ヒストリー・ファイル項目の削除
障害項目をヒストリー・ファイルから自動的に削除することも、明示的に削除することもできます。
障害項目の自動削除
Fault Analyzer ヒストリー・ファイルに障害項目の最大数が含まれている場合、新しい障害が発生すると、ヒストリー・ファイルから最も古いアンロックされた障害項目が自動的に削除されます。ISPF を使用してヒストリー・ファイル内の障害項目の数を構成するには、「 」をクリックします。
障害項目の明示的な削除
ISPF Fault Entry List 画面を使用して、項目に対して D 行コマンドを入力することにより、ヒストリー・ファイルから障害項目を明示的に削除することができます。一連の障害ヒストリー項目を削除することもできます。最初と最後の障害ヒストリー項目の横に DD と入力すると、2 つの項目およびその間に表示されるすべての項目が削除されます。突き合わせを使用して、削除する項目を先にまとめることもできます。(障害項目のソートと突き合わせ を参照。)一連の突き合わせた項目セットを削除する場合、画面上に表示された項目のみが削除されます。オリジナルのヒストリー・ファイルでは表示されていたが、現在は表示されていない項目の間に配置されている項目があるとしても、その項目は削除されません。
障害項目のロック・フラグが非数値または非ブランクの値に設定されている場合、または障害項目の作成後、指定された日数がまだ経過していない場合は、その項目を削除できません。アクセス権限が不十分であるため、または障害項目がロックされているために障害項目を削除できない場合は、その理由が表示されます。障害項目のロック および 障害項目情報の表示 を参照してください。
また、IDIUTIL ユーティリティーを使用して障害項目を削除することもできます。DELETE 制御ステートメントを参照してください。
障害項目削除の確認の構成
デフォルトでは、Fault Analyzer は選択した障害項目を削除する前に確認を求めるプロンプトを表示します。
┌─────────────────────────────────────────────────────────────────────────────┐ │ Command ===> ___________________________________________ Scroll ===> CSR │ │ │ │ Press Enter to delete the selected fault entries, or press PF3/PF12 to │ │ abort the delete request. │ │ │ │ Keep delete confirmation on : Y (Y/N) │ │ │ │ Selected fault entries: │ │ SW00882 SW00886 SW00926 SW00927 SW16070 SW16072 │ │ │ │ *** Bottom of data. │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ F1=Help F3=Exit F7=Up F8=Down F12=Cancel │ └─────────────────────────────────────────────────────────────────────────────┘
確認画面をバイパスするには、「Keep delete confirmation on」を「N」に設定します。
確認画面を復元するには、「Confirm Fault Entry Deletion」オプションを「Y」に設定します。詳細については、Fault Analyzer プリファレンス を参照してください。