XFACILIT インプリメンテーション例 3ACF2 の使用

OEM セキュリティー・サーバーは、以下の ACF2 コマンドのように、特定の製品に変換されたコマンドを必要とします。このコマンドの要件は、RACF® の場合と同様に、SAF RACROUTE 要求がその OEM 製品に対して同等の戻り情報を提供することです。以下に、ACF2 の例を示します。

$KEY(TEST)
 ZZ.HISTORY.- UID(<string for MVS support>) READ(A) WRITE(A) ALLOC(A) EXEC(A)
 ZZ.HISTORY.- UID(*)
この場合、TEST.ZZ.HISTORY.* ヒストリー・ファイルには、<string for MVS support> リスト内のユーザーのみが直接アクセスできます。
$KEY(IDIHIST_USERID_DSN) TYPE(XFC) or $KEY(IDIHIST_GROUP_DSN) TYPE(XFC)
 -.TEST.ZZ.HISTORY.- UID((<string for MVS support>) ALLOW
 -.TEST.ZZ.HISTORY.- UID(*) SERVICE(READ,UPDATE) ALLOW
TYPE(XFC) は、XFACILIT クラスのデフォルトです。このセットアップでは、一般ユーザーは READ 権限および UPDATE 権限のみ許可され、MVS サポートのみが障害項目を明示的に削除できます。ただし、各ヒストリー・ファイルの SetMaxFaultEntries/SetMinFaultEntries 設定によっては、Fault Analyzer が自動的に削除を行います。