- S (大文字の S)
- このフィールドは 2 次索引検索フィールドです。
- s (小文字の s)
- このフィールドは 2 次索引サブシーケンス・フィールドです。
- フィールド名
- COBOL または PL/I のセグメント・レイアウトに指定されたフィールドのレベル番号と名前。再定義、配列サイズなど、 他のさまざまな属性も、参照に応じて、名前の一部として表示されます。
- ピクチャー
- COBOL および PL/I の PICTURE 文節を表示します。2 進およびパック フィールドの長さおよびスケール (ゼロ以外の場合) を表示します。また、ビット・フィールドのビット長も示します。
- タイプ
- フィールドのデータ・タイプ。
- AN
- 英数字
- AX
- long 型の 16 進で表示される英数字。
- BI
- バイナリー
- BT
- ビット・ストリング 10 進数 (外部 10 進数)
- DT
- 日付/時刻
- FP
- 浮動小数点数 (内部または外部)
- PD
- パック 10 進数 (内部 10 進数)
- VB
- 可変長 (VARYING) ビット・ストリング
- VC
- 可変長 (VARYING) 文字ストリング
- VG
- 可変長 (VARYING) グラフィック・ストリング
- ZC
- ヌル終了可変長 (VARYINGZ) 文字ストリング
- ZD
- ゾーン 10 進数 (外部 10 進数)
- ZE
- 編集済みゾーン 10 進数
- ZG
- ヌル終了可変長 (VARYINGZ) グラフィック・ストリング
- 開始
- フィールドが開始する桁位置。可変位置フィールドの場合は、開始桁はフィールドの最大長を使用して計算されます。
- 長さ
- フィールドの長さ。レイアウトが可変長のレベル 01 フィールドの場合は、表示される長さはそのレイアウトの最大長です。
基準セットの場合に、唯一、関係のあるこのパネル上の領域は「Field Selection Criteria (フィールド選択基準)」です。 これは、抽出されるこのタイプおよびレイアウトのセグメントを指定するために使用します。(「Cmd」および「Seq」フィールドは基準セットには影響しません。)