SCOPE 基本コマンド
編集またはブラウズ・セッションでは、「scope (有効範囲)」とは以下の範囲のことです。
- コマンドが作動する範囲。
- 表示するためにセグメントを検索する範囲。
SCOPE 基本コマンドによって、有効範囲を、現行のデータベース・レコードまたはデータベース・レコード全体のいずれかに変更することができます。
構文
- DB
- コマンド操作の有効範囲は、データベース全体です。複数セグメントのディスプレイでは、データベースの終わりまでスクロールします。
- REC
- コマンド操作の有効範囲は、現行のデータベース・レコードに制限されます。複数セグメントのディスプレイでは、データベース・レコードの終わりまでスクロールするだけです。
このオプションがアクティブの場合は、ルート・セグメントに対して出された NEXT 基本コマンド と TWIN 基本コマンドによってのみ、別のデータベース・レコードへまたがることができます。これらのコマンドの場合、データベース・レコード境界に到達すると、ポップアップ・パネルが 表示されます。ポップアップ・パネルでは、別のデータベース・レコードに移動するか、コマンドを取り消すかの オプションを選択できます。
編集またはブラウズ・セッションの有効範囲の初期設定を変更するには、「Editor Options (エディター・オプション)」パネル (オプション 0.5) で、「Set SCOPE REC (SCOPE REC に設定)」オプションを選択または選択解除します。