ヒストリー・ファイル項目の送信
「障害エントリー・リスト」画面で X ライン・コマンドを使用して、障害項目を表示します。
2 つの XX 範囲マーカーを使用して、一連の障害ヒストリー項目を XMIT することもできます。一連の突き合わせた項目セットを XMIT する場合、画面上に表示された項目のみが XMIT されます。オリジナルのヒストリー・ファイル上で、表示されてはいないが、表示された項目の間に配置されている項目があるとしても、その項目は XMIT されません。
Enter キーを押した後、X または XX コマンドで XMIT 用に選択された障害項目のリストを示す画面が提示されます。障害項目の送信先の宛先ノードおよびユーザー ID と、送信されるデータ・セットのタイプ (シーケンシャル (SEQ) または区分 (PDS) ) を指定できます。これらのフィールドは、最後に指定した値で初期化されます。以下に、Enter キーを押した後に表示される Specify XMIT Options 画面の例を示します。図 1. Specify XMIT Options 画面の例
┌─────────────────────────────────────────────────────────────────────────────┐ │ Specify XMIT Options Line 1 Col 1 76 │ │ Command ===> ___________________________________________ Scroll ===> CSR │ │ │ │ Verify or change XMIT options for the selected fault entries and press │ │ Enter, or press PF3/PF12 to abort the XMIT request. │ │ │ │ XMIT Options: │ │ Destination Node. . . . . : PTHVM3 │ │ Destination User ID . . . : NWILKES │ │ Data Set Type . . . . . . : SEQ (PDS/SEQ) │ │ │ │ Selected Fault Entries: │ │ BAT14648 BAT14649 BAT14650 BAT14651 BAT14652 BAT14653 BAT14654 BAT14655 │ │ BAT14672 │ │ │ │ *** Bottom of data. │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ F1=Help F3=Exit F7=Up F8=Down F12=Cancel │ └─────────────────────────────────────────────────────────────────────────────┘
選択されたそれぞれの障害項目は、指定された宛先へ別々に送信されます。
1 つ以上の障害項目の XMIT が成功しなかった場合は、詳しい理由を述べた画面が表示されます。関連するダンプ・データ・セットは無視されます。
障害項目の XMIT に必要な TSO ユーザーのアクセス許可レベルは READ です。