EXEC

このコマンドは、対話式レポート内からのみ使用可能であり、フォーマット・ユーザー出口を呼び出す場合に使用できます。

1. Syntax

1  EXEC?  exit_name? parameters

各部の意味は以下のとおりです。

exec_name
実行されるフォーマット・ユーザー出口の名前。

出口名を指定しない場合、画面が表示され、出口を選択できます。

parameters
フォーマット・ユーザー出口に受け渡されるオプション・パラメーター。

複数のブランク区切りパラメーターを指定した場合、これらは個別にユーザー出口に渡されます。

例えば、ユーザー出口 MYEXEC が 2 つのパラメーター「A」と「B」を受け入れる場合、出口は次のように ISPF コマンド行から呼び出されます。

EXEC MYEXEC A B
そしてパラメーターは以下を使用して出口で受け取ることができます。

PARM1 = ARG(1)
PARM2 = ARG(2)
注:

PARSE ARG PARM1 PARM2
これは期待どおりに動作しません。

独自のフォーマット・ユーザー出口の作成方法と、それらの出口をご使用の環境で使用可能にする方法については、ユーザー固有レポートのフォーマット を参照してください。