処理するテープ・ファイルの数の指定

いくつかの File Manager テープ・オプションでは、処理したいテープ・ファイルの数を指定できます。
  • デフォルト (1 テープ・ファイルの処理) を受け入れることも可能です。
  • テープ・ファイルの数を 1 から 99 999 まで指定できます。
  • テープ・オプションによっては、EOV を指定して、ボリュームの終わり (二重テープ・マークまたは EOV ラベル) までの全ファイルを処理することができます。
  • 「Tape to Tape」(オプション 4.2.1) を使用すると、「EOT」を指定して物理的なテープの終わりまでコピーできます。連続ボリュームは要求されません。
  • オプションによっては、EOD を指定して、指定した区切り文字を検出するまで、全ファイルを処理することができます。最初に、「Set Processing Options (処理オプションの設定)」(オプション 0) パネルで「EOD」入力フィールドを使用して、EOD 区切り文字を設定してから、ファイル数として EOD を指定してテープ・オプションを使用してください。

テープによっては (プログラム・インストール・テープなど)、ファイル間に複数のテープ・マークが付けられているものもあります。すべてのファイルが処理されたことを確認するために、あるいはボリュームの終わりを超えて入力テープを処理するためには、EOD またはテープ上のファイルの数より大きい数を指定します。テープがリールから外れないように、File Manager はテープ・マークの後でデータ・チェックを検出すると停止します。レコードを読み取ってもデータ・チェックが起こらない場合は、File Manager はテープの物理的な終わりに達するまでレコードのすべてを処理します。