データ・セット表示と変更
サポートされるデータ・セットに保存されているデータを表示するには、次の表示ユーティリティーを使用するか、編集ユーティリティーを使用します。
以下の手順は、FMN エディターに関して提供されています。ほとんどの場合、これらのアクションを編集または表示のいずれかにおいて実行できます。どちらの場合も、「エディター」という用語が使用されます。同様に、「エディター・セッション」という用語は、View エディター・セッションまたは Edit エディター・セッションのいずれかを示す場合があります。
この章で説明されている多くのタスクは、テンプレートを使用する必要があります。詳しくは、「テンプレートの作成と編集」を参照してください。
View Utility (表示ユーティリティー)
「View Utility (表示ユーティリティー)」(オプション 1) では、データの表示と一時的な変更を行うことができます。ただし、表示しているデータ・セットへの変更を保存することはできません。変更を別のデータ・セットに保存することはできます。
表示ユーティリティーを使用して File Manager エディターを開始する場合、これは「表示エディター・セッション」(または単に「表示」) 中であると呼ばれます。
ISPF 表示と類似の表示機能は、Edit Utility (編集ユーティリティー) と本質的に同じように機能するエディター・セッションを提供しますが、データ・セットに排他的にアクセスする必要はありません。この機能には、データへの一時的変更を保持できるインターフェースがあります。これは、例えば、ライブ・データを変更するリスクを発生させずに変更を評価する場合に役立ちます。
- APPEND
- 現行エディター・セッションにある指定のレコードを別の (既存) データ・セットに追加します。
- CREATE
- 現行エディター・セッションにある指定のレコードから別の (新規) メンバーまたはデータ・セットを作成します。
- REPLACE
- 現行エディター・セッションにある指定のレコードで別の (既存) メンバーまたはデータ・セットを置換します。
- SAVEAS
- 現行エディター・セッションにある現在表示されているデータを、他の (新規) メンバーまたはデータ・セットに保管し、指定したメンバーまたはデータ・セットの編集に切り替えます。
関連トピック
Process Options Help
───────────────────────────────────────────────────────────────────────────────
View FMNUSER.TEST.DATA(EMP) Top of 40
Record AT TOP Format TABL
REC-TYPE NAME EMPLOYEE-NO AGE SALARY MONTH(1)
#2 #3 #4 #5 #6 #7
AN 1:2 AN 3:20 BI 23:2 BI 25:2 PD 27:4 BI 31:4
<> <---+----1----+----> <---+> <---+> <---+--> <---+----1>
****** **** Top of data ****
000001 01 Garry Northfield 7712 56 75111 6
⋮
000006 01 Ron Turtle 5006 35 100000 28
000007 01 David Nelson 2257 47 100000 44
┌────────────────────────────────────────────────────────────────────────────┐
│ Save is not possible in a View session. Use Edit if you want to be able to │
│ save changes. │
└────────────────────────────────────────────────────────────────────────────┘
Command ===> Scroll CSR
F1=Help F2=Zoom F3=Exit F4=CRetriev F5=RFind F6=RChange
F7=Up F8=Down F9=Swap F10=Left F11=Right F12=Cancel
Process Options Help ─ ┌─────────────────────── View Warning ────────────────────────┐ ───────────── V │ │ Top of 40 │ You are currently in Data View mode: │ Format TABL │ │ MONTH(1) │ Press Enter to confirm exit from View. No changes will be │ #7 │ saved. │ BI 31:4 │ │ <---+----1> * │ Enter the END or EXIT command to return to View, where you │ 0 │ can use the CREATE or REPLACE commands to save your │ 6 0 │ changes. │ 30 0 │ Command ===> │ 7 0 │ F1=Help F2=Split F3=Exit F7=Backward │ 5 0 │ F8=Forward F9=Swap F12=Cancel │ 14 0 └─────────────────────────────────────────────────────────────┘ 28 000007 01 David Nelson 2257 47 100000 44 000008 01 Jim Alexander 1332 63 125000 47 ⋮ 000012 01 Liz Hurring 3789 40 66000 44 Command ===> Scroll CSR F1=Help F2=Zoom F3=Exit F4=CRetriev F5=RFind F6=RChange F7=Up F8=Down F9=Swap F10=Left F11=Right F12=Cancel
Edit Utility (編集ユーティリティー)
Edit Utility (編集ユーティリティー) (オプション 2) では、データの表示と変更 (レコードの挿入、削除、または変更)、および行った変更の保存ができます。
編集ユーティリティーを使用して File Manager エディターを開始する場合、これは「編集エディター・セッション」(または単に「編集」) 中であると呼ばれます。