テープの更新 (オプション 4.3)
「Tape Update (テープの更新)」は、別のテープへのテープ・ファイルのコピー中に、そのテープ・ファイル中のテープ・ブロックに対する対話式の変更を行うために使用します。(入力テープ上のデータは変更されずに残ります。)いつでも両方のテープはファイル内の同一ブロックに位置付けられています。「Tape Update (テープの更新)」を終了するときに、残りのデータ (指定されたファイルの限界まで) がコピーされます。
テープ・ブロックを更新するには、次のステップで行います。
- 「Tape Update (テープの更新)」(オプション 4.3) を選択します。に示す「Tape Update (テープの更新)」パネルが表示されます。
図 1. 「Tape Update (テープの更新)」パネル Process Options Help ──────────────────────────────────────────────────────────────────────────────── File Manager Tape Update Tapes: No tapes allocated Input: DDNAME to use . ________ enter new name, or select one from above Output: DDNAME to use . ________ enter new name, or select one from above Tape mode . . . __ optional recording mode or density code Files . . . . . 1____ number of files or EOV Command ===> _________________________________________________________________ F1=Help F2=Split F3=Exit F4=CRetriev F7=Backward F8=Forward F9=Swap F10=Actions F12=Cancel
- 更新したい最初のブロックを選択します。カーソルをブロックに移動するか、あるいは「Tape Positioning Functions (テープ位置指定機能)」(オプション 4.15) で使用可能な位置決めオプションのいずれかを使用します。
- 「Zoom」機能キー (F2) を押します。これによって、選択したレコードの詳細が表示されます。
- 以下のいずれかの方法で、ブロックを更新します。
- 長さフィールドを新しいレコード長で上書きします。
- 既存のテキストを新しいテキストで上書きします。
- 「COL」フィールドに桁番号を入力し、GET または COPY コマンドを使用して、ブロック内の指定した桁以降のデータを上書きします。
GET コマンドの場合には、前に PUT コマンドでバッファーにコピーしたデータが書き込まれます。COPY コマンドの場合、コピーしたい現行ブロックの桁を指定します。
例えば、「COL」フィールドの値が 5 である場合、「
COPY 10-12
」を入力すると、10 桁目から 12 桁目にあるデータによって 5 桁目から 7 桁目にあったデータが置き換えられます。「COPY 10
」を入力すると、10 桁目の文字が前に 5 桁目にあった文字と置き換わります。
- 「Exit」機能キー (F3) を使用して変更内容を保管するか、または「Cancel」機能キー (F12) を押して変更内容を破棄します。変更内容のログが印刷されます。次に別のブロックを選択して更新するか、またはこの機能を中止します。