アクション・バーのプルダウン・メニュー

Fault Analyzer ISPF インターフェースが使用する画面の大部分には、パネルの一番上にメニュー・バーがあります。ACTIONS ISPF コマンド (一部のディスプレイではデフォルトでは PF6 にマップ) を使用すると、選択可能な左端のアクションにカーソルが置かれます。ISPF 設定値によっては、タブ・キーを押すと、カーソルを他のアクションに移動できる場合があります。または、単に上/下/左/右の矢印キーを使用するだけで、目的のアクションにカーソルを置くこともできます。カーソルは、アクションが選択される以前に配置されていた画面上の位置に自動的に再配置されるため、PF キーを使用して ACTIONS コマンドを実行する方が便利です。

関連したプルダウン・メニューを表示するには、カーソルをメニュー・バーの項目に置いた後、Enter キーを押してください。

プルダウン・メニューのオプションを選択するには、関連したオプション番号を初期のカーソル位置に入力するか、(上/下/左/右の矢印キーを使用して) そのオプションの行の任意の場所にカーソルを置いて、Enter キーを押します。選択できないオプションはすべて、数字のオプション番号ではなく、アスタリスク (*) によって示されます。

選択可能なプルダウン・メニュー・オプションの以下のリストでは、次のような形式を使用しています。
menu_name->menu_option->menu_option...
それぞれの意味は以下のとおりです。
menu_name
画面の一番上に表示されるアクション・バーのプルダウン・メニューの名前。
menu_option
最初のメニューおよび後続のメニューから選択できるオプションの名前。
以下に、選択可能なプルダウン・メニュー・オプションを、アルファベット順にリストします。
File->Analyze MVS Dump Data Set
SYSMDUMP または SVC ダンプ・データ・セットの対話式分析を開始するために使用されます。主に、CICS® システム・ダンプ分析 (CICS システム異常終了ダンプ分析の実行を参照) または Java ダンプ分析 (Java 分析の実行 を参照) を対象としています。
File->Change Fault History File Settings
障害項目ヒストリー・ファイル設定における障害 ID 接頭部または障害項目の最大数を変更する場合に使用します。障害ヒストリー・ファイル設定の変更を参照してください。
File->Clear Last Accessed Information
以前にアクセスされたヒストリー・ファイルまたはビュー、および以前にアクセスされたヒストリー・ファイル項目についての情報をリセットする場合に使用します。ヒストリー・ファイル・アクセス情報のリセットを参照してください。
File->Exit
このオプションを選択するのは、ISPF EXIT コマンドを発行するのと同じです。通常、このコマンドは原稿画面を終了して、呼び出し元の画面に戻ります。
File->Exit Fault Analyzer
Fault Entry List 画面を終了する場合に使用します。このオプションを選択することは、EXIT コマンドを実行する (または PF3 キーを押す) ことと同じです。
File->Exit Interactive Reanalysis
対話式再分析レポート内の任意の場所から、Fault Entry List 画面に戻る場合に使用します。このオプションを選択することは、EXIT コマンドを実行する (または PF3 キーを押す) ことと同じではありません。EXIT コマンドは、直前の画面にのみ戻ります。
File->Fault Entry Information
Fault Entry Information 画面の例 に示された、Fault Entry Information 画面を開くために使用されます。このオプションを選択することは、INFO コマンド (INFOを参照) を発行すること、または Fault Entry List 画面 (特定の障害へのアクションの適用を参照) から 1 つの障害項目に対して「?」行コマンドを入力することと同じです。
File->Fault History File Properties
現在選択されているヒストリー・ファイルまたはビューに関する、属性および統計情報を表示する場合に使用します。ヒストリー・ファイルのプロパティーを参照してください。
File->Format CICS® Auxiliary Trace Data Set
CICS® 補助トレース・データ・セットをフォーマットするために使用します。CICS 補助トレース・データ・セットのフォーマット設定を参照してください。
File->Last Accessed Fault History File Entries
以前にアクセスされた最大 10 個のヒストリー・ファイル項目のリストを表示する場合に使用します。詳しくは、表示されるヒストリー・ファイルまたはビューの変更を参照してください。
File->Last Accessed Fault History Files or Views
以前にアクセスされた最大 10 個のヒストリー・ファイルまたはビューのリストを表示する場合に使用します。表示されるヒストリー・ファイルまたはビューの変更を参照してください。
File->List Views
選択可能なすべてのビューのリストを表示する場合に使用します。表示されるヒストリー・ファイルまたはビューの変更を参照してください。
File->New Fault History File Allocation
新しいヒストリー・ファイルの割り振りを許可します。詳しくは、新しいヒストリー・ファイルの割り振りを参照してください。
「ヘルプ」->「バージョン情報」 Fault Analyzer
Fault Analyzer の著作権情報および一般的な使用情報を表示する場合に使用します。製品の著作権、ライセンスおよびバージョン情報の表示を参照してください。
Options->Batch Reanalysis Options
バッチ再分析用のオプションを設定する場合に使用します。バッチ再分析オプションを参照してください。
Options->Fault Analyzer Preferences
Fault Entry List 画面の動作に影響を与えるオプションを設定する場合に使用します。Fault Analyzer プリファレンスを参照してください。
Options->Interactive Reanalysis Options
対話式再分析用のオプションを設定する場合に使用します。詳しくは、対話式再分析オプションを参照してください。
Options->Options in Effect
現在有効なオプションと、それが指定されている場所を表示する場合に使用します。詳細については、現在有効なオプションの表示を参照してください。
Services->Copy Current Display to Data Set
現在の画面の内容全体をデータ・セットにコピーする場合に使用します。ファイルへの対話式画面のコピーを参照してください。
Services->COBOL Explorer
これは、COBOL Explorer ダイアログを開始してプログラム選択のプロンプトを出すために使用されます。詳しくは、COBOL Explorerを参照してください。
Services->IDIS Subsystem Information
これは、対話式 IDIS サブシステム・インターフェースを起動するために使用されます。詳しくは、対話式 IDIS サブシステム・インターフェースの使用を参照してください。
Services-> LANGP Side File Formatting Utility
これは、LANGP サイド・ファイル・フォーマット・ユーティリティーを呼び出して疑似コンパイラー・リストを表示するために使用されます。詳しくは、IBM Application Delivery Foundation for z/OS Common Components: Customization Guide and User Guide を参照してください。
Services->List User Notes
現行の障害項目に存在するすべてのユーザー・ノートを表示するために使用します。このオプションを選択するのは、NOTELIST コマンドを発行するのと同じです。ユーザー・ノートの作成と管理を参照してください。
Services->Message ID Lookup
ユーザーが選択したメッセージや異常終了コードの説明、またはその他の情報を表示する場合に使用します。詳しくは、ユーザー選択メッセージまたは異常終了コードの説明の表示を参照してください。
Services->Service Information
インストールと保守の状況に関する情報を表示するために使用します。詳しくは、「Fault Analyzer の保守」のステップ 3: サービス・レベルを検証する (オプション)を参照してください。
Services->Storage Map
現在のアドレス・スペースのレイアウトを表示するために使用されます。詳しくは、アドレス・スペース・ストレージ・マップの表示 (STGMAP)を参照してください。
View->Add Blank Lines
表示される情報を分離するために、必要に応じてブランク行を使用して画面をフォーマットする場合に使用します。この値はデフォルトです。ブランク行の追加または除去を参照してください。
View->Add Help Text
経験の少ないユーザーを支援する説明文を画面に追加する場合に使用します。この値はデフォルトです。詳しくは、ヘルプ・テキストの追加または除去を参照してください。
View->Add Pseudo Assembler Instructions
これは、疑似アセンブラー命令を「Compiler Listing」画面に追加するために使用されます。詳しくは、ソース・コードの表示を参照してください。
View->Collapse Duplicate Fault Entries
別個の障害項目として表示される重複障害インスタンスを Fault Entry List 画面から削除する場合に使用します。障害項目の重複ヒストリーの表示を参照してください。
View->Column Configuration
Fault Entry List 画面にリストされる障害について、表示される情報の列を変更する場合に使用します。詳しくは、Fault Entry List の列構成を参照してください。
View->Expand Duplicate Fault Entries
重複障害インスタンスを別個の障害項目として Fault Entry List 画面に表示する場合に使用します。障害項目の重複ヒストリーの表示を参照してください。
View->Preferred formatting Width
優先する画面フォーマット幅を設定する場合に使用します。優先フォーマット幅の設定を参照してください。
View->Refresh
これは、選択されたヒストリー・ファイル/ビューにある項目をすべて再読み取りするために使用されます。障害項目情報の最新表示を参照してください。
View->Remove Blank Lines
少数の行のみを表示できる画面上に最大の情報量を表示できるようにするために、画面内でできるだけブランク行を除去する場合に使用します。詳しくは、ブランク行の追加または除去を参照してください。
View->Remove Help Text
画面から説明文を除去する場合に使用します。ヘルプ・テキストの追加または除去を参照してください。
View->Remove Pseudo Assembler Instructions
これは、疑似アセンブラー命令を「Compiler Listing」画面から削除するために使用されます。この値はデフォルトです。ソース・コードの表示を参照してください。