ASCII 変換
「Set Tape Processing Options (テープ処理オプションの設定)」パネル (オプション 0.3) の「ASCII」入力フィールドは、以下を除くテープ入出力オプションのすべてにおいて、テープ・データを ASCII 形式と EBCDIC 形式の間で変換するために使用します。
- テープの初期化 (オプション 4.12)
- テープ・ブラウズ (オプション 4.1)
- テープ・ラベル表示 (オプション 4.8)
- テープからラベル付きテープ (オプション 4.2.3)
- テープとテープの比較 (オプション 4.9)
- テープの更新 (オプション 4.3)
テープ・ラベル表示の場合には、必要に応じて ASCII 変換が自動的に実行されます。テープの初期化とテープ・ブラウズの場合には、それぞれのパネルに ASCII 入力または出力を指定できます。その他の機能の場合には、FMN では変換はサポートされません。
ASCII データは、FMNA2E テーブルを使用して EBCDIC 形式に変換されます。EBCDIC データは、 FMNE2A テーブルを使用して ASCII 形式に変換されます。データをある ASCII 形式から別の ASCII 形式に変換するには、FMNA2E が FMNE2A とは異なるように、これらのテーブルをカスタマイズしてください。(詳しくは File Manager for z/OS Customization Guideを参照してください)
テープ・データを変換するには、「Set Processing Options (処理オプションの設定)」パネルで「ASCII」入力フィールドを適切な値に設定してください。
- NO
- データは変換されません。これは、デフォルトです。
- IN
- ASCII テープ・データを EBCDIC 形式に変換します。
- OUT
- EBCDIC データをテープ出力用 ASCII 形式に変換します。
- BOTH
- テープ・データをある ASCII 形式から別の ASCII 形式に変換します。
注: ラベルまたは可変長形式テープを変換すると、誤った出力が作成されることがあります。