Fault Entry List の列構成

Fault Entry List 画面に表示される障害情報は、有効な HistCols オプションにより決まります。HistCols オプションが使用されない場合は、デフォルトは Fault Entry List 画面の例 のとおりです。

COLS コマンドを入力するか、View メニューの Column Configuration オプションを選択すると、個々のユーザーが Fault Entry List 画面の情報を変更できます (このオプションの一般的な選択方法については、アクション・バーのプルダウン・メニューを参照してください)。これで、Fault Entry List Column Configuration 画面の例の例のように、Fault Entry List Column Configuration 画面が開きます
1. Fault Entry List Column Configuration 画面の例
  File  View  Services  Help
───────────────────────────────────────────────────────────────────────────────
Fault Entry List Column Configuration                          Line 1 Col 1 80
Command ===> ________________________________________________ Scroll ===> CSR 

Current Fault Entry List Column Configuration (Sample Data):

   Fault ID Job/Tran User ID  Sys/Job  Abend Date       Time    
     F00249 IDIVPCOB FRED     MVSA     S0C7  2019/11/22 15:29:03

Column Configuration Settings:

{Below, you may change your Fault Entry List display column configuration. To
make a column visible, or to change its relative display position, enter a
non-zero positive value in the Order column; to hide a column, enter 0. The
resulting column configuration is shown above.}

Order Column             
1     Fault_ID
2     Job/Tran
3     User_ID       ┌───────────────────────────────────┐
4     Sys/Job       │ Default column configuration used │  ❶
 F1=Help      F3=Sa └───────────────────────────────────┘         F8=Down
F10=Left     F11=Right    F12=Cancel
Fault Entry List Column Configuration 画面は、2 つのセクションに分かれています。
  • 最初のセクションは、Current Fault Entry List Column Configuration セクションです。このセクションは、現行の列構成を見出しとサンプル・データで表示します。このセクションでは、最初に画面を横方向にスクロールしなくても、選択された列のどれが Fault Entry List 画面に表示されるのかを確認できます。
  • 2 番目は、Column Configuration Settings セクションです。このセクションでは、Fault Entry List 画面で使用される列を変更できます。

    列を可視にしたり、相対的な表示位置を変更するには、ゼロ以外の正の値を Order 列に入力してください。列を非表示にするには、0 を入力します。

    Enter キーを押した後、変更した結果の列構成が、Current Fault Entry List Column Configuration セクションに表示されます。

    Fault_ID 列を非表示することはできません。表示位置が指定されない場合、デフォルトの先頭の列に指定されます。

Fault Entry List Column Configuration 画面が最初に表示されるとき、現行の列構成を読み取った場所を示すメッセージが発行されます (Fault Entry List Column Configuration 画面の例 の ❶ を参照してください)。次の 4 つの可能性があります。
  • デフォルトの列構成を使用

    この値は、ヒストリー・ファイル、または、有効な -HistCols が指定されていないビューが Fault Entry List 画面で選択され、さらにユーザーの ISPF プロファイルでデフォルト構成への変更が保管されていないことを示します。デフォルトの列構成は、有効な FAISPFopts(HistCols(...)) オプションにより決まります。

    この構成に変更が加えられると、変更は、ユーザーの ISPF プロファイルに汎用の列構成として保管されます。

    RESET コマンド (PF4) を入力しても、影響はありません。

  • ユーザー・プロファイルから読み取られた汎用の列構成

    この値は、ヒストリー・ファイル、または、有効な -HistCols が指定されていないビューが Fault Entry List 画面で選択され、さらにユーザーの ISPF プロファイルに汎用の列構成が存在することを示します。

    この構成を変更すると、ユーザーの ISPF プロファイルの汎用の列構成と置き換えられます。

    RESET コマンド (PF4) を入力すると、列構成がデフォルト構成にリセットされます。

  • ビュー・メンバーの member-name から読み取られた列構成

    この値は、有効な -HistCols が指定されたビューが Fault Entry List 画面で選択され、さらにユーザーの ISPF プロファイルに変更が保管されていないことを示します。

    この構成が変更されると、その変更内容はユーザーの ISPF プロファイルにビュー固有の列構成として保管されます。

    RESET コマンド (PF4) を入力しても、影響はありません。

  • ユーザー・プロファイルから読み取られたビュー member-name の固有の列構成

    この値は、有効な -HistCols が指定されたビューが Fault Entry List 画面で選択され、さらにユーザーの ISPF プロファイルにビュー固有の列構成が存在することを示します。

    この構成が変更されると、ユーザーの ISPF プロファイルにおいてビュー固有の列構成が変更内容で置き換えられます。

    RESET コマンド (PF4) を入力すると、列構成はビューの -HistCols 指定にリセットされます。

SAVE コマンド (PF3) を使用すると、現行の列構成を ISPF プロファイルに保管し、新しい構成がアクティブになった Fault Entry List 画面に戻ります。それ以降の対話式 Fault Analyzer セッションはすべて、以後の修正によって変更されるか、RESET コマンドを使用してデフォルトにリセットされるか、ISPF プロファイルが削除されるまで、この構成を使用します。

CANCEL コマンド (PF12) を使用すると、変更を保管せずに Fault Entry List Column Configuration 画面から元の画面に戻ります。