デフォルトの列レイアウトの指定

ビューのレコードの 1 列目に -HistCols キーワードを使用すると、デフォルトの列レイアウトを指定できます。

ヒント: ビュー記述も必要な場合、このオプションを先頭のレコードに指定することは避けてください。

-HistCols キーワードに続けて、Fault Entry List 画面の列のリストを括弧で囲んで記述する必要があります。列名リストの構文およびフォーマットは、FAISPFopts(HistCols(...)) オプションと同じです (FAISPFoptsを参照)。Fault Entry List Column Configuration 画面から、列を望ましい形に構成した実際の Fault Entry List 画面 (Fault Entry List の列構成を参照) をカット・アンド・ペーストすれば、簡単に列名リストを取得できます。

完成した -HistCols 指定は、単一のビュー・メンバー・レコードに適合する必要があります。複数レコードの連結はサポートされていません。

-HistCols の指定においては、キーワードそのものも含め大/小文字が区別されません。キーワードの後の開き括弧文字の前には、ブランク文字がいくつあっても、またはなくても構いません。

単一のシングル・ビュー・メンバー内で複数の -HistCols 指定が検索された場合、最後の指定のみが有効になります。

デフォルトの列レイアウトを指定しているビュー・データ・セット・メンバーの例を示します。
* All IMS history files
-HistCols(IMS_Pgm  Jobname  User_ID  System   Abend Date       Time    )
SYS1.IMS.HIST
SYS2.IMS.HIST