LHEXプライマリコマンド
FM/Db2 エディターにおいて、LHEX コマンドは、1 つ以上の列のデータを詳細 16 進形式で表示します。LHEX 形式では、文字はそれぞれ、左から右に表示される 2 つの 16 進文字として示されます。例えば、「1」は LHEX 形式では「F1」と表示されます。列 (VAR)CHAR、(VAR)GRAPHIC、DATE、TIME、および TIMESTAMP のみ影響を受けます。
Syntax
- fieldref
- 単一フィールド参照 (例えば、
#1
)、範囲 (例えば、#2-#5
)、またはスペースで区切った単一フィールド参照/範囲のリスト (例えば、#1 #4 #6-#7
)。単一フィールド仕様は#n
です。n は正整数で、処理される Db2® オブジェクトまたは結果表の列数を超えないようにしてください。 - fldname
- 処理される Db2® オブジェクトまたは結果表の列の名前。列名の前にポンド記号 (#) を付けることができます。システムの「Translate Db2® object names (オブジェクト名の変換) 」オプションが選択されている場合、入力された値は大文字に変換されます。
- ON|OFF
- LHEX オプションをオン/オフにするよう指示します。このパラメーターを省略すると、コマンドは切り替えとして機能します。フィールドの現在の LHEX 表示状況は逆になります。
例(X)
LHEX ALL ON
- すべての適格な列のデータを詳細 16 進数で表示します。
LHEX #4 ON
- 列 #4 のデータを詳細 16 進数で表示します。
LHEX #9 #2 OFF
- 列 #9 および #2 のデータを文字フォーマットで表示します。
LHEX #5-#7 ON
- 列 #5、#6、および #7 のデータを詳細 16 進数で表示します。
使用箇所
- Db2 「Browse (ブラウズ)」パネル
- Db2 「Edit (編集)」パネル
- Db2 「View (表示)」パネル
- 「Object List Utility (オブジェクト・リスト・ユーティリティー)」(3.4) で 表示されるすべてのパネル