既存値の上書き入力

突き合わせのもう 1 つの方法は、既存の値を上書き入力する方法です。例えば、「Abend」列に障害項目に対して S0C4 という値が含まれる場合、4 を 1 に上書き入力して値を S0C1 にし、Enter キーを押します。これにより、実行された MATCH は異常終了値 S0C1 を持つ障害項目のみを表示するようになります。

ワイルドカード文字を使用して、汎用 MATCH 値を指定できます。サポートされているワイルドカード文字にはアスタリスク (*) と % 記号があり、それぞれ 0 個以上の文字と 1 文字のみを意味しています。

Enter キーを押す前に、任意の数の値を上書き入力できます。ただし、同じ列の値が複数の行で上書き入力された場合、その列に対して最後に上書き入力された値が使用されます。

既存の値を上書きする方法は、既に表示されている値によく似た値で突き合わせを行う場合に、特に便利です。単に表示されている値を目的の値に上書き入力し、Enter キーを押すだけで MATCH が実行されるため、最低限の入力操作だけで済みます。