ヒストリー・ファイル障害項目のアクセスの管理
ヒストリー・ファイルへのアクセスの管理は、セキュリティー・サーバー・データ・セット・プロファイルを使用することでしかできません。例えば、所定のヒストリー・ファイルは、すべてのユーザーに同じアクセス権限が付与されている単一部門内でのみ使用される場合です。この場合、すべてのユーザーには通常、ヒストリー・ファイルに対して少なくとも UPDATE アクセス権限が付与されます。したがって、新規障害項目の作成と、作成者に関係なく、既存の障害項目の表示、変更、または削除を行うことができます。
さらに詳細に個別の障害項目へのアクセスを制御する必要がある場合、Fault Analyzer は XFACILIT リソース・クラスの使用をサポートします。これについて、以下で説明します。
注: XFACILIT アクセス権がある程度の処理オーバーヘッドと関連している場合、CICS® または IMS™ などのパフォーマンスが重要なアプリケーションには、ヒストリー・ファイルと通常のデータ・セット・プロファイル・アクセス権を使用することができます。