DPRINT 基本コマンド
DPRINT 基本コマンドは、ブラウズ・セッションまたは編集セッションに使用可能なデータベース・セグメント内のデータを印刷します。データ印刷機能の出力は、印刷オプションの現在の設定によって決まります。
構文
- 1
- 現在位置のセグメントを印刷します。
- ALL
- データベース内の現在位置からデータベースの終わりまでのすべてのセグメントを印刷します。
- number
- データベース内の現在位置から次の number セグメントを印刷します。
印刷出力の形式は、現行表示形式によって決まります。
- CHAR
- セグメントは文字モードで印刷されます。
- HEX
- セグメントは 3 行に印刷されます。
- LHEX
- SET DUMP オプションによって、データの印刷方法が決まります。ACROSS の値によってシステム・ダンプ形式が作成されます。UPDOWN の値では、2 つの 16 進数行の上に 1 つの文字行がくる File Manager/IMS の HEX 形式が作成されます。
- TABL
- FM/IMS は、フィールドまたは見出し名を持つ列内のセグメントをフィールド・タイプに従って形式設定された列見出しおよびデータとして表示します。この形式での表示は、 現行印刷幅に応じて切り捨てられることがあります。
- SNGL
- 印刷出力の左側には、フィールドまたは見出し名が入ります。右側には、フィールド・タイプに従って形式設定されたフィールド値が入ります。
ビューとデータベースが関連付けられている場合には、印刷するセグメントの選択時にセグメント選択基準が適用されます。
DPRINT は、現行パネルがズームされているかどうかを考慮しません。したがって、ズームされた SNGL 形式を表示していても、それはズームされた TABL 形式と同じであるため、DPRINT は引き続き TABL 形式を使用して印刷します。また、DPRINT は、現在の SHOW (SHOW (REC) 基本コマンド) の設定も考慮しません。このことは、DPRINT の出力に、現在「IMS Data (IMS データ)」パネルに表示されていないセグメントも含まれる場合があることを意味します。
形式が TABL または SNGL である場合には、DPRINT はビュー情報を使用して、フィールドを形式設定し、組み込みまたは除外します。