HOLDプライマリコマンド
FM/Db2 エディターにおいて、HOLD コマンドは 1 つ以上の列に対するスクロール・ロックを設定します。
TABL 表示形式での左方または右方へのスクロール時には、列が (スクロールする移動量とは無関係に) 常に画面の左側に表示されるように、それらの列を保持することができます。
FREE エディター基本コマンドによって、またはテンプレート・エディターの H 接頭部コマンドによって、スクロール・ロックを解除することができます。
Syntax
- fieldref
- 単一フィールド参照 (例えば、
#1
)、範囲 (例えば、#2-#5
)、またはスペースで区切った単一フィールド参照/範囲のリスト (例えば、#1 #4 #6-#7
)。単一フィールド仕様は#n
です。n は正整数で、処理される Db2® オブジェクトまたは結果表の列数を超えないようにしてください。 - fldname
- 処理される Db2® オブジェクトまたは結果表の列の名前。列名の前にポンド記号 (#) を付けることができます。システムの「Translate Db2® object names (オブジェクト名の変換) 」オプションが選択されている場合、入力された値は大文字に変換されます。
例(X)
HOLD RESET
- すべてのスクロール・ロックを解除します。
HOLD #4
- 列 #4 にスクロール・ロックを設定します。
HOLD #9 #2
- 列 #9 および #2 にスクロール・ロックを設定します。注: 列は指定されている順序で保留されるため、画面には、保留されていない列が後に続いて、列 #9 および #2 が (左から右に) 表示されます。
HOLD #5-#9
- 列 #5、#6、#7、#8、および #9 にスクロール・ロックを設定します。
使用箇所
- Db2 「Browse (ブラウズ)」パネル
- Db2 「Edit (編集)」パネル
- Db2 「View (表示)」パネル
- 「Object List Utility (オブジェクト・リスト・ユーティリティー)」(3.4) で 表示されるすべてのパネル