「Exported Stacked Volume Copy (エクスポートされたスタック・ボリュームのコピー)」(オプション 4.2.8)
「Exported Stacked Volume Copy (エクスポートされたスタック・ボリュームのコピー)」(オプション 4.2.8) を使用すると、File Manager は 「Exported Stacked Volume Copy (エクスポートされたスタック・ボリュームのコピー)」パネル に示す「Exported Stacked Volume Copy (エクスポートされたスタック・ボリュームのコピー)」パネルを表示します。図 1. 「Exported Stacked Volume Copy (エクスポートされたスタック・ボリュームのコピー)」パネル
Process Options Help
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File Manager Exported Stacked Volume Copy
Tapes: No tapes allocated
Input:
DDNAME to use .________ enter new name, or select one from above
Logical vol(s)___________________________________
enter logical volume(s) to be copied
Output:
DDNAME to use .________ enter new name, or select one from above
Tape mode . . .__ optional recording mode or density code
Command ===> ___________________________________________________________________
F1=Help F2=Split F3=Exit F4=CRetriev F7=Backward F8=Forward
F9=Swap F10=Actions F12=Cancel
以下の点は、「Exported Stacked Volume Copy (エクスポートされたスタック・ボリュームのコピー)」に関連しています。
- エクスポートされたスタック・ボリュームからディスクへのコピーは現在サポートされていません。
- エクスポートされたスタック・ボリュームに入っている論理ボリュームからの論理ボリュームの一部または特定ファイルのコピーは現在はサポートされていません。完全な論理ボリュームをコピーする必要があります。
- 出力ボリュームの場合は、以下の通りです。
- 割り振りは SL、NL、または BLP です。SL を使用する場合、オペレーティング・システムは、標準ラベル見出しが正しいセットかどうかを検査します。
- コピー処理中には、ボリュームは SL ボリュームとしては扱われません。
- このボリュームは、「Exported Stacked Volume Copy (エクスポートされたスタック・ボリュームのコピー)」の先頭に巻き戻されます (SL、NL、および BLP の場合)。
- ボリュームに VOL1 見出しが含まれている場合、VOL1 の VOLSER は保管され、論理入力ボリュームからのレコードの VOL1、HDR1、および EOF1 を、出力ボリュームに書き込む前に変更するために、その VOLSER が使用されます。これにより、コピーしている論理ボリュームの VOLSER は変更されます。
物理出力ボリュームの VOLSER を論理入力ボリュームの VOLSER と同じに保持するには、「Exported Stacked Volume Copy (エクスポートされたスタック・ボリュームのコピー)」を開始する前に、物理出力ボリュームを論理ボリュームと同じ VOLSER で初期化します。
- 最初に出力ボリュームに VOL1 が含まれていない場合は、論理入力ボリュームの VOLSER は保存されますが、テープ管理システムの更新は行われません。
- 「Exported Stacked Volume Copy (エクスポートされたスタック・ボリュームのコピー)」は、データのブロックをエクスポートされたスタック・ボリュームから抽出して、データの物理ブロックを出力ボリュームに書き込みます。データ・ブロックは、ユーザー・データまたは HDR、あるいは EOF レコードです。論理ボリューム上では、それぞれのファイルごとには、オープンまたはクローズは実行されません。したがって、テープ管理システムへのインターフェースはなく、ボリューム上の個々のデータ・セットのカタログ情報は、更新されません。
- 目録が読み取られた後で、コピー・プロセスを開始する前に、エクスポートされたスタック・ボリュームが次に巻き戻されます。
- 要求した論理ボリュームは、物理ボリュームにコピーされます。コピーは、要求したボリューム・リストと同じ順序になります。
- 入力のエクスポートされたスタック・ボリュームに含まれている論理ボリュームの 5 個までの通し番号は、単一の File Manager コマンド内で処理できます。
要求された各論理ボリュームは、別々の単一物理出力ボリュームにコピーされます。したがって、4 つの論理ボリュームをコピーする要求では、4 つの物理出力ボリュームが必要です。論理入力ボリュームと物理出力ボリュームとは、1 対 1 に対応する必要があります。
現在、このユーティリティーは、単一の論理入力ボリュームを複数のボリュームに出力しません。したがって、出力ボリュームが短すぎて論理入力ボリュームを保持できない場合、コピーは停止します。
詳しくは、オンライン・ヘルプまたはEVC (エクスポートされたスタック・ボリュームのコピー)を参照してください。